きりひと讃歌
奇病「モンモウ病」の原因究明のため、小山内桐人は犬神沢へわけ入った。そこで彼が見たものは!?そして、彼をまきこんだ陰謀とは!?手塚先生が、現代社会の病巣をするどえぐる、衝撃のヒューマン・ドラマ!!
白い狩人
必ず仇はとってやる!!大雪山のヌシといわれる巨大クマに、父、母、そして可愛い妹まで奪われた守人は復讐に燃え立ち上がった――。雄大な北海道の原野を舞台に展開される異色の動物劇画!!
しあわせ色の風景
パパが亡くなって、ママの北海道の実家で暮らすことになったむつみちゃんは、ちょっぴり意地っ張りでおてんばな女の子。ママと離れて暮らすことや、学校のことを考えるとすっごく不安だけど、優しいおじいちゃんやお隣の瀬川くん、それに可愛い動物たちを見ているうちに、なんだかファイトが湧いてきたみたい……。大自然の中で、初めての恋、母と娘の親子関係などに揺れる、むつみちゃんの青春が、今、始まります!
とべとべとんび
翼とあすかの兄妹は、ママと新しい街で花屋を開いた。でも死んだお父さんが墜落事故を起こした東西航空のパイロットだった為に、お客さんが来ない。翼たちまで『人殺し!』といじめられる始末。いじめっ子に反撃した翼は出て行けと責められ、死ぬつもりで手製の翼を着けて、団地の屋上からジャンプした。何とか助かった所へ、墜落事故の原因は機体の欠陥だったとの調査結果が入る。「引っ越してきたスゴいやつ」飛行機で飛ぶことを夢見る少年の、ペーソス溢れる奮戦記。以下「おいら小四、転校生」「応援演説に立候補」「大きないちょうの木の上で……」「テストなんかこわくない!」「くどきのテクニック」「まわれ~~~右!」「モミアゲ・オン・ステージ」「まわれ右をもう一度」「やっぱりまわれ右」を収録。
チームを乗せたロケット旅客機が成層圏を飛ぶ!!ようこそ月基地(ムーンベース)ドーム都市へ。別名・忍者軍ともよばれる唯一の日本人チーム・魔人軍。世界プロ野球トーナメント・リーグ戦への出場をかけ、半分機械の改造人間と、動物と、ロボットと戦う!!エースの城、一本腕打法の一刀、グローブに目がついているという闇倉など、個性的なメンバーが集結!!石ノ森章太郎が描くドリームマッチ、これよりプレイボール!!
ロケットの向こうに拡がる魔法世界──。継母や姉たちからのいじめに苦しめられるジュン。唯一の支えはパパが残したロケットの首飾りだけ。ジュンは愛犬・チビと毎夜、ロケットを開けて不思議な世界へ旅に出る!第1巻では講談社「Apache」に掲載された『メルヒェン寓画魔法世界のジュン』を収録。ガリバー、白雪姫、赤頭巾ちゃんなどの物語に社会風刺が込められた、大人のためのメルヘン童話!
赤いペガサス
赤いペガサスの異名をもつ、天才レーサー・赤馬研。彼はボンベイ・ブラッドという世界に数人しかいない特殊な血液型の持ち主。同じ血液型を持つ妹・ユキと共に、日本F1チームのレーサーとして世界GPへ乗り込み、生死の限界を走り抜く!1977年、週刊少年サンデー連載作品。
フットボール鷹
アメリカン・フットボールプレイヤー夕日野鷹(ゆうひの・たか)は、アメリカのプロフットボールリーグ・NFLのスーパースターを目指している。鷹はさらに自らを鍛えあげるため、子どものころに出会った名コーチ、ボブ・マッケンジーのいるアメリカへと旅立った!その機中、鷹は全米アメフトチームの面々と出会う。見下した態度の彼らと対立した鷹は、彼らに勝負を挑むのだったが……!?
朝太郎伝
男をみがくためにケンカ道を極めようとする土佐の快男児・丹寅朝太郎(たんどら・あさたろう)の活躍を描いた熱血任侠コミック。幼少時代から父を助けるためにヤクザの事務所へ殴り込むほどの度胸を持つ中学一年生の朝太郎は、独自の任侠道を貫いてケンカ三昧の日々を送っていた。そんなある日、ケンカの報復で機関銃をぶっ放した朝太郎は、父に勘当を言い渡され、父の知り合いである勘介(かんすけ)と一緒に暮らすことに……!?
ホールインワン
天性のゴルフセンスを持つ少年・戸橋矢一(とばし・やいち)が、スポーツの名門校・明華学園に入学して様々なゴルフ勝負に挑んでいく熱血スポーツドラマ。明華学園の補欠試験を受けに来た戸橋矢一は、面接で不適格となり、学科試験ではカンニングしたと誤解されて途中退場させられる。後日、なぜかスポーツテストを受験できる事になった矢一は、自分の順番になった時、母が事故で意識不明だと知らされるが……!?
闇の逃亡医
昭和52年、東都大学附属病院でがん患者が次々と突然死した。極秘裏に新抗ガン剤「キロイド」の臨床治験で患者がモルモットがわりにされていたのだ! この事実を突き止めた若き医師・倉石は、何者かの手により殺害される。そして、倉石の親友・渡(わたり)は、事件解明のため、キロイド入手に奔走するが…!?
ど、童貞なのに、パパですかっ!?二浪をむかえた康太郎(こうたろう)、19歳、とうぜん独身……。図書館通いのバスの中、いきなり「パパ!」と呼ばれてもうビックリ!――それが、ちっとちゃん&きっこママとの初めての出会い。そして、三人の愛のはじまり――。
大雪山のヌシというとてつもなく大きい熊に家族を殺された守人が、時を同じくして母を殺された狼とともに復習する漫画。マタギ漫画っぽいが主人公の守人は農場の息子でマタギではない。 色々面白いポイントはあるんだけど、強すぎる巨大クマとの決着が圧巻。 クマは体調3〜4メートルくらいあり、守人の家族が襲われたとき額に銃撃を受けるも死なず、他にも急所を何箇所も撃ち抜かれるが死なない。強すぎる。 復讐を誓った守人が狼の「片耳」とともに巨大グマと初めて戦った時の初期装備、弓矢と木の棒を削った槍では当然歯が立たない。弓矢の無力さを知って、次第に銃を求めるが免許などは持っていないため、亡き祖父が家に隠していた銃で対抗するも、やはりクマには通用しない。 徐々に追い詰められ、もうだめだってときにあの武器が登場するのだが、それは読んでのお楽しみの方がいいと思う。 復讐心にかられて狼の「片耳」にきつくあたってしまうのに、片耳はなかなか甲斐甲斐しくも猛々しい狼で、この漫画で1番いいやつだと思う。表情も豊かで可愛い。 展開がぶっ飛んでいて時として笑ってしまうことも多い(最後の決着とか)が、この面白さはなかなか出会えない類のものなのでぜひ読んでもらいたい。