16世紀初頭・フィレンツェ。芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。
ルネサンス華やかなりし15世紀のイタリアを舞台に描かれる天才彫刻家・ミケランジェロと大天使・ガブリエルのドラマ! 天地創造、ダビデ像など美術史上に燦然と輝く名作を数々造り出してきた彫刻家ミケランジェロのもとに偏屈でナルシスティックな大天使・ガブリエルが天界から落ちてきた。歴史的名作の創作にまつわる数々の秘話、伝説を歴史に忠実に、しかもドラマチックで大胆な独自の解釈で描くヒストリカル・ドラマ! 読めばきっと歴史が、美術が、漫画が好きになっちゃいます!
19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった!兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記!
明治17年岡山県にある造り酒屋の一人息子として生を受けた吾郎は、幼い頃から絵の世界に魅かれる。16歳の時、父親の不始末により一家は夜逃げに追い込まれ、吾郎は一人東京へ発つ。華やかな都会で愛に迷い、自由を求め、芸術を模索する…激動の芸術ロマン伝説!!
第1巻 「明治中期、ある村で二人の赤ん坊が生まれた」一人は地主の長男・川上龍太郎、もう一人は小作人の長男・大山竹蔵。二人は幼少の頃から絵を描くのが好きで、ライバルでもあり友でもあった。龍太郎の画家になりたいという気持ちは、次第に強くなっていく。しかし、家の跡取りである龍太郎は、両親に画家になることを反対される。一方、小作人であり家族を養わなければならない竹蔵も、絵を描くことをあきらめかけるが、龍太郎の東京へ出て画家になるのだという強い決意に押され、決意を固める。そして、二人は東京へと向かう。
バロック期、スペイン王宮…宮廷画家に登用されようと、王宮を訪れた青年、シルバ・ベラスケス。そこで彼が出会ったのは、自らを描いた肖像画を切り裂く少女、イサベル姫。どんな画家が描いた肖像画も気に入らないという彼女の心中は…? 久世番子が鮮やかに描き出す、スペイン王宮絵画物語、開幕!
クロード・モネ(31)は若き貧乏画家。愛する妻・カミーユ&息子ジャンと幸せに暮らしているけれど、主食は豆…。お腹をすかせたモネは親友のルノワールと一緒に…!? マネ、シスレー、モリゾなども登場!! フランス印象派画家たちのリアルグルメ!!
『仏像に恋して』の著者が贈る、日本美術史コミックです。縄文土器、阿修羅像から、庭園、浮世絵、近代美術まで、日本美術1万数千年の歴史をコミックで一気読み。7つの物語で、日本美術のすべてがわかります!
「女性美」を巡る“出色”絵画譚、ついに開幕。フランス、ドイツ、オランダ、イタリアの様々な時代を舞台に、クラナッハ、カラヴァッジオ、ベラスケス、ミレイ、ウォルターなど、実在の絵画の巨匠たちが登場。彼らと絶世の美女たちが交わる時、世にも妙なる“色”が現出する。その色は例えるならば、虹の彩光。その輝きに導かれ、美の探究者は、終わりなき旅に出る。
ダ・ヴィンチの裏文字に似たシミが浮かび上がる!壁画の裏から発見された残酷な死体が残す最後のメッセージとは…!?
“神のごとき”と称されるほどの天才芸術家、ミケランジェロ。だがその正体は、引きこもり、フケツ、女嫌い……自信家なのにコミュ障な、超変人だった!! そんな天才だけどめんどくさいオッサン、ミケランジェロの生涯を描いた、爆笑コメディ!!
大正4年、故郷・秋田から上京し、母親と貧しい生活をしていた西洋人形のような美少女・志乃田弥生は、美術学校で絵のモデルを始める。その美しい肢体で人気者になった弥生が、教師の奥田に女にされたのは上京して1年目の初夏だった。その後、何人もの男と関係をもった弥生は華麗に変貌し、少女ながら妖しい魅力を発揮する。そして運命の男、挿絵画家の夢谷吾郎と出会う…。
中世、貴族出身の女性が結婚もせず働くことは恥ずかしいこととされていた中、自分の力で画家として生きていくことを決め師匠に弟子入りし仕事をこなしていく。 女だからといわれ長ーい髪の毛を大勢の前で掻っ切るところは、これからの人生をかける覚悟と思い切りの良さを感じます。 そのぐらいしても認めてもらえない状況で、より良い絵のためだけに邁進する姿勢は見事! 師匠のレオさんも変わり者ですが、まっすぐ向かってくるアルテの事を受け止めて成長させてくれる師弟愛も見逃せません。まだまだ先が読みたいです!