東北地方のとある山奥、中学生のまちは熊を奉る神社に巫女として仕えていました。ある日、まちは後見人(人?)であるクマのナツに「都会の学校に行きたい」と訴えた。やる気はあっても根気はない、世間知らずのまちに、心配性のナツは都会で生きていくために必要なあらゆる試練を与えていく。
縁結びで有名なおっとり巫女・花野さんと、不器用で友達が少なく(カメとご神木だけ)、天然下ネタさく裂の権宮司・正信は、お互いに恋愛経験皆無の30歳。(もちろん処女&童貞!) そんなおぼこいふたりが友達からはじまり、カン違いにカン違いを経て恋がめばえていく…かもしれない過程を描いた、ほんわかギャグ4コマ! もう、もどかしすぎて、目が離せません!!!
高校進学を機に、霧野瞭(きりの・りょう)が下宿することになった神社には、 金に汚いうえ霊能力も持っていないインチキ霊能巫女・春夏冬楪(あきなし・ゆずりは)がいた。だが楪には、「悪事を働くと、自らの運を消費して、善行に変えてしまう」という 先祖代々の呪いがかけられているらしく、 心霊相談に来た依頼者たちを結果的に次々と幸せにしてしまうのだった──。心ほっこり心霊解決コメディ、開業(?)です!
魔法使いに恋い焦がれ続ける巫女・頼子。そんな彼女の住む街にやって来たのは、日本に憧れる見習い魔法使い・マリアでした。夢のような出会いに二人は「スキ」があふれ出して止まらない! 古都を舞台に繰り広げられるキラキラで、元気いっぱいのステキな日常をお届けします。
貧乏学生大家・昇太郎のボロアパートに現れた三人組、クールな眼鏡美女・マサミ、元気なボクッ娘・彩、無口なチビ巫女・朋絵。彼女たちの正体は、九尾狐、猫又、座敷童!? 彼女たちは「郵便屋」の「不幸の手紙」から呪いのチラシで町を守る、物の怪の巫女たちだったのだ! 不幸の手紙を受け取った者には、書かれてある通りの厄災が降りかかる。「潰れる」の手紙を受け取ってしまった昇太郎は、座敷童の霊力でアパートを守ってもらわなくてはならなくなって…!?
その昔、怪物を引き連れ人を滅ぼさんとした怪物の王は、邪神・ヤオロチを宿す巫女に心臓を奪われ封じられてしまう。残された怪物たちは王の心臓を取り戻すべく、毎日巫女に襲いかかるが、全然かなわぬまま千年が流れ、人類はすっかり大繁栄。現在はヤオロチを継ぐ女子高生・ユキに、襲いかかっては返り討ちの、平和な毎日を送っているのであった。キュートな巫女とおバカな怪物の「異」日常!
日中は街の学校に通い、放課後は実家の平明神社の手伝いで巫女をやっている「安倍晴風」。安時代から続く由緒ある神社… だったはずが、変わり者の祖父・定明と、彼に心酔する父・広のおかげ(?)で変な神社になっていて… ドタバタ4コマコメディ!
パワフル系巫女、クール系巫女、セクシー系巫女、なごみ系(?)巫女と神主の色ボケじいさんらが繰り広げるコメディ漫画。神社の裏側に迫りながら、巫女さん達の日々の日常やじいさんのセクハラ・エロネタが冴えわたります。これを読んでくれたあなたは巫女さんを好きになりまし… た?
キャサリン、カリフォルニアの大学4年生。東京の下町の小さな神社に「巫女さんになりたい」とやってきて住み込んでしまった。おかげで神社はてんてこまい!日系四世で日本語はペラペラ。ヒマワリのように明るくて憎めない。でも何か隠してることがありそう。Hey!キャサリン、Youは何しに日本へ!?大人気のシリーズ作品がいよいよコミックス化!!
三次への帰郷を果たし、代々女系の神主が務める神社に居候することになった少年、天津忠尋。幼馴染との再会も束の間、不可思議な怪異に襲われる――妖怪譚「稲生物怪録」をベースとしたラブコメ伝奇漫画、ここに開幕!
JC巫女とかね、もふもふした熊とかね、私の大好物がメインになった作品が『くまみこ』でございますよ。まいった!可愛すぎてね、何度も何度も何度も読み返しては、鳥取砂丘のように乾いた私の心に、じょうろで水をまいて潤いを感じさせてくれるような、そんな作品です。 舞台は東北地方のどこかにある熊出村。はっきりいって限界集落な熊出村には、中学生巫女の雨宿まちという少女と、人語を解する、半ば神の使いとして崇められている熊のナツがいます。 まちは都会に憧れていますが、長い田舎暮らしのため、一般常識はよくわかっていません。その点、クマのナツはブルーライトカットメガネをかけ、Nexusを操り、なぜか現代社会にとても詳しかったりします。 可愛らしいまちと、わりとリアルよりな造形ながらもふもふとした毛並みとつぶらな目が魅力的なナツのゆるい日常が限界集落を舞台に繰り広げられます。 都会に出たいというまちに、ナツはテストとしてユニクロでヒートテックを買いに行かせたり、ヴィレッジヴァンガードでDVDを買いにいかせたり……、そのどれもが、まちにとってはとてつもなく難しいことなで、いつも慌てふためいてしまうまちが非常にカワイイのです。 このまま延々と、まちの可愛らしさとナツのもふもふを語っていてもいいのですが、ちょっと待って欲しい。 はたして、この熊出村の山奥度合いがどのくらいかなのでしょうか。国道沿いのユニクロまで自転車で40分、ヴィレッジヴァンガードが入っているイオンも、国道沿いにあるようです。当然、ファッションセンターしまむらもあります。私個人が田舎の尺度にしておりますコメリ(ドライブしているととんでもない山奥にあってビックリすることがあります)がどのくらいの距離にあるのかが非常に気になりますが、数値的にみれば、意外と都会…な気がしなくもありません。 しかし、描かれている村の雰囲気や田んぼや森の様子は、ドライブで道に迷った時に、「助けがこないかもしれない」と不安に感じるような日本のど田舎の風景そのままです。都会に生まれ育った人間もなぜか感じる郷愁といっしょに、一人と一匹のとてつもなくカワイイものを愛でるのが、この『くまみこ』なのです。