うみがはしるえんどろーる
あらすじ
65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!
久しぶりに読んでステキ!と思えた作品でした。
『生き方上手』の故・日野原重明先生経由で知った、
哲学者マルチン・ブーバーの言葉
「人は創(はじ)めることを忘れない限り、いつまでも老いない」
が、ステキな言葉だなとずっと思っていたので。
本作の主人公も65歳という年齢ながら映画をつくるために大学に入りなおすとか、人生100年時代にふさわしくステキでした。
自分のやりたいことに気づく瞬間や、実際に動き出すために必要な環境が整っているタイミングとかは、人それぞれですもんね。
特に、そのきっかけになった海(カイ)という美大生の一言
「今からだって死ぬ気で映画作ったほうがいいよ」
の発言はシビれました。
年齢や性別とか関係なく、同じ創り手として同じ目線で主人公に言い切る姿はホント格好よかったです。
年老いた老人に、冷水と嘲笑することなく、
何か新しいことやったほうがいいよ、なんて中々言えないよなぁと。
この二人でどんな映画をつくり、どういう関係になっていくのか凄く楽しみです。
ほうがぷれぜんじょしこうせいほうきちえいこさん
あらすじ
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しょうわふぁんふぁーれ
あらすじ
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名無し
めもくらむたいしょうきねまろまん
あらすじ
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せかいはきょうもまわってる
あらすじ
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あいえすわすれないずっときっと
あらすじ
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うらかた
あらすじ
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あいのようにおどりなさい
あらすじ
シネマ興隆の昭和初期、ひとりの少女が撮影所で代役としてスカウトされる。女優として優れた天分を持つ記憶喪失の少女・柏木万葉。万葉の自分の過去を探す旅はこの時始まった――!!