ゆうひが丘学園中学に新任教師がやってきた!スケベで野蛮で声がデカい、だけど心あったかで生徒の人気者の大岩雄二郎だ。自ら名乗る呼び名は「ゆうひが丘の総理大臣」。いたずら好きのできそこないクラス2年D組の担任となり、ソーリ、ソーリと呼ばれながら、「よく遊びよく学べ」を実践する破天荒な授業で学園のカリスマ教師となっていく。実はソーリは超一流の東西大学卒業後、アメリカのコロンビア大学に2年間留学していたというエリート経歴の持ち主。美人教師の百田(ももた)先生や後輩の木念(もくねん)先生、ソーリのライバル伊井加(いいか)先生、2年D組いたずらトリオなどに囲まれ、ソーリの教師生活はてんやわんや!70年代に「週刊少年チャンピオン」誌上で大好評を博し、中村雅俊主演でテレビドラマにもなった作品が、いま電子書籍でよみがえる!
興奮すると鼻血を出すが正義感は強いリーダー秀一。ちょっとスケベなラーメン屋の息子ヨシオ。泣き虫のお調子者ひろ志。いつも能天気なハナタレ小僧・春夫。おませでわがままだけどさみしがり屋のアケミ。小学校内の落ちこぼれ「ドンベグループ」の個性豊かで愉快な仲間たちが騒動を巻き起こす!
あの日からぼくの青春は終わってしまったのだろうか……。キャンディーズが解散したあの一年前のあの日から。ピッチャーとして汗を流していた夏の高校野球も終わり、高校生に残されているは受験、たたひと筋!!しかし、見事に撃沈してしまう。浪人一年生・山岡恒太郎の誕生だ。予備校通いの日々だが、恋にも遊びにも心ひかれる青春期。浪人生の生活と心情をコミカルに描く青春話題作!!
女たらしで軽薄な高校2年生・愛甲恋次郎(れんじろう)は、実績がなくて不人気な剣道部の新入生勧誘で、下ネタ混じりの居合い演武とエッチな写真でたくさんの新入生を剣道部へ殺到させる。しかしそこに現れた転校生・志布志悦郎(しぶし・えつろう)は、恋次郎の行為を愚劣すぎると意見し、志布志と恋次郎は現剣道部の廃部を賭けて勝負する事に……!?
秀才だけどケンカはまるっきりダメな小学生・虎太(とらた)と、ガキ大将がそのまま大人になったような父ちゃん、まるで正反対な父子のにぎやかな日常を描いたファミリーコメディ。同級生の健次(けんじ)に殴られて帰ってきた虎太は、一発も殴り返さなかった事に腹を立てた父ちゃんに連れられて、健児とケンカの続きをするハメになるのだが……!?
テニスの名門校・白鷺(しらさぎ)学園に転入してきた、中学2年生の野生児・岡本純(おかもと・じゅん)。こともあろうに、テニスを“ハエたたき”と暴言して、誇り高いテニス部の怒りを買う。美しすぎる女子部員にコテンパンにのされた純は、悔しさを晴らすためテニス部に入部するが――!?痛快テニス漫画、開幕!
プロカメラマンを目指す少年・大野ゆたかが、カメラテクニックを学びながら人間的にも成長していく青春学園コメディ。兄貴分の園田にアドバイスされて望遠レンズを手に入れたゆたかは、新聞部の写真ニュースで学校のアイドル教師・五月あやめの知られざる私生活を隠し撮りすることに。そしてあやめの意外な姿を撮影するのに成功したゆたかだったが……!?
多感な男子中学生・吾妻真吾(あづま・しんご)の波乱に満ちた中学時代を描いた青春ラブストーリー。私立大和学園に通う中学生・吾妻真吾は、吾妻コンツェルンの息子でありながらもイタズラばかりの毎日を送っていた。そんなある日、赴任したばかりの美しき女教師・一条優子(いちじょう・ゆうこ)を転ばせてパンティの柄をチェックした真吾だったが、優子は涙を流して教室を飛び出してしまい……!?
よたろうは大工の家の次男。仲の悪い家族にあって明るいよたろう。後半、メグミちゃんが登場!1~2巻はギャグマンガですが、2巻の後半から友情や正義、努力などをテーマにした学園ストーリーに変化します。忘れかけていた子供の世界がよみがえる!
男をみがくためにケンカ道を極めようとする土佐の快男児・丹寅朝太郎(たんどら・あさたろう)の活躍を描いた熱血任侠コミック。幼少時代から父を助けるためにヤクザの事務所へ殴り込むほどの度胸を持つ中学一年生の朝太郎は、独自の任侠道を貫いてケンカ三昧の日々を送っていた。そんなある日、ケンカの報復で機関銃をぶっ放した朝太郎は、父に勘当を言い渡され、父の知り合いである勘介(かんすけ)と一緒に暮らすことに……!?
天性のゴルフセンスを持つ少年・戸橋矢一(とばし・やいち)が、スポーツの名門校・明華学園に入学して様々なゴルフ勝負に挑んでいく熱血スポーツドラマ。明華学園の補欠試験を受けに来た戸橋矢一は、面接で不適格となり、学科試験ではカンニングしたと誤解されて途中退場させられる。後日、なぜかスポーツテストを受験できる事になった矢一は、自分の順番になった時、母が事故で意識不明だと知らされるが……!?
昨今の教育現場の悲しい報道を見るにつけ、この作品の主人公、大岩雄二郎のような先生はもう絶滅してしまったのかと思います。昭和40年代生まれの私の感覚だと、たしか中学校のときに金八先生が流行りましたから、高校ぐらいまではこんな先生が残っていたんですけどね。水道が止まってしょうがなく風呂の残り湯でラーメンを作ったとか、エロ本で英語を覚えたとか、そんな話も聞きましたし、結婚前に自宅のアパートに遊びに行ったりしたこともあったし。スケベで野蛮で声のデカい、だけど心はあったか。まさに”ソーリ”のような先生には何人か巡り合ってきました。いまや漫画でもヤンキー上がりや任侠関係者、へたすると人間ですらない、という先生ばかりになってきて、時代は流れているのだと感じます。でもたまには超人でない兄貴分的な先生も見てみたくなるんですよね。先に生まれると書くくらいですから、それが本来の先生の姿なのかとも思いますし。現代ふうに設定を変えてリメイクすれば、むしろ今求められてる先生像ができあがるような気がしてなりません。