ご存じファーストガンダムの安彦版コミックがついに登場。アムロがガンダムを起動させ、シャアとの壮絶な闘いを繰り広げる様を綿密に描く。ファン必見必携の1冊。
UC0153年、サイド3に暮らすフォント・ボーはある日、褐色の青年と可憐な少女に出会い、“エンジェル・コール”を巡る争いに巻き込まれるが…。今度の舞台は「Vガンダム」!新「クロスボーン」ついに発進!
オペレーション・メテオ再び!カトキハジメによって生まれ変わったガンダムに乗り、新生『新機動戦記ガンダムW』が今、始動する!新たに描かれるデュオやヒイロたちの戦いを見逃すな!
1978年、富野ヨシユキは昔の同僚である安彦ヨシカズの元を訪れ、あるアニメの企画書を手渡す。その企画書こそ、後に一大ブームを巻き起こす国民的アニメ『機動戦士ガンダム』だった…。
入学したMS訓練学校エコールの真の目的は?そして劣等生アスナの出生に隠された秘密とは?優等生エリシアの今後は?美樹本ガンダム開幕!
新しい機動戦士ガンダムの決定版! ジオン軍から逃亡した裏切りの連邦部隊=アグレッサーに所属する少年パイロット チェイス・スカルガードの運命は!? 孤立した組織の中で彼は何を想って戦うのか!?
人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させることで始まった「宇宙世紀」。そして宇宙世紀0079年、地球から最も遠い宇宙都市・サイド3が「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府に対し独立を宣言。戦争を挑んだ。開戦から一年近くが経つ現在、大規模な戦争により破壊されたスペースコロニー(人工の大地)や戦艦の残骸が大量に舞う暗礁宙域・通称“サンダーボルト宙域”では、制宙権を握るジオン公国軍と、奪還を目指す地球連邦軍による激しい戦いが行われていた―――。『MOONLIGHTMILE』でリアルな宇宙開発を舞台にロマンを描く太田垣康男が、自らのルーツである『機動戦士ガンダム』に挑戦!驚愕のメカ描写、太田垣流リアリズムを背景に激突する、蒼き主人公たちの躍動に注目を!!
左利きのザク、出撃。宇宙世紀0079。地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑む。一年戦争と呼ばれるこの戦いは激化の一途をたどり、総人口の約半数を死に至らしめることに。そんな中、宙域では戦況打開のため、ジオンによる新たな部隊が編成されていた。隊長機は、「左利きのザク」そのパイロットの意外な正体とは―――!?
ガンダムと忍者漫画に精通した“わかっている”アイデアが秀逸。多数の“忍”専用モビルスーツのバリエーションも楽しめる上に、スピーディーでありながら密度も高い! 今でもファンが多い旧バンダイ出版課のコミックスを代表する1冊です。大気圏突入奥義「イズナ落とし」は先頃もネットで話題騒然! 今回、電子書籍化するアスキー・メディアワークス版(2005年)カバーのモビルスーツ“Gの影忍”リニューアルデザインはメカデザイナー柳瀬敬之氏。・プロモデラーNAOKI氏が原型制作したガレージキット「Gの影忍」(キャラホビ2011で限定発売)のフォトグラフ、バンダイ版コミックス表紙、柳瀬敬之氏の設定画などを特別収録【あらすじ】宇宙世紀は戦乱の世。その漆黒の闇を人知れず駆ける影…それが忍びである。義を重んじる忍の者リョウガは、最重要機密であるジオン要塞の見取り図を託され、専用モビルスーツ”G”を駆り連邦軍司令部に急いでいた。しかしそこにジオンの放った三人組の刺客(モビルスーツ)が急襲。「ミノフスキー隠れの術」など様々な忍術を駆使して一人ずつ打ち倒すものの、最後に残った敵の頭とは力の差が歴然だった。その時心の中に師匠の言葉が響く「リョウガよ心眼を極めよ!」、我に返ったリョウガが心を静め悟りの境地に入った瞬間、目の前に「悟」スイッチが現れた!
赤い流れ星が落ちた次の日の朝、とあるアパートの一室で目覚めた男は、それまでの記憶を全て失っていた。彼は「シャア」なのか?それとも単なる他人の空似か?謎が謎を呼ぶ?ネオ・ガンダム・ギャグ!!
『機動戦士ガンダム』の生みの親の一人であり、マンガ家として歴史や神話を題材にした傑作を世に問うてきた安彦良和。『宮崎駿論』などで注目される気鋭の批評家が20時間にわたって聞き取った、『機動戦士ガンダム』の神髄とマンガに込められたメッセージとは? 2019年は『機動戦士ガンダム』テレビ放送開始から40周年。戦争・歴史マンガの多彩で豊饒な作品世界、日本の歴史、あの戦争、いまの社会――。40年を超える、過去から未来への白熱討論!
宇宙世紀シリーズ映画「機動戦士ガンダムNT」を、「ガンダムUC バンデシネ」のタッグ福井晴敏×大森倖三が、映画では描かれなかったオリジナルエピソードなど新要素を盛り込み堂々コミカライズ!!
「あッ徳光くん ティターンズって何?」1985年 Zガンダム第一話TV放送直後学部一の美人からそう尋ねられたジオンおたくの答えは?そして20年後そのジオンおたくは「劇場版Zガンダム~星を継ぐ者~」を観る!2005年5月発売ガンダムエース増刊「ZガンダムA」創刊号に掲載された試写会レポート漫画「いつか見た青い空を見上げる日」を「あッ徳光くん ティターンズって何?」と改題し短編単独電子書籍化!全20ページキミは刻の涙で生き延びる事ができるか!ぜひ、御読みください!(本書は「松戸アングラー隊第2巻」収録「いつか見た青い空を見上げる日」と同一の内容です)
宇宙世紀0089年――第一次ネオ・ジオン戦争は終結したものの、地球圏の騒乱は未だに続いている時代。サラミス改級巡洋艦“デルフォイ”に赴任してきた地球連邦軍の兵士ヨーンは、想い人のアイリスと一年ぶりの再会を果たす。しかし再会を喜ぶのも束の間、ネオ・ジオン残党が小惑星基地“ダモクレス”を占拠したとの報せが入る。地球に新たな危機が訪れようとしていた……。時代が大きく動こうとするその時、ヨーン駆る黒いMS・ガンダム[グリンブルスティ]が目を覚ます!!
U.C.0092――「忘れられたコロニー」ムーン・ムーンに暮らす光族の少年・ユッタは、コロニーに流れ着いたモビルスーツの残骸を目撃するのだが…!? 福井晴敏が手掛ける新たなガンダムサーガ始動! 大増ページ収録の1巻&2巻、計500ページ超を一挙に2018年9月同時発売!いま、禁断の宇宙世紀が語られる――。
ガンダムイベントレポート漫画集「松戸アングラー隊」が初単行本化!2004年に千葉県松戸市、松戸駅前にあった松戸バンダイミュージアム!その地下一階シアターB-oneでのみ上映されていた「機動戦士ガンダムMSイグルー」へのレポートに端を発し、あらゆるガンダムイベント、ガンダムグッズ、ガンプラ、ガンダムゲームに突撃取材をかけ、レポート漫画にしていく徳光康之が「それいけ!松戸アングラー隊」と題して月刊ガンダムA誌上で不定期連載していた作品!単行本化を熱望する声は多数あったが、何故か紙の印刷版は発行される事はなく、今、ここに電子書籍として初めて単行本化された!第1巻の本書は「松戸アングラー隊」と名乗るキッカケとなった2004年の松戸バンダイミュージアムでのみ上映されていた名作フルCG作品「MSイグルー」の第1~3話のレポート、「MIA」こと「モビルスーツ・イン・アクション」2004年発売のドム・セカンドバージョンおよびリック・ドムの完成品レポート、傑作ゲーム「ギレンの野望」を1998年のセガ・サターン版回想から2003年のPS2版「ジオン独立戦争記・攻略指令書」までを徹底プレイレポート!さらに巻末にガンダムA2002年冬号通巻第3号掲載の読切りで、漫画家と編集者のガンダム漫画のネタだしバトル「喫茶の攻防戦」と電撃ホビーに掲載されたカラー漫画「徳光四十郎ジークドム」を収録!巨大化し続ける「ガンダム」世界をイベント、グッズ、ゲームといった周辺コンテンツから読み解こうとする意欲作!ぜひ、御一読ください!
なぜ、ザクレロは、モノアイでは、ないのか?「機動戦士ガンダム」放映以来、長年数々の議論が戦わされてきた、この疑問に、ジオン専門教師・暴尾亜空(あばお あくう)が真っ正面から答えた妄想が本書「星に とどかなかった ザクレロ」である!「星に とどかなかった ザクレロ」を語る前段階として、ニセ暴尾が語る「ザクレロを量産していればジオンは勝てた!」妄想と「全ザクレロ、モノアイ化」妄想を「濃爆おたく先生 第2巻」第18話「すべての種類のNO」第19話「おれには口がある それでおれは叫ぶ」から全編収録!そして「星に とどかなかった ザクレロ」を語る第20話「公国立宇宙軍ザクレロの翼」を全編完全収録!有史以来、最初に宇宙船で宇宙を飛んだライカ犬クドリャフカとザクレロの関係とは?ガガーリンの「地球は青かった、そして・・・」に続く言葉とは?NASAはアポロ計画の事故多発をザクレロの何を採用する事で突破したのか?宇宙世紀以前の宇宙開発史妄想「星に とどかなかった ザクレロ」!ぜひ、御一読ください!
漫画「濃爆おたく先生」主人公・暴尾亜空(あばお あくう)が、その作中で繰り広げた数々の妄想、「ドム開発過程妄想」「ドム対ガンダム戦闘妄想」「ガンダム撃破妄想」を一冊に纏めたのが本書「ドムを創った男たち総集編」!「濃爆おたく先生」の各話で徐々に語られた妄想を完全網羅し収録!プロトタイプ・ドムの頭部動力パイプ断線事故!モビルスーツへのメガ粒子砲搭載への苦悩!ツィマッド社へのジオニック製OS強制!ドムのジェット・ホバー採用の発想の瞬間!現場主任キユウシ・ユウダンジの銃殺刑!黒い三連星の搭乗!青いドムが黒く塗り替えられる!オデッサ、白い悪魔ガンダムに撃破されたドムの残骸から戦闘データ記録ディスクを、脱出シャトル搭乗を拒否して捜索、回収!0080年2月、連邦軍施設内戦犯独房にて、キユウシ・ユウダンジがとった行動とは!!!これらは、すべて、妄想である!だが、その妄想が貴方を震わせれば、それは妄想を超えたものになる!震えるや否や!御一読ください!
「ジオン好きですか?」秋葉原で、そう尋ねる少女・ジオン空手二代目継承者「月蔵奈打(つきぐら・なだ)」は自分より強いジオン好き男を探し出すために勝負を挑む!来るべき宇宙世紀にガンダムを倒す子孫・一子相伝のジオン空手継承者を残すために!「ジオン空手・ジオンのために、その12、国葬アッパー」「その11、イセリナ・ダイブ」「奥義、その41、ゲルドル波」のジオン空手が炸裂!それに対するは、兄とガンダムゴッコを繰り返すうちに、生身の体でドムの攻撃が出せるようになった少女「木槍保留二亜(きやりほ・るにあ)」ジオン月面基地の名を持つ月蔵奈打とドムの生産ラインが存在した基地の名の木槍保留二亜の死闘は果てしなく続く!おたく漫画家・徳光康之が「萌え」に挑戦しながら「燃え」の格闘技漫画として昇華させたのが本書「妹ガンダム」である!ぜひ!御一読ください!
月刊ガンダムエース創刊2号から5作品、掲載された徳光康之の読切り短編集!旧ザクがアントニオ猪木のプロレス技でGMを撃破する「闘魂のMS-05」!漫画家と担当編集者のガンダムネタ出しバトル「喫茶の攻防戦」!パイロットではなくドムに、ドム自体に成るための学校・ドム専門学校の入学式を描いた表題作「ドム専門学校」!連邦軍量産型モビルスーツ・GMを好きな男との対決「GMの男」!ジオニストの夢を叶えてくれる「ジオニスト願望充足アンドロイド・まはる」!巻頭にはバンダイ本社にジェットストリームアタックをかける「MSinACTIONドム2ndVer直訴レポート」「MSinACTIONリック・ドム直訴レポート」電撃ホビーマガジンに掲載されたカラー漫画「徳光四十郎のジーク・ドム」を収録!さらに「妹ガンダム」第3、4、5話を一話にまとめた「見えないジャイアント・バズの少女」と「濃爆おたく先生」第1話を改題した「ドムに動力パイプが無い理由」を収録!巻末に「ドム専門学校」、さらに「サラリーマン蔵武郎」を収録!ぶっ飛びドムネタ、ジオンネタ満載の読切り漫画短編集!ぜひ、御一読ください!
ジオン公国の独立宣言より30年の年月が流れた夏!ふたつの大イベントが開催された!ひとつは、名古屋!「生誕30周年祭inNAGOYA ガンダムTHE FIRST」!このイベントでガンダムエースの連載漫画家・大和田秀樹・近藤和久・徳光康之が行った「ガンダムお笑い漫画道場」!サプライズゲストに富野由悠季総監督が登場し、漫画家全員を批評で滅多切り、皆殺しの富野発動の惨劇レポート!そしてもうひとつは東京有明!表題の「ジオン公国独立宣言30周年記念大博覧会」(表向きのイベント名は「ガンダムビッグエキスポ」)!ステージにザビ家の皆様が揃われ、ギレン総帥の演説にジオン公国民全員での「ジーク・ジオン!」!その模様を克明に記録したレポート漫画が本書である!震えるジオン魂!是非、御一読ください!
Ark Performanceが贈る、ガンダムと宇宙世紀の新たなる一ページ。時は宇宙世紀0096。「第二次ネオ・ジオン抗争」で分断された小惑星アクシズに向かう地球連邦軍調査団の中に、一人の美女の姿があった。彼女の名は、アルレット・アルマージュ。かつて「赤い彗星」と呼ばれた男の影を追い、少女はふたたび、アクシズへと帰ってきた。その前に立ちはだかるのは‥‥ガンダム!
宇宙世紀0089年、かつて木星帰りの天才と呼ばれたパプテマス・シロッコと関係があると思われる主人公マシロ・オークスは謎のガンダム・・・オーヴェロンと出会い、新たな戦乱へと巻き込まれていく。
2024年3月17日 「また、死ぬよ!」(伝説の大根役者ロバート・コーツの「迷演技」,リーダーズダイジェスト『世界不思議物語』より引用) 安彦良和による表情がコミカルでいいんだけど、一年戦争後期のギレンとかシャアが中々しやがらないんだ、これが。仏頂面や一物抱えた薄笑いばっかりでさも自分等をアレクサンダー大王やナポレオンと思ってるんだろうね。あの芝居がかった態度は。それが大変不気味であるんだが、不気味ゆえに彼らは強い。彼らの心持はナポレオン、カエサルであるからだ、英雄は容赦を知らない、それ故負けも知らない。 それに比べるとホワイトベースの乗組員はケツの青いひよっこもイイとこ。たかが仲間が将軍を尻に敷くと言う粗相をした程度で目を丸くして開いた口が閉まらない。彼らの振る舞いもまた芝居がかってるが、ギレンやシャアと違ってそこには英雄を憑依させた凄みなんか無い。あるのは一身上の苦悩と戦場での生の証を立てようと足掻く青臭さ、それだけだ。 然し、彼らはハムレットやヒットラーを憑依させて何かしらの大物になろうとしているシャアやギレンと違って自分を生きている。彼らが英雄にのめり込み過ぎて自分でも何でもない暴力の化身になり果てているのに対し、ホワイトベースの乗組員はちっぽけな自分でしかないが、それを貫徹していく最中に英雄に届かなくても何かしら自分を語るヒストリーを身に着けた。詰り立場は逆転したのだ、余りにも豊かな教養とバックボーンにより得た資格で歴史に寄り過ぎた男たちは、逆説的に歴史の中での自分の立ち位置を忘れて骸か神か以外の自分の存在を忘却した。これは結局誰よりも歴史と己の対比に自覚的であり、メタ的にシャアやギレンの思想的師となっていたマ・クベが結局不出来な部下一人教育できず、歴史のダイナミズムを意識したアムロたちに敗北を喫した(『アムロ0082』)姿を見ても窺えよう。 『ガンダム』は45年続くロングランのシリーズだ。その中で築き上げられた設定や歴史はとてつもなく膨大で長くそれを専ら漁るファンも大勢いる。然しそのような流れの中に於て『THE ORIGIN』はフラットな設定に紐づいた歴史に異を唱えるように、そこでの「健全なダイナミズム」を描き出す。勿論、これは安彦良和の一存の作品であり、とても「粛清」の域に至らないのであるが、それでよいではないか(安彦もそこまで考えてはいない)。 結局、こういう作品が打切にならず大団円を迎えた辺りに「ガンダム」は恵まれた作品であり、我々はそれを盲信の観念を払拭して健全に引き継がねばならない。これは『ガンダム』の意匠を用いた歴史漫画であり、この歴史に『ガンダム』が含まれているとの告白だろう。 P.S: 或いはジオンが、事故演出家した歴史とするなら彼らはヨーロッパで、逆に自分を規定する歴史を持たず力で押しがちな連邦はアメリカなのかもしれない。然し少なくとも作品の後者には、己を語る語彙を得ようとするチャンスがあるのだ。作品ラストにジオンの残党が連邦で再就職するオチは「何物でもない」余地、ナポレオンでもヒットラーでもないモデルをさがす余地をアメリカに求めた隠喩なのかもしれない。これは余談の通り、根拠の無いトンチキ歴史観だ。忘れてくれて結構。