ナチス政権下のドイツ。血のつながっていない両親とのどかに暮らしていた少年フランツ・ノインは、ある日突然ナチスの襲撃を受ける。ナチスは密かにヒトラーの血を持つ13人の子供をつくり、ドイツ各地で育てていたのだが、何らかの理由で彼らの抹殺を決めたらしい。ノインを密かに警護する命を受けていたテオ・ベッカーは、ナチスを裏切り、ノインと旅に出た。
神戸に住むドイツ領事の息子のアドルフは、パン屋の息子でユダヤ人のアドルフを通じて、アドルフ・ヒットラーのある秘密を知る。第二次世界大戦を背景に、その秘密をめぐり交錯する三人のアドルフの運命は? 初の一般週刊誌連載作品にして、第10回講談社漫画賞を受賞した著者後期の代表作、ついに登場! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT372~373『アドルフに告ぐ』第1・2巻収録
ドイツ・レーゲンスブルクの音楽学校、聖ゼバスチアンの塔に400年前から伝わる「オルフェウスの窓」―――男性がその窓から地上を見下ろしたとき、一番はじめに眼界に入った女性と宿命的な恋におちるという伝説を持ったその窓で、ユリウスとイザーク、またユリウスとクラウスはそれぞれ出会う。ところが伝説には続きがあり、その恋はオルフェウスとエウリディケの悲恋にならって必ず悲劇に終わるという…
時は19世紀半ば。18歳の若さで即位した美貌のバイエルン国王・ルートヴィヒII世。プロイセンとオーストリアが対立するさなか、ルートヴィヒII世は現実と逆行するかのように、ワーグナーの音楽に彩られた、絢爛な美の世界に耽溺していく。彼をとらえて放さないものは、幻想か狂気か。伝説の白鳥王・ルートヴィヒII世の物語が、いま幕を開ける──。
1830年、ドイツ連邦ザクセン王国ライプツィヒ。幼い頃に聴いたベートーヴェンに憧れたシューマンは、ピアニストのヴィーク先生に師事する。しかし、音楽の指導はおろか、任されるのは家事雑用ばかり。そして、ヴィーク家の一人娘・クララは過酷な英才教育を受けていたが徐々にその才能を開花させていく、。天才少女クララ、資産家御曹司メンデルスゾーンに囲まれた凡人・シューマンは「音楽」とどう向き合っていくのか…!? 19世紀に名を刻んだ音楽家たちのクラシカルミュージック青春ディスコグラフィティ開幕。
ドイツ武装親衛隊・最年少の17歳・リカルダ二等兵は、赤髪碧眼の参謀将校・バルラッハ大尉のもとで戦っていた。バルラッハは毒舌たっぷりにリカルダを叱ってはいたが、実はリカルダがいつ師団の男達にベッドに引きずりこまれるか心配でしょうがなかった!それぞれの信ずるものを貫く男たちをいきいきと描く【英雄ロマネスク】シリーズ第1弾、読み応えたっぷりで堂々登場!
全てを喰らい、全てを殺してきた――暴力の限りを尽くした狼王・ヴォルフは喰らった魔導師から呪いをかけられる。呪いの名は「愛」と「正義」。自らの意に反して悪を狩ることになったヴォルフは、はからずも殺した魔導師の孫娘・盲目のフェルスと共に旅をすることになるが――…!?王道ファンタスティック・サガ、待望の第1巻!
ヒットラの子供が13人いて、一人を除いては、殺してしまうという斬新なストーリー。 それぞれ、特殊能力を持っているらしい。 同期する能力って幅が広い。 4巻まで読了。 高橋ツトム先生の作品は、興味がどんどん湧いてきて面白くてとても好き💓