学園×執事もの漫画。女子の大好物みたいなストーリーと絵柄で、夢中になって読みました。執事達のビジュアルが良き。設定も細かくて読みごたえがありますし登場人物が多いのに、キャラが被らないところもいいです。メイちゃんがうらやましい〜!こんな設定実際にないだろ~!とか思いながらあっという間に読めます。ちなみにドラマ版も面白かったです。
まず、資料集かと思う位の情報量の多さ、これを覚えないと読み進めるのは難しいかもしれません。幾度となく映画・アニメが作られるほどの人気シリーズで、海外でも有名な作品なだけに、もう少し分かりやすい入門書があれば…と思わなくもない。SFを読み慣れた人に解説を付けてもらいたいです。
ダウン症のユンタくんを育てるお母さん目線の漫画です。作者さんの実話をもとにしているそうで、親の悩みや周りの反応などがリアルに描かれています。あんまりシリアスな雰囲気に寄りすぎず、お母さんとお父さんがとにかく明るい。障害がある子を持つご家庭、育児について知ることが出来ました。
無口な17歳の女子高生が、アルバイト先のファミレス店長(バツイチ独身)に恋をする話。全国のオッサンが一度は妄想したことがある夢のようなシチュエーションだが、ストーリーとしては現実離れしておらず、過激なシーンも無いため淡々と読み進められる。登場人物は性格の良い人ばかりで、読後感はタイトル通りとても爽やかな良作。
訪問看護についてのお話で、作者が漫画家でありながら看護師の方なので、興味を持ちました。看護の話はもちろん、看護師さん自身の働き方、子育てとの両立なども描かれています。そのため、どのように看護と生活や仕事を両立させるかという視点でも参考になります。 役に立つ内容ですが、堅苦しくは無いので、重い話でもさほど気負わずに読めます。看護師さんたちにもいろんなタイプの人がいて、その内心や本音がリアルに書いているところが親しみやすくて面白いです。
漫画アプリ【マンガボックス】で、一時期中核を担っていたとも言っても過言ではない作品です。 サイコサスペンス風ではあるけれど、あまり深く考えずに楽しむのが楽しい楽しみ方だと思っています。 作者もこういったギャグとシリアスがミックスされた漫画を現在も書いていますから。
この物語は、携帯やスマホが普及している現代では決してあり得ない、黒電話時代ならではの奇跡があるように思います。移り変わる桜の季節は、その時々で含む意味合いが異なり、感慨深さを際立ててくれます。桜の開花予想をニュースで聞く度にふと思い出しては、一刻館の面々にまた会いたくなるのです。
今流行のeスポーツと、こちらも今流行のJKギャルを掛け合わせた漫画。 漫画アプリ、サイコミで連載中ですが、まさにコメント欄でも毎回賛否両論となっています。 昔のファミコンならまだしも、今風のゲームを取り扱うのは難しそうです。
メンズ向けファッションマンガです。しかし内容は侮れず、男の人全員にとりあえず2話でいいので読んでほしいと思います。服の着方の基本の「き」を分かりやすく、取り入れやすく説明してくれています。女性にも学ぶ点が多いので、オススメです。
あまり馴染みの無い水泳の飛び込み競技漫画。飛び込み競技と言うどちらかと言えばマイナーな競技になりますけど、登場人物が魅力的で引き込まれてしまいました。コーチやライバルとの関係からはスポ根物のような印象も受けます。急展開な部分もあるのですが、その分、間延びする事もなく一気に読む事が出来ました。
ゴトウユキコさんが描く女性ってみんな柔らかそうでいいですよね。白くて。マシュマロみたいだなと思いながらいつも読んでます。そんな白いマシュマロが心身共に色んな意味でぐちゃぐちゃになるのがゴトウユキコですね。いや、人間ってのは全員ぐちゃぐちゃなマシュマロなんだと思います。 漫画家が主役の話もあるし、生きることに不器用な性格の子が多いので、モデルはゴトウさん本人なのかな?と思うこともあるのですが、それだけ身を削りながら漫画を描いてるって感じなのかもしれないですね。ロックに近いかもしれません。
主人公は娘を殺されて復讐の為に犯人を惨殺した男である。殺人を犯した後は刑務所に入っていたが刑期を終えて出所した。娘を失って心を病んだ妻を養うべく働きに出るも犯罪歴がバレると解雇されてしまう。これからどうやって生きていくか路頭に迷っていると怪しい男に声をかけられる。男は殺人歴がある者達をマンションに住まわせて報酬を与える代わりに殺人をさせていた。男は罪を犯したが裁かれることなくのうのうと生きているクズを殺すのだからこれは世直しなのだと言う。主人公は戸惑いながらも仕事を選べない身の上だからと殺人を続けていく、そんな中で自分は殺人を楽しんでいるんじゃないかという疑念が生まれてきていた…。 主人公の他にも殺人を依頼される者達が同じマンションに住んでるんですが、そいつらのキャラも濃くて面白かったです。シリアスというよりはエンタメだと思いますね。でも主人公の心理描写はちゃんと描かれてます。個人的に一番恐かったのは依頼があって殺しに行った婆さんでした。「こんな年寄りだけどねぇ…人を殺すのはこれで3人目…」こええよ!
先生と生徒関係ものの中ではすごく好きな方かもしれない! 二人の人間の性格が真逆できっちり別れていてどっちも魅力的 人間二人分しかもどっちも魅力的なのでこの二人、ずっと見てたいと思えてきます。 読んだ後に「ねぇ、この二人よくない!?」と誰かと言い合いたい感じ 早く続きが読みたいです
第一話の冒頭からいきなり主要キャラ3人が江戸から現代へタイムスリップします。一気に3人も?って感じで驚きましたが、これがキャラによって現代への順応スピードが違って面白いんです。 まずは主人公の花魁・仙夏さん。仙夏さんはクセの強い新人としてコンビニでバイトしたり順応度はまずまず。でも重要なシーンで決めてくれるのはやっぱり仙夏さんの手練手管な花魁の人を魅了するテクニックなので流石です。 次は女郎部屋の小間使いだった平吉ですね。平吉はずっと江戸が抜けず職質されまくりです。だんだん現代に慣れて乗り鉄やらメイドカフェやらオタクとしての才能が開花するのが面白かったです。 最後が新人遊女の寿乃です。現代への順応スピードが異常に速いです。公式のキャラ紹介でも「アグレシッブ」って書かれてました。都会の絵の具に染まっていく様子が痛快です。 全1巻として完結した後に続編が決定したようで、何事もなかったかのように2巻でもう一度タイムスリップしているのも面白かったです。
なんとなくジャケ買いをしてみたのですが面白かったです。他にも色々買ったのですが自分的に一番いい買い物はこれだったなと思いました。タイトル通りこの著者の漫画を読んだのは初めてだったのですが、読んでて違和感がなかった。ノーストレスだった。性別も世代も違うけどこんなに気持ちよく読めるのかと驚きましたね。逆の場合もたくさんあるから漫画の相性って面白いですよね。 とくに好きな話は「3・11金曜日」と「銀河追想」ですね。大地震の日の出来事を描いた話と渋谷のラブホテルに女の子を呼んだ話です。「3・11金曜日」ノンフィクションの面白さがあります。「銀河追想」は呼んだ女の子が声優志望の子でバカボンのママやメーテルの声マネをさせたという話なのですが、絵が丁寧な訳じゃないのにやけにエロくてびっくりしました。こっちはどこまで本当の話か分かりません…。他の作品も読んでみようと思います。
本屋でバイトしてた時にどしゃ降りでお客さんも来なくて「今日は暇だな〜」とレジでボーッとしてたらサラリーマンが飛び込んできて迷わずまんが道全巻を手に取って買っていったことがあった。今なら分かる。人には雨が降ろうが槍が降ろうが今すぐまんが道を読まなければならない衝動にかられる時があるのだ…。それがまんが道なのだ。 やっぱり一番好きなのは「なろう!なろう!明日は檜になろう!」の名言にあるように読むと向上心が爆上がりするところですね。才野も満賀もめちゃくちゃ才能あるけど、そんな二人だってこんなに努力してるんだから自分だってやってやるぞ!今日がダメでも明日があるじゃないか!明日があるって素晴らしいね…!と思えるんです。 あと、一人だったら心が折れてたけど二人だから乗り越えられたってシーンがたくさんあるじゃないですか。編集者のダメ出しにへこんだり原稿を落として仕事が無くなっても、お互いに励まし合ってるうちに新しいアイディアが浮かんでもう一度頑張ろうって思えたとか。こんな尊い友情が現実に存在したというだけでマジで泣けるし、一人で考え込むのって本当によくないなという気づきを得ますね。 それからなんと言っても手塚治虫先生の存在ですね。やっぱり圧倒的「神」なんですよ!手塚先生は!このまんが道を通して漫画界の神々たちの戯れをのぞかせて頂いてるんです。トキワ荘の敷金3万円を下宿先の両国のおじさんが貸してくれるって言ってくれた時もその優しさに感動したのですが、その後に手塚先生が肩代わりしてくれるという神展開があってビビりましたね。好きなエピソードです。 あと途中で倒産する出版社の編集者で、いつもは目立たないヤツなのに「漫画は映画じゃない。映画みたいな漫画を描いたってダメだ。漫画にしか出来ない表現をしなさい」みたいなことを言い出したシーンが印象的でした。
今では当たり前のセクハラ禁止も、それが問題にされなかった時代もあったんだなと考えさせられる話でした。
当時アニメになったりドラマになったり、金田一の孫と言うことで様々な所で話題になった金田一少年が、再び帰ってきました。 それも37歳という年齢で、もはや年齢的にはオッサンです。 しかしその少年「らしさ」が失われていないのはさすがと言ったところ。 高校生時代と違い、推理とは離れていたらしいのですが、旧シリーズを踏襲して、何度も殺人事件が起き、金田一最初の活躍となったオペラ座館で、再び推理を再開します。 往年のファンも、見たことが無い人間も楽しめる内容になっており、まだまだ金田一は現役なのだなと思い知りました。
土山先生が描く破天荒料理人の中ではかなり常識人よりだし優しさが感じられて好きです。 料理界を破門され、ギャンブルをしながら流しの料理人として生きる男・半次郎。 依頼人に莫大な金をふっかけると見せかけて、料理に対して人助けに対して真摯に向き合っている。 料理どころか設定にもちゃんとこだわるところがめちゃくちゃプロ。鎧着せて飯食うのは大変そうだけども。 稼いだお金は全部ギャンブルにつぎ込んじゃうところ以外は本当にできた人間だと思います。 刺激はだんだん強くしていったほうがいいと思うので、土山しげる先生の作品を読んだことがない人はばくめし!からはじめるのがいいと思います。 最初からぶん殴られたい人は食キングからがいいと思います。
絶対ほのぼのしてるなろう系異世界モノかな〜と思って読む。 途中から不穏な空気に! 地味に異世界スローライフものが好きなので、そういう本を探されてる方にはおすすめです。 国の介入で不穏な空気に〜とか、女騎士といい雰囲気に〜、とかお決まりな流れもあるんですが田舎で野菜を摘んで料理作るところは変わらずにいいです
児童相談所の職員が、殺人犯に結婚を申し込む。。って、謎が多すぎて理解し難い内容だけど、殺人犯の真珠は、一体何を企んでいるのだろう。 アラタと真珠が会うたびに心理合戦をしているようでお互いを探っているようで、本当は何を思い考えているのかわからない。 不思議すぎて読了後、1巻の最初あたりを読み直した。笑 なぜ結婚?!そこが一番気になる。 そして、やはり描写は幽霊塔と同じく、目を背けたくなるところもあるし、殺人犯と結婚て、不思議すぎるけど鳥肌がたつ感じを味わいたくて読んじゃいます。怖くて面白い。 まだ先は長そうだけど、ラストまで見届けたい。
いつもツンツンしている先輩が、根は優しいのにそれが周囲に伝わらず、時々みせる可愛らしい面にドキッとする感じ。 ツンデレ?ともちょっと違う感じがする。 本作は、あざとい感じをあまり受けないんですよね。 いわゆる露骨にデレデレせず、例えば顔真っ赤にしたハニカミの表情ですべてを物語るとか。これが良いんです。 目だけ彩色されているのも新しいですね。気持ちがグッと伝わります。 基本は、優秀な先輩なんでしょうけど、随所に背伸びしてポンコツになる具合もまた良し。焦ると方言も出るという可愛いおまけつきです。 2巻は後輩と沖縄旅行に行くらしいですが、どう暴走するのか気になります。
高校生でちょっとボーイッシュでおっちょこちょいな里香と、隣の席の一見クールなイケメン香川くん。二人とも、誰かを好きになる気持ちがまだイマイチわからない恋愛オンチ。そんな二人が友達になり、恋のこと、未来のことなどを語り合ううちに、お互いに惹かれ、めでたくカップルとなります。こんなに素直で純粋な若者っているのか!?と思うほど、里香も香川くんも自分の考えていること、気持ちをストレートにぶつけ合う様子は、見ていて気持ち良いし、時々自分の恋する気持ちに戸惑ったり、態度がギクシャクしたり、照れたりするふたりにキュンキュンします。とにかくお似合いのカップルで、漫画の中とはいえ、声をかけて応援したくなる笑。甘ったるくない、コミカルで爽やかなラブストーリーなので、男女問わず楽しめると思います。
オタク系サークルに所属する主人公たちの大学生活、オタク活動を描いた作品です。時代的には2002年〜2006年あたりの空気感です。 ちょっと世間と外れた趣味を持ったキャラクターが、それぞれの趣味を楽しみながら、時に人間関係や将来について悩んだりする姿がリアルで生々しいんですよねー。 私自身、オタク趣味を持っていますので、あるあるにひたすら共感しながら読んでいました。
色々とネタにされがちな「美味しんぼ」ですが、食材の知識や、料理に関するうんちくまで、いろいろ勉強になる部分は多いです。(特に初期の頃) 私自身はそういった料理には全く興味がなかったのですが、山岡親子に「食」のなんたるかを叩き込まれているようで、いつの間にか食に対する見方が大きく変わったような気がします。
「輪廻転生」が物語のキーとなります。 主人公の少女亜梨子(アリス)は北海道から東京に引っ越してきて都会に馴染めず辛い日々を送っていました。木や花を心の拠り所にしながら毎日を過ごしていますが実はこれも彼女の特殊な力と関わりがあります。 古き良き少女漫画の絵柄に抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう、しかしこの作品は実は男性も夢中になれるようなハードなSFファンタジーなのです。 不朽の名作、ワクワクしたい方は読んでください!
独特な世界観と、個性的な登場人物。絵は綺麗だし、セリフや場面展開のテンポもよい。堅そうな印象があったけど良い意味で裏切られた。これは人気がでるのもわかるなーと納得の作品。 刑務所帰りで弟子志願する与太郎のあっけらかんとした「人たらし」な性格と、難しいけど芸の迫力と色気がある師匠、八雲の対比がおもしろい。 登場人物一人一人の個性が光ってて、どの人物も魅力的です。ストーリー自体は少し大人向きで、読み応えがあります。 落語好きな人が楽しむのはもちろん、この作品をきっかけに落語を知りたくなる人も多いんじゃないかと思います。実際、落語をぜんぜん知らない私も、こんな世界があるのかー、と興味をもって読み進められました。
舞台は十九世紀の中国。主人公マオが味修行の旅を終え、広州の陽泉酒家に帰ってきたところから始まります。魅力的なキャラクター達と、まるで魔法のように豪華絢爛な中華料理を作る味バトルにワクワクが止まりません。マオ兄、相変わらずかっこいいです!
作者の実体験を基にした、美大を目指す女の子の話です。高校生女子の、自信過剰さや現実とぶつかって葛藤する心理描写がリアルです。シリアスだけでなく、東村作品ならではのギャグも満載で、面白く切なく楽しめる作品。社会人になってから読んだけど、学生の時に出会っていたらまた違う読み方ができたかなぁ。
夫に浮気されて自分に自信のない主人公が、モデルを目指すため頑張るストーリー。女は結婚しても子供を産んでも終わりじゃないと思える漫画で、もっと自分のやりたいことに挑戦したいなという気持ちになりましたね。妻でも母でもなく、自分の人生を生きたいと強く思える漫画です。元気をもらえました。
タイトルそのまんま 山と食欲と私(主人公:日々野鮎美)の漫画です 感染症のせいで外にいけない今だからこそ呼んで妄想したい漫画! 行きたい!奥穂高!! 孤独のグルメとかそういうのに近いかもしれませんね。 3巻まで読了! 山知識はしれっと絵で書き表してあったりで、やはりメインはご飯を食べること! 自分は山登ってからの温泉こそ最高派ですが、山頂で自分のコッヘルで飲み食いするのも最高っていうのはわかります! 料理と山の絵、女の子が頬張って満面の笑みを浮かべる超幸福度高い漫画! 真似したい!本当は真似したい!
平和を謳歌し続ける現代でなく、世界を敵に回した戦争に破れた混乱期を生き抜き、安藤組と言う愚連隊の一大組織を造り上げた漢「安藤昇」。その漢の半生を描いたこの作品だが、余り知る事の出来なかった安藤組と言う表舞台に登場する前の、若かりし頃のエピソードを非常に興味深く読ませて貰いました。愚連隊は悪であるが、善悪と言う次元を超越した太く爽快な生き様に、憧れるのは私だけだろうか。
鼻兎はかわいい。楽しそうに生きている。 家族も知らない、誕生日も知らない。いぬはおもしろい。 小林賢太郎と鼻兎はあまりに顔が似ているので、ついつい重ね合わせて読んでしまう。となると、いぬは片桐さんかなあ。 かわいいゆるーい漫画だけど、そこはかとなく漂う孤独の匂い。 自らの背景を何も知らない真っ白な鼻兎に小林賢太郎を見てしまうのは、舞台美術をほぼ使わないのにあるべきものが見えるラーメンズのコントに通ずるものがあるのかもしれない。 小林賢太郎信者は深読みしまくって、それ以外のひとはサラッと読める漫画だと思います。
絵柄からかそれとも内容か、読んでると安心します。 自分以外の人間がなにやってるかちょっと垣間みえて落ち着くって感じでしょうか? 激動でリズミカルな漫画も好きですがたまにはこういう漫画もいいな、って感じですね〜
絵がかわいいからわりと穏やかな雰囲気醸し出しつつ、めちゃ怖いです。。。ちょうど昨日ドラマも1話だけ見ましたが、今のところ漫画の方がおもしろいかなぁと。実写化して漫画よりおもしろくなる作品って個人的にはあまり見受けないですけどね。
読む前からわかってたけどやっぱ面白れ〜〜…!!新連載のたびに「ヤンキー漫画の名手」と表現される奥嶋ひろまさ先生ですが、今回読んでやっぱりヤンキーをかっこよく描く天才だなとあらためて思いました。 タイガー&ドラゴン(懐かしい)と呼ばれている主人公2人のよく喋る方・竜哉の、畳み掛けるような銭湯レポートがたまらない…!成り飯でファンになった自分は「これだよこれ…!!」と思わずニッコリしてしまいました。奥嶋先生の描くギャグシーンは毎回ボケがいいんですよね…かわいくて優しい。 そして「イケメンが風呂に入ったときにやってほしいカッコいい仕草」と言えばアレしかないと思うんですけど、それをバッチリ見せ場を作ってやってくれて「は〜〜!もう最高…!」という感じ。 しかもそのカッコいいシーンの見せ方がやりすぎてない、自然なところもまたいい。露骨に描きすぎると意図的なサービスシーンになってしまい「媚びてる」と感じるものですが、それがない。あくまでキャラの「カッコいい見せ場」というレベル。その匙加減が素晴らしい…! 2人が次にどんな銭湯に行くのか、今からメチャクチャ楽しみです。 【追記】現在、奥嶋先生が作画を担当しているBL作品『同棲ヤンキー赤松セブン』1巻の表紙も銭湯ですごく素敵です。こちらもヤンキー高校生が主人公ですが、生活描写がとにかく生っぽい実写ドラマのような作品ですのでこちらもぜひ…! https://comic-action.com/episode/13933686331613282934
こんなにもひとことでは表せない感情が渦巻く猫マンガは初めて読みました。 いや、もうハッキリ言おう。猫マンガって書いたけど猫じゃない。アイツ猫じゃないよ!でもいい子だしかわいいよね!!猫じゃなさすぎるから、名前を「ねこ」って付けちゃってるし。 キモくて怖いけど、それ以上に可愛いねこと、飼い主のイガイ。ふたりの間には、愛しかない。それは普通の猫と飼い主の間柄と何ひとつ変わらないです。 ねこのキモさを最大限表現したアニメーション作って欲しいです。
小さいおじさん、私は見たことないんですけど、都市伝説の中でも目撃情報が多いもののひとつですね。 この漫画にも小さいおじさんが出てくるんですが、なぜかいつも、走っている。 主人公がそれを目撃したあとには必ず車にはねられてしまうという、まさに「嫌なランナー」ということなのです。タイトルの付け方すごいな。 高橋留美子先生ファンの期待は裏切らない面白さです。いろんな人間の言動が絡み合って、主人公の運命がどこへ向かうのか、最後までハラハラさせられる。与田くんみたいな救いようのないアホが「おおっ」という行動を見せてくれるのもいい。
表紙と冒頭カラーの、パステルカラーよりももっと淡い色調のふわふわした感触に、暫しボーッとしてしまう。余りに目が慣れていなくて……でもカワイイ! 本編に入っても、丸い目の女の子達、お菓子、花模様にドットのトーン、そして主人公の父母のあしらい……この可愛さ、サンリオ的。 ♡♡♡♡♡ 主人公は有名子供タレントを妹に持つ女子高生。妹が可愛くて可愛くてたまらない彼女は、妹のために色々頑張るが、料理以外はいまいち不器用。 そんな彼女を妹は頼りなくは思うが、それで全然構わないとも思っているし、しっかりした妹はむしろ姉をリードしていく。 ポヤンとした姉を励まし、操縦し、慰め、それでも結局甘えてくっつく時の、損得抜きの信頼感が微笑ましい。 そしてそんな信頼に応えるべく、妹の無茶振りに奮闘する姉の懸命さ。 うーんこの二人、いつまでも眺めていたい……。 直接的な恋愛表現はほぼ無いが、姉妹の日々の触れ合いの中ではちょっとドキッとする場面もある。それでもいやらしさは無く、ただただ深く想い合う姉妹のやり取りが可愛らしく描かれていて、優しい気持ちになる。 その微笑ましさは周囲に伝わってゆく。妹のマネージャーは「キモい」と言われながらも姉妹を愛で、姉の親友は妹のファンだが、騒ぎ立てずに二人を大切に見守る。 マネージャーや姉の親友の言動に「わかる」と同意しながら、一緒になってファンシーでカワイイ仲良し姉妹を見守っていたい!
外国人を使ってニセの出産を装って出産一時金をガメる悪が敵。 巣来間の同僚のヴェリさんが殺されてしまったのがショック…
セレブな高校生たちが暇を持て余して、いろいろな事件を解決していくストーリー。倶楽部のメンバーの個性豊かで、みんなそれぞれ良いところがある。底抜けに明るく運動神経抜群のユウリが個人的に一番好き。メンバーそれぞれいろんな特技があるし、読みごたえのあるストーリーばかりで面白いです。
※ネタバレを含むクチコミです。
面白い新連載がスタートした! こいつは見逃せない!! ある生物がある時から地球に跋扈し始め、人類は蹴散らされ高い山へ逃げ延び、 かつての大地はガスで覆われ化け物たちの住処となってしまった。 人類の最後端、日本の北アルプスにて出会うのは、食べ物が食べられれば何でもいい優秀で合理的な軍人と、研究所の研究者と改造人間たち。 第1話 https://twitter.com/rokudaimaruei/status/1276675852332183552?s=21 1話目から超グッとくる設定と情報量! いやほんと、読んで楽しんでほしいから重要なところ書けないけど、改造人間たちと軍人の役割的な相性が最悪なほどに良いから、最高としか言えない。 合理的な軍人は、人間をシンプルに人的資源や数字と考えてしまうのかな…? だからこそ、アホガキ中身の怪力改造人間たちが上手いこと使われてて倫理観を完全に度外視で恐怖なんどけど、戦略としては正解としか言えない。 レベルEのアホ天才王子を想像してもらえると伝わりやすいかも。 ちょっとした狂気が予想を裏切ってくれる。 出会って、関係がセットされたところまでが1話。 ここからどうなってくんだろう? 物語の方向性自体はまだ見えないけど、軍人さんはご飯が食べられればとりあえずはいいのかな? 人類の逆襲がここを起点に始まるのかしら…? 世界観が素晴らしいから今後の展開から目が離せない! ジャンプSQ増刊に載っていた読切(「フィラデルフィアの棺」「黒後家蟹の推理」「銃後の勇気」)は読めてないけど、アフタヌーン四季賞の読切は強く記憶に残ってる! 『死よ来たれ』 殺意を失った人間たちしかいない未来で、突然変異で殺意を抱ける人間が生まれ、家族のを奪っていくが…。 思ってた展開より二段階くらい変化して最高だった。 https://comic-days.com/episode/10834108156652934204
19世紀南フランスを舞台にした美しき少年愛の物語です。ボーイズラブの元祖でしょうか。 寄宿舎学校で退廃的な生活を過ごすジルベール。ジプシーの血を引き浅黒い肌のセルジュ。 2人はそれぞれ心に傷を抱えており、繊細で痛々しくお互いを愛し合い、傷つけ合います。 その様子がなんとも美しく、哀しすぎて読むとしばらく動けなくなります。 とびっきり美しいもので現実逃避したいお姉さま方、ぜひご愛読ください。
池ジュン子先生の新連載…良き…ボサ頭眼鏡の着物男子をありがとう… 書道家青年・清水(きよみず)と、父親が亡くなって親戚にあたる清水に引き取られた女子高生・輝(ひかる)の同居ラブコメです。書道家とお嬢様コンビだけどまったくお堅くなくて、会話劇を書くのがとにかく上手い。 何故かぜんぜん学校に行きたがらない輝が面白い。 そしてかわいい柴犬が出てくる漫画にハズレ無し!
エロおもしろい! 女性の霊はイカせて逝かせる除霊師カムイ!! 1話目の4p目から5p目が、スマホで読むからこそ楽しめるめくりが効果的で見開きで驚きもあって好き。 https://urasunday.com/title/1218/114180 1話目メリーさん、2話目テケテケで、3話目こっくりさん。 今のところ全霊が女性の姿を取ってるけど、今後は男性霊として出てくることあるのかな? その場合どうなるんだろう…男性同士の絡みに…?
戦後日本のジャズを描くモーニングの新連載。 戦後、魂が抜けたようになった姉が唯一反応するのがベースだったので、戦時中に姉にベースを聞かせた人物を探しに東京へやってきて、とりあえずウッドベースを人前で弾くお虎だったが…。 ジャズと戦後の空気にワクワクする! 正直めっちゃ期待してます! http://d.morningmanga.jp/viewer/1584/1556
貧乏すぎて人を食べてる家族のコメディ? いろいろおかしな家族だけど、福満しげゆき先生らしく不穏さは感じさせず、ふーん、なんか分かんないけど変なのーって感覚すごく好き! webアクションが3月末スタートして続々連載始まってく中の一つで、楽しみ。 https://comic-action.com/episode/13933686331613282916
「天水館」の腐女子たちがとにかく個性的で面白いです。主人公の月海ちゃんの挙動不審な感じ、すごく分かります...自分も元腐女子なので共感しました。皆、ジャンルは違えど、いい感じの腐り具合で素敵です。全く姿を見せない漫画家の目白先生の存在感も見逃せません。天水館が本当にあったら居心地良すぎて出られなくなりそうです。
学園×執事もの漫画。女子の大好物みたいなストーリーと絵柄で、夢中になって読みました。執事達のビジュアルが良き。設定も細かくて読みごたえがありますし登場人物が多いのに、キャラが被らないところもいいです。メイちゃんがうらやましい〜!こんな設定実際にないだろ~!とか思いながらあっという間に読めます。ちなみにドラマ版も面白かったです。