いろんな単行本のパターンで出ているから、実は微妙にセリフが違うバージョンとかありそうですね。
いろんな単行本のパターンで出ているから、実は微妙にセリフが違うバージョンとかありそうですね。
確かに今思うとそうかもしれないですね。火の鳥が特にそう思います。
手塚治虫対談集―続「虫られっ話」にその当時の話が載っているらしいです。
物語のスピード感や、バラバラだった入口が1つの物語を紡いでいくのはすごかったですね。
アカの人たちの描写や、友人の父親を射殺するシーンなど 可愛らしくて優しい絵柄のはずなのに、恐ろしくて恐ろしくて…。書き込みまくったホラー絵よりも、私には手塚先生の「アドルフに告ぐ」が一番トラウマです。
それ、すっごい分かります。友達のお父さんを殺すシーンは本当に怖かった。人を殺すということは、本来のひとのDNAに組み込まれているものではないから、それを続けていくとどんなふうに人が狂っていくのかを本当に上手に描いていると思いました。
自分もアドルフに告ぐが手塚漫画の中で一番好きです
後半は第二次世界大戦で終わらずにユダヤ人とアラブ人の対立まで描いたところがユダヤ人をテーマにした他の作品とは違う所が驚きました
あのシーンが、真の狂いのはじまりでしたよね…。「自然の摂理」みたいなものに逆らっていくことの恐ろしさ、凄まじさを感じました…それぞれのアドルフの目が怖いです。
実際に手塚治虫が戦争を体験している本人だということが大きいですね。この作品の材料として。
それが、一番の材料なのかもしれないですね…。実際に体験した人が伝えてくれる凄みみたいなものが宿っていると思います。
手塚治虫作品はすべての作品の根幹はそこにありますね。戦争という命を奪う行為が、やはり彼の作品のすべてを支えていると思います。
それを根底に据えて改めて手塚先生作品を読み直したくなりました。可愛らしい作品の中にも、どこか人の残酷さが見え隠れするような、はかないような、手塚作品には何かあると感じてましたが…もう一度手塚世界にどっぷり浸ってみたいと思います。
私は手塚治虫を超える漫画家はまだ現れていないと思っています。読んだあとに、しっかり考えることができるのは彼の作品だけですね。人の狂気にしっかりフォーカスをあてたからこそできた作品だと思います。
そうですね。私も、やっぱり漫画の神様は手塚先生だなと思っています(^_^)手塚先生がいてくれなかったら、今の漫画の形はないでしょうし…。「アドルフに告ぐ」の凄いところは語りきれませんが、フィクションとノンフィクションを織り交ぜて話を作ったところなんてもう最先端の技術ですよね、話作りの。そしてフィクションが混じっているにもかかわらず生々しすぎる人間の狂気、もはや完成度が高すぎて惚れ惚れしますね…。
ラストシーン、「そう来たか…」という感じでしたもんね。歴史の授業受けても、宗教にまつわる民族紛争について何もわからなかったし覚えられなかったけど、手塚先生のおかげで少し理解することができました。
私は小学4年生の時に初めて手塚作品の「ブラック・ジャック」を読みました。私にとって「ブラック・ジャック」は生き方を教えてもらった作品です。ちーずさんは手塚作品っていつ出会ったんですか?
私は、アニメなんですが、たぶん連続アニメか映画の再放送のどちらかで「ジャングル大帝」を初めて見たのが最初でした。壮大な音楽に、ジャングルの深い緑の中をレオが駆け抜けてくシーンが今でも印象に残ってます。たぶん連続アニメではなく、偶然映画の再放送を見たんだと思いますが…先ほどウィキペディアで制作された年など調べてみて、たぶん5歳くらいの頃だったようです。そのあと、早熟な友だちが(笑)小学校3、4年の時に図書室に置いてあった(漫画だけどはだしのゲンとブラックジャックは置いてありました)ブラックジャックを読んでるのを横目に見たところ、ちょうど手術シーンで気持ち悪くて衝撃的で、「今後絶対見ない!」と心に決めたのですが、少ししてまたアニメのブラックジャックが放送されると(主題歌はジャンヌダルクの月光花、エンディングは大塚愛でした)、あまりに面白くそこから自分でもブラックジャックを少し読んでみた感じです。ちゃんと読んだのは大学入ってからですね…!長くなってしまいすみません!
たぶん、1997年の映画のテレビ放映を観たんだと思います。大体テレビ放映って1〜2年後とかだと思うので、それだと計算が合います。子どもながらに、映像と内容がなにか素晴らしかったことははっきり覚えているのです。ぴっぴさんのお言葉で、もう一度映画観たいと今強く思ってます…!
白黒つけない、本当にそうですよね。曖昧だったり、その先を想像できるように終わらせてくれたり、そういう意味でとても誠実な作品ばかりだと思います。
ぴっぴさんのブラックジャック愛に、勝手ににやついてます。本当にお好きなんですね…!!いつまでも、いつまでも熱狂的なファンを生み続けるブラックジャックという漫画はとにかく凄いと思います。読売テレビのアニメ、そう言われてみるとなんか面白かったかな、くらいでピノコのきゅるるんとした可愛さしか印象に残ってないですね(苦笑)OVA版のブラックジャック、超絶観たいんですが…ぴっぴさんに情報もらえてよかったです…セクシーさが出てるなんて…もう…観たい(真剣)!!!色んなバージョンのブラックジャック本をお持ちとは相当なファンですね。ブラックジャックには私は一時期恋したことはあります。原作を読んで。あんなに強いのに、どうにかしてそばにいてあげたいような脆さを持った男性もいない…と思っています。
あれ!ちーずさんは、1992年生まれですか?だとしたら、私と同い年です!わぁ~(^。^)私もぴっぴさんと会話してて、もう一度ジャングル大帝を見直したくなりました♪
おおー!同い年のうえに、初恋がブラックジャックというところまで一緒です!!!きゃー!!小学校4年生でBJファンになったんですけど、BJって気持ち悪いよね、あのツギハギが。とか言われて、あまり共感してもらえず、孤独な思いをしました。
読売テレビBJは、のちに監督だった手塚眞さんも(手塚治虫の息子さん)BJを商業アニメにしたくなかったと悔やんでいましたね。まぁ、アニメって数字だから、いろいろ難しいんだろうなと思いました。
OVAのBJ絶対見てください!!!そして、見たら一緒に語りましょう!!!!(笑)いやーなんか、シャワー浴びるシーンで髪の毛が水で滴ってたりとか胸板が厚かったりとか、、、、イイんですよ!!(笑) ちーずさんは、BJの原作は今でもお持ちなんですか?もし、お持ちだったら、どのエピソードが一番好きですか?
ぴっぴさんのOVA版BJの解説を読ませていただきニヤニヤしていた1993年生まれの現在22歳(♀️)は、私です。うわ〜こんなに盛り上がれるとは…嬉しい限りです(泣)もしかしなくてもぴっぴさんの方が1つ年下ですかね?私、今までのお話しの中で20代後半くらいの方だと思ってました(笑)人のこと言えませんけど、その年齢でBJが初恋って結構他の子と話し合わないですよね…全く、みんなちゃんと読んでよ。私の場合、20歳くらいのときにちゃんと原作買って読み直して(とはいえまだ最初の10巻くらいしか集めきってないかな…?)そのとき恋に落ちましたね(初恋をBJに捧げたかったです)。全エピソードをおさらいできてないんですが、今のところ強烈に印象に残ってるのは鳥人間のお話とかですね。あれはなんか…読んでる最中はそうでもなかったんですけど、ずっと頭に引っかかってる作品です。鳥になった女の子にとっての幸せが何だったのか?を今日も車運転しながらふと考えてました…答え出なかったですけど。ぴっぴさんのもよろしければぜひお聞かせ願いたいのですが、これBJのトピに行った方がいいですかね?笑 長くてすみません…
た、たしかに(笑)BJのトピに行った方がいいですね。もうアドルフあんまり関係なくなっちゃいましたね(笑)でもいま、ちーずさんとお話してアドルフを読んでるので、またこっちに戻ってくるかもです!
BJのトピ立てましたので、こちらで話しませんか?http://manba.co/topics/10928
神戸に住むドイツ領事の息子のアドルフは、パン屋の息子でユダヤ人のアドルフを通じて、アドルフ・ヒットラーのある秘密を知る。第二次世界大戦を背景に、その秘密をめぐり交錯する三人のアドルフの運命は? 初の一般週刊誌連載作品にして、第10回講談社漫画賞を受賞した著者後期の代表作、ついに登場! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT372~373『アドルフに告ぐ』第1・2巻収録
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