関ヶ原の戦より4年、千人斬り伝説復活す!手には5尺の大太刀(おおだち)、背には太極図(たいきょくず)の紋、面(おもて)には鬼が如き深紅の眼(まなこ)!百万両の賞金首、その名は鬼眼の狂(おにめのきょう)!!賞金稼ぎ椎名(しいな)ゆやが知り合った薬売り、壬生京四郎(みぶ・きょうしろう)のもうひとつの顔が、鬼眼の狂だった。運命に導かれた2人の旅がはじまる――。
ここは木ノ葉隠れの里。忍術学校の問題児、ナルトは今日もイタズラ三昧!!そんなナルトのでっかい夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を越える忍者になることだ。だがナルトには出生の秘密が…!?
サバイビー
ボクはバズー。親や兄弟の顔も知らないミツバチだけど、ほかの昆虫の仲間たちと楽しくすごしていたんだ。ところが、スズメバチの集団に追われている同じミツバチから、『オーダイ』ってものを預けられて…!!
奪還屋――。「奪(と)られたら奪り還(かえ)せ」が信条(テーマ)の無敵の二人組……、美堂蛮(みどう・ばん)と天野銀次(あまの・ぎんじ)――!!それぞれが持つ不思議な能力をフル活用し、奪還屋のプライドとカンバンを掲げるGetBackers!!プロ中のプロだけど、情にも厚い男たちが引き受ける格安の依頼とは!?――依頼成功率ほぼ100%の奪還屋、GetBackersとはオレらのことよ!!
ひとり暮らしの中学生・美里優くんの家へ現れたのは、メイドのまほろさん。料理に掃除におフロのお世話(!?)までカンペキなまほろさんの正体は… 戦闘用アンドロイドだった!? TVアニメやゲームなど、さまざまなメディアで大きな広がりをみせ、一大メイドブームを巻き起こした名作コミック『まほろまてぃっく』がちょっとえっちなピンナップ付きの新装版で登場!! 第1巻はヴェスパー・ハイパー・ソルジャーMAHOROのピンナップを収録。
タカシがいる5年3組に、ある日やってきた転校生、田中太郎は、なんと宇宙人!!伸び縮みする手足に光線の出る目、取り外し可能な頭。さらに背中のレバーを回せば、おしりからカプセルを出すこともできるのだ!しかも、授業中に筆箱からミサイルを発射してビルをこわすわ、水をほしがるタカシのためにダムを破壊するわ、笑いすぎで頭を飛ばして太陽を割るわ、その行動はまったくなぞ!この太郎がとなりの席に座ったときから、タカシの受難の日々は始まった!変幻自在の奇妙な宇宙人ギャグに、きみはついていけるか!?
ブラブラバンバン
好きな女の子にフられた中学3年生の白波瀬歩。その夜、彼は公園で失恋を忘れるかのようにトランペットを吹いていた。と、そこへホルンの音が…。音楽に魅せられた美しきホルン奏者・芹生百合子は、エッチ的特異体質だった!!高校のブラバン部を舞台に巻き起こる、笑いと涙の官能的協奏曲!!
時代はキモめなド・中・年――!?こんなの初めて☆おゲレツ爆笑トラッカーGAG!!!!ビックリするほど人徳がなく、人を殺(や)れるほど濃い体毛。32歳、運送会社経営(不振)。ダメさのデパート状態の「アゴなしゲン」さんと、相棒・ケンヂ(ヒモだというのに無自覚ぎみな19歳)&ちいちゃん(薄幸系で色っぽすぎるケンヂの飼い主)たちが繰り広げる、超とりかえしのつかない青春!君は見たか……漢(おとこ)汁がほとばしる、くだらなすぎる感動をっ!!!!!
カバチタレ!
法を知らなきゃ泣きを見る。泣き見た人のドラマを読めば、生かせる法が頭に入る。「カバチタレ」とは広島弁で「文句や屁理屈を言う人」のこと。法律を知ってカバチをタレることができれば、人は泣き寝入りすることなく、自分たちの生活を守ることができるのだ。この物語の主人公・田村勝弘もまた勤め先の横暴社長の不当解雇にあって泣き寝入りするしかなかったが、ひょんなことから行政書士の大野と出会う。そして法は使い方次第と目覚めた田村は行政書士を目指すため大野事務所に補助者として入所する。
なにがって?金の掛かり方と挑戦心だ。 藤原カムイ氏の代表作はロトの紋章が有名だが、どちらかというとエンタメ性より実験性の高い作品を多く描いている漫画家で、この作品はおそらくその実験性と挑戦心で言えば氏の作品の中でも相当に高い作品であろう。 ストーリーを言えば、平和に暮らしていた姉妹の世界に謎の勢力が襲来して、世界から「色」が失われ灰色になり、人々は石となってしまい、妹も攫われてしまうのだが、なぜか平気な主人公と人の姿になった動物たちと一緒に7色の精霊たちを開放して、世界に「色」を取り戻そうという物。 どちらかというと童話的で、低年齢向けのシンプルなストーリーなのだが、なんとこの「色」本当に紙面で表現されているのである。 冒頭の数ページはカラーだが、序盤に色が失われると全編カラー印刷なのに白黒の紙面となり、赤の精霊を開放すると紙面に赤色が追加され、ストーリーが進む毎に色が増えていき、とにかく金も掛かれば手間もかかってそうな紙面。 描く方も描く方だが、描かせてくれる方も凄い作品である。 連載当時はインターネット黎明期でweb漫画なども個人サイトでは存在していたが、ココまで「色」を打ち出した作品は寡聞にして知らないが、れっきとした商業紙連載作品でのこれは相当な挑戦心を感じる。 先述したようにストーリー自体は童話的なギャグありの冒険ものだが、とにかくこの紙面の鮮やかさは素晴らしい。 しかしやはり全編カラーはモロに価格に跳ね返っており、1巻完結で2000円近い価格と、当時でも相当な値段の作品であった。 内容的には子供に読んで欲しいのだが、大人じゃないと手が出ない価格というのはやはり厳しかったらしく、当時でも部数は少なかったと聞くがさもありなん。 今現在は電子書籍やweb連載などでこの手の試みもやれるかもしれないが、その先駆性と実験性はやはり藤原カムイの作家性が存分に生かされている。 電子限定等でも復刊して欲しい作品である。