ぺそ2021/08/23小学一年生の初めて夏🍉📷小学校に入学したユキの隣の席は「ほっくういる」という言葉の通じないヘンテコな名前の男の子!しかも担任の先生はいや〜な、こわーいおばさんで・・・!?という、小学校一年生のハラハラドキドキを思い出す素敵なお話です。 2巻ではほっくのパワフルなパパママ達と一緒にキャンプにいったり夏祭りに行ったり盛りだくさん。きらめきに満ちたザ・子供の夏休み・・・できるものならもう一度経験してみたいです。 3巻の発売をいつまでも待ってます。 #マンバ読書会 #最高の夏Dearほっく~キミがいた日々。竹村優希 浅川デニム
ぺそ2021/07/29妊娠期間20カ月(白目)近未来SF出産エッセイ📷ロマンチックな異種婚姻譚や異種族恋愛ものって沢山あるけど、その後の妊娠と出産に注目した作品ってみたことない!着眼点がすごい。しかもエッセイマンガ風に描かれてるからリアリティしかないです。(開幕主人公のお辞儀から始まっててこの人わかってるな・・・!と思いました) https://comic.pixiv.net/works/7396 先進的な技術と制度を持つオロエレ星人・ヴッさんと結婚した地球人の主人公。 妊娠期間が20カ月間なだけでもエゲツないのに、さらに恐ろしいのがず〜っとつわりが続くうえに「つわりが酷いほど元気な子が生まれる」という迷信があること・・・無理すぎる😭 ヴッさんみたいな素敵な旦那さんじゃなきゃ絶対耐えられないし、2人目産むとかありえない。4人も産んだ義母さん超人すぎる。 異星人ならではの生物的特徴や、先進技術とつわり前提の社会システム、安産祈願の風習の違い、実家や義実家との付き合いなど。作り込みが半端じゃなくて真剣にハラハラ心配しながら読んでしまいました。 ここに描かれた何割かは地球人の子供を産むときにも当てはまるんだよな思うと、やっぱり怖い。そして自分の母や友人を含めた世のお母さんたちって皆すごいな・・・と尊敬してしまいます。 各家庭へのオロエレ製の家政ロボットの導入は無理でも、旦那さんのテレワークや時短勤務育休くらいは地球人でも取り入れられそうだし、早くそうなって欲しいです。異星人の子を授かりまして。まるかわ4わかる
ぺそ2021/07/27漫画みたいな超かっこいい国籍がないお医者さん! #完結応援📷以前に読んだものをふと再読したくなって読んだのですが、やはりドクターが本当にかっこいい✨そして今回読んで一番驚いたのは、このドクターも病院もナースも本当に実在する方だということ。 前回読んだときは、「ナースの方のエッセイ漫画だけど、プライバシーに配慮してたぶんフィクションもふんだんに混ざってるよね…」と思いながら読んでいました。そのくらい設定がかっこいいんです! ・病院は関東大震災でも空襲でも焼けなかった洋館で文化財 ・ドクターはロシア革命から逃れてきた両親を持つ満州出身の多言語話者で「無国籍者」 ・お金がない人からは治療費をもらわない ・日米露からスパイ容疑をかけられ連行される ・診療に本名もパスポートも不要 ・日本に来たマイケル、ブラピ、マドンナなどを診察するも彼らが何者なのか全然知らない ……これでエッセイと信じられなくても当然じゃないでしょうか。 が、今回はこの作品を久々に読もうと検索した際にドクターご本人の記事を見つけてビックリ!全部本当だったとは衝撃です。 https://wedge.ismedia.jp/articles/-/1068 https://www.1101.com/yamamoto_rumi/2014-12-08.html 怪我人が海外から帰国する際に付き添う「エスコートナース」としても活躍されている方の目線で病院内の日時が描かれます。 ・全身真っ青な患者=水疱瘡のロシア人 ・待合室にモハメドさん多すぎ問題 ・検尿が通じずまさかの…… ・世界のご当地民間療法すごすぎ などなどそのドタバタぶりが本当に面白かったです! 仕事中、結果待ちの患者さんと一緒にのんびりコーヒーを飲んだり、建物が気に入ったという方に毎朝待合室に新聞を読みに来るのを許したり。 昔ながらの人情、いい意味でのゆるさ優しさが残っている本当に素敵な病院で、日本の保険は効かなくてもここでお世話になりたいなという気持ちになりました。 ネトフリでアニメ化して世界中に配信されてほしいなぁ。 エッセイ漫画好きなら絶対読んでほしい作品です♫患者さまは外国人 無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌山本ルミ 世鳥アスカ8わかる
ぺそ2021/07/05みんなで自分サイズでいこう! #推しを3行で推す「ボディポジティブ」という前向きな考え方を知ることができるだけでなく、絵がとにかく可愛らしくて読んでいて癒やされました🥺 体型という、読者一人ひとりが辛い体験を思い出して苦しくなってしまいそうな話題に優しくて可愛らしい絵柄が寄り添ってくれるのが素敵…! haraさんのTwitterで本編のたくさんエピソードが公開されてるので年齢性別問わず、たくさんの人に読んでほしいです! https://twitter.com/hara_atsume/status/1269581749207445504?s=20 https://twitter.com/hara_atsume/status/1276449880144109571?s=20自分サイズでいこうhara2わかる
ぺそ2021/05/22優しい🇯🇵🇲🇾異文化MIX家族物語! #推しを3行で推す📷日本ではまだまだ馴染みが薄いイスラム文化について、ご飯を通じて知ることのできる素敵な作品です✨ しっかり者のお兄ちゃん2人、リクくんとイルファンくんが作るマレーシア料理がとにかく美味しそうで読んでると自然によだれが沸いてきます笑 絵がすごく可愛らしくて綺麗で、お話も優しい空気に満ちていて安心して読めるのでおすすめです! 【追記】 Pixivコミックで読めるのですが、雑誌に掲載されたであろう1話を分割しまくっているため本編が2ページほどしかない話がたくさんありとても読みにくかったです……。早く単行本で読める日を楽しみにしています!僕とおとうとのハラルご飯山本三筋
ぺそ2021/05/07モノノケたちの優しい世界が素敵♫📷絵も世界観もすっごく可愛くていつまでも見ていられます!おはぎ大好きなモノノケたちがかわいい!Amazonのおすすめで知って表紙買いしてよかったです。 作中ではキャラクターや世界についての説明がなくて、タイトルにもなってるシシくんがサイドキャラ的な描かれ方をしており「そういうスタイルのお話なんだな〜」と思って読んでました。 が、今あらすじを見てみたところ、こちらはわかつきめぐみ先生のお馴染みのキャラクターたちが集まったお話なんですね。 他の作品も読んでみたくなりました。シシ12か月わかつきめぐみ
ぺそ2021/04/05鯉こく食べてみたい…!📷式部玲さんの作品を初めて読んだのですが、お料理の絵が本当に美味しそうで即ファンになってしまいました! 「ゆるゆる」とタイトルに入っている通り比較的シンプルな料理ばかり登場するのですが、ベビーリーフと甘夏のサラダとか、丸ごとトマトのリゾットとか全部ひと工夫されているからお洒落で手が込んでいるように見えるのがすごい! 自分好みのビスコッティを求めてレシピを試行錯誤されているところにビスコッティ愛を感じました。 この漫画で「鯉こく」という料理を知ったのですがぜひ一度食べてみたいです。ゆるゆるでもおいしくごはん式部玲
ぺそ2021/03/31楽しそーー!!海外に気軽に行けなくなり台湾への恋しさがいっそう増しています…🥺この本のおかげで旅行気分が味わえてすごく楽しかったです! 次は「台北之家」行こうと思います! https://lade.jp/diary/tabelog/cafe/31688/ 台湾もぐもぐ二人旅にしうら染
ぺそ2021/03/291ヶ月でフランスの美術館・博物館20館を制覇…!にしうら先生の1ヶ月フランス旅行での美術館巡りにフォーカスを当てたエッセイ漫画がこちら。美術館内の描写たっっっぷりで、美術好きにはたまらないないようになっています。 日程表をみたらほぼ毎日、一件以上の美術館や博物館を訪問しててバイタリティがすごい! (私は旅行先でたくさん歩き回ると次の日ヘトヘトになってしまい、ホテルの近くでのんびり……というのがお決まりなので尊敬してしまいました) 絵画の前にベンチが設置してあったり、スケッチが自由だったりフランスの美術館、素敵…! 警備の人に鞄の中のぬいぐるみを見られるシーンでほっこりしました♫ ふらふら一人旅の続編楽しみにしています! https://note.com/_some/n/n959ac2c9e4c4フランスふらふら一人旅 パリ・美術館巡り編にしうら染
ぺそ2021/03/29素敵すぎる1ヶ月パリ生活♫ #1巻応援📷ドミトリーや民泊ではなくパリにお部屋を借りて1ヶ月滞在する様子を描いた旅エッセイ。2冊あるうちこちらは「計画・空港(羽田)・機内食・滞在中・帰国」と、旅の全行程を描いたものになります。 たしかに1ヶ月滞在するなら自炊したほうが経済的…とはいえそれを実行できるのはすごい! 買ったフルーツの味が予想外でサラダに使うというシーンに旅の醍醐味を感じました(予想外のトラブルを工夫でなんとかするのは旅ならではの楽しみですよね) にしうら先生が描くご飯や街並みや人々がとても細かく可愛らしく、見ててキュンとしました…! また最初の方に登場した「旅に持っていったもの一覧」がイラスト付きで非常にわかりやすくて、これをスマホに用意しておけば長期海外旅行の準備は完璧じゃないか…!と感動しました。今度海外に行くときに使います!(いつになるかはわかりませんが) 「パリには19世紀に設置された公共の水飲み場がたくさんある」というのを初めて知ったので、次にパリに行ったら(いつになるかはわかりませんが……)ぜひ探してみようと思います♫ https://note.com/_some/n/n868ba0c59f25フランスふらふら一人旅 パリ・アパルトマン生活編にしうら染
ぺそ2021/03/24卵好き必読のレシピ本マンガ! #1巻応援Amazonでレシピ本を見ているときに見つけて一目惚れして買ってしまったのがこのマンガ! 著者・杏耶さんのご実家の冷蔵庫には常時30個以上タマゴがストックされているのだとか…! 絵が本当に可愛くて美味しそうで見てるだけでうっとりしちゃいます🥺 https://twitter.com/ayatanponpon/status/1130091831696322566?s=20 その中で一番作りたいのがダブルタマゴサンド…! 厚焼き玉子を挟んだサンドイッチって見ると胸がキュンとしますよね…不思議。 なんとなく疲れが貯まっているときに読むと、カラフルな色合いと美味しそうなご飯に癒やされる一冊です。#1巻応援たま卵ごはん~おひとりぶん簡単レシピ~杏耶
ぺそ2021/03/18ネタバレクイーンで買い物したい…!📷本当に素敵なお話で読んでるだけでときめきました!こういう素敵な雑貨屋さんでゆっくりお買い物してみたいです。 おばあちゃんが営むクイーンを任された孫のジャックが、おばあちゃんがいきなり雇ったカオルさんと一緒にクイーン舶来雑貨店を切り盛りしていきます。 おばあちゃんの仕入れてくる舶来品のまぁ素敵なこと…! ジャックが出すお茶とお菓子もどれも美味しそう! クロアチアのスパイスがたくさん入ったクッキーに薔薇のお茶、韓国の蜂蜜味の揚げ菓子に柚子茶。オランダの薄いワッフルってたまに見かけますが、ああやってカップの湯気でふやかして食べるんですね…! ジャックとお客さんとの関係も本当に優しくて、読んでいてホッとします。このあと辛い展開とかあるんでしょうか…。 はじめジャックいう子がどんな子なのかすごく気になるのですが、そんな読者の気持ちを理解したかのようにジャックの口からから説明があります。 その時の常連さんとのやりとりが、この作品全体に満ちている優しい雰囲気を決めたような気がします。 本当にいつまでも読んでいたくなる優しいお話で、山内尚先生の他の作品を読んでみたいと思ったのですが……書籍として出版されているのはこちらだけで、あとはSouffleで連載をされているようです。 何度も読み返しながら次話を待ちたいです!クイーン舶来雑貨店のおやつ山内尚2わかる
ぺそ2021/03/11撫で回して舐めたくなる可愛さ🥺 #完結応援📷久しぶりに読み返してメチャクチャに笑いました!コマが動くの本当に面白いです。 スティッチは子供の頃に映画がやってて一回観ただけなので記憶がかなり曖昧なのですが、読んでいて「あ〜そうそう、スティッチってこうだよね」と思い出しました。 パッと見あんまり可愛くないし(作中で「青狸」扱いされるの好きです)怪力で暴れん坊……なんだけど仕草がとっても愛らしい! 私も殿みたいにスティッチにかまいたい……ぽんぽこりんのお腹撫でたいです🥺 殿がスティッチに名前を付けるシーンで発想が天才だなと思いました。 https://comic-days.com/episode/10834108156708523477殿さまとスティッチ和田洋人
ぺそ2021/03/11何度読んでも美しい #完結応援📷この世のものとは思えないほど美しい女の子の姿をした人形の少女たちは、愛してくれる人間が現れるまで眠り続ける…。 久しぶりに読みましたが本当に何もかも素敵でうっとりしました。 どのエピソードも人間と少女の関係性が唯一無二で印象的。 アジアのどこかにあるこの街に行って一目でいいから眺めてみたい…!観用少女川原由美子
ぺそ2021/03/07ポンポンのいる優しい生活 #完結応援📷自分が子供の頃の夏休みを思い出して、懐かしさと同じくらい切なくなってしまう素敵なお話でした。 小さな町の商店街でおばあちゃんの手芸屋さんを継いで店主をしている坊ちゃんの前に、店先に置いてあったマスコット人形のポンポンが付喪神となってやってきた! ポンポンは坊ちゃんやお隣の喫茶店のお姉さん小夜ちゃんや、常連さんたちと毎日楽しくおしゃべりしつつ、夏服を買ったりラジオ体操に行ったりお盆に退屈したりして楽しい夏休みを過ごします。 柔らかい絵柄と優しいお話に胸がキュンキュンしっぱなし…。 小さい子が楽しく元気に暮らしてるお話って読んでいて本当に癒されます。つくも神ポンポン中田いくみ
ぺそ2021/03/04戦後10年、東京を走る「都電」📷昭和30年代を生きる17歳の女の子の上京物語。魅力的な建物に文化…この時代って無条件にワクワクしてしまいます。 ポールとビューゲルなど鉄道に関する知識も楽しいですし、何より路面電車を利用する人々のドラマが素敵。 「汽車活動」という汽車から撮影した景色の映像が、故郷を懐かしむ奉公人たちに大人気だった…というエピソードにジーンときました。 そして現在でもYouTubeには車窓からの映像がアップされていて人気なのがなんだか面白いなと思いました。 作中に出てきた平成25年からタイムスリップした男性のように、この時代に行ってみたくてしょうがないです。面白い…! 上京して10年以上になりますが、そういえば都電には一度も乗ったことがなかったです。今度乗りに行こうと思います。でんしゃ通り一丁目池田邦彦
ぺそ2021/03/04犬一匹、お伊勢参りへ! #完結応援📷江戸の野良犬ハチは犬好きの九吉に拾われてご飯を与えられ、次第に人の言葉と暮らしのルールを理解するようになる。あるとき九吉が仕事で足の骨を折ると、なんとハチは九吉の友人のところからお伊勢参りの札を持ってきて足にスリスリ…。その姿に心を打たれた友人が、「参宮犬(※お伊勢参りする犬のこと)」の手配をしてやり、ハチは人間と共にお伊勢を目指すことに。 「参宮犬(おかげ犬)」の存在を知らなかったのでこのテーマにはさ驚きました。すごく面白い! 正直、初めは犬に行かせるとかあまりにも現実離れしててらちょっと胡散臭いな…と思ったのですが、当時のお伊勢参りブームの熱狂ぶりを思えば犬にくらい行かせるかもと思い直しました。 ハチの賢くって飼い主思いなところにキュンとします。点のようなまんまるお目目が可愛くて、一巻ではまだ江戸を出れていないところがまた可愛い。頑張れハチ…!ハチ参る遠藤淑子
ぺそ2021/02/2320世紀初頭、アメリカの豊かな森で番人をする心美しい少年の物語 #完結応援📷竹宮惠子先生の1巻完結の作品ということで読みやすそうだなと軽い気持ちで手にとったのですが、 若草物語や大草原の小さな家に通じるアメリカの古き良き時代と大自然を感じさせる本当に素敵なお話でした! 本当の名前すら持たない、片腕でアイルランド訛りの少年「そばかす」が、林業で賑わうアメリカはインディアナ・リンバロストの飯場で森の見回りとして働く物語。 自分を雇ってくれた支配人に恥じぬよう正直に一生懸命働き、リンバロストの森に棲む鳥や虫など様々な生き物を慈しむそばかすの姿に、周囲の人々はみな心を打たれ愛情をもって接します。 材木泥棒と鉢合わせ目をつぶれと持ちかけられたのを毅然と断り、殴りあったそばかすを、偶然居合わせ目撃した支配人などは 「なんてヤツだ! 美しい……神のみわざそのものだ」 と心のなかで讃えるほど。どれだけそばかすが素晴らしい少年なのかがわかると思います。(ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが本編を読めば全くそんなことないです) 「鳥のおばさん」と呼ばれる写真家のご婦人のために森で見つけた生き物や珍しい出来事を報告したり、賢く勇気と思いやりのある製材会社の令嬢・エンゼルに叶わぬ恋心を抱いたり(エンゼルが沼地を歩いたあとに残った足跡に、そっと板切れをかぶせて大切に残しておくなんていじらしすぎる)、材木の窃盗団に立ち向かったり…。 そばかすのリンバロストの森での生活は充実していて目が離せません。 最後には、そばかすの出生の秘密が明かされ物語はハッピーエンドで幕を閉じます。 この『そばかすの少年』は、アメリカの女性小説家ジーン・ポーターが1904年に書いた原作『Freckles』を、『赤毛のアン』でおなじみの村岡花子が翻訳した小説をもとに竹宮惠子先生が1982年に漫画化したもの。 この時代の少女漫画って言葉遣いが古風で上品で本当に素敵だなと思うのですが、海外小説が原作ということで台詞回しが輪をかけて魅力的で原作の小説も読んでみたくなりました。 【原作】 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309464077/そばかすの少年竹宮惠子
ぺそ2021/01/26食品メーカーの新入社員の配属先は北海道の牧場…!📷「牧場OL」というわかりやすいタイトルと可愛らしい絵に惹かれて読んでみました。「読む前は可愛い女の子が可愛いことをしているだけのほのぼのマンガかな?」と予想していたのですが、想像以上にガッツリ牧場でのお仕事が説得力たっぷりに描かれていました! (あとがきで作者の丸井まお先生がご自分の地元を描いたとコメントされていて納得しました) 出てくる登場人物たちがみんなユニークで、わかりやすいテンプレ的なキャラ付けではないのが良いですね。 主人公の南もベトナム人実習生のスアン先輩も結構いい性格しているところが素敵です✨ 手塩にかけて育てた牛たちを出荷しなくてはいけない辛さを初めて体験した南ちゃんが、心の整理がつかないまま乗り越えていく姿がとても印象的でした。牧場OL丸井まお2わかる
ぺそ2021/01/05お弁当は兵糧丸!? お家で戦国時代料理を楽しもう! #1巻応援📷辛い前職を辞めて時間に余裕の出来た戦国時代好きOL丸根さんが、お家で戦国ご飯を作ったり仲間と武者行列に参加したり、充実した戦国ライフを楽しむお話です。 https://twitter.com/nosukenoiz/status/1346059589020598273?s=20 兵糧丸って子供の頃憧れましたよねー!それがまさかお家で作れるとは。 丸根さんが作る料理はどれも簡単に手に入る食材ばかりで、自分でも作れそうでワクワクしました。 特にいり酒…!日本酒に梅干しと鰹節を入れて煮るとか…そんなの絶対美味しい…! これ1冊で ・焼き味噌 ・兵糧丸 ・香の物 ・鯨汁 ・ニラ雑炊 ・こねつけ ・ほうとう ・金平糖 8つの戦国料理が楽しめるので、お家で変わったメニューが食べたいときは参考にしようと思います! また丸根さんが戦国にハマった理由が戦国鍋TVだと仄めかされていて思わず笑ってしまいました。確かにあの番組は面白かった…! 武者行列って日本各地で行われているのを知ってはいましたが、こんな感じで参加するのかと参考になりました。 丸根さんが料理やイベントを心から楽しんでる姿や、戦国仲間たちと盛り上がってる様子にほっこりしました。 トクサツガガガもそうですが、何かに夢中になっている人たちを描く作品って、それを読んでいるこっちまで楽しい気持ちになるので好きです。 単行本の発売を機にこの作品を知ったのですが、1巻で終わってしまったのが本当に残念です…。 元・武将隊だったという北大路の過去、めちゃくちゃいい感じに近づいた北大路と丸根さんの関係などなど、気になるところがたくさんあるので何らかの形で続きが読めたら嬉しいです!戦国ごはんの丸根さん市橋イズナ7わかる
ぺそ2021/01/05家族の団らんのために密かに頑張るお父さんの話📷お父さんが家族に冷たくされる切ない話なのかな…とドキドキしながら読んでいたのですが、ほっこりする素敵な読切でした! 家族の会話が少ないことに悩むお父さんは、話題を降るも子どもたちはすげなく席を立ってしまう。 しかしトウモロコシが出た夜は、子どもたちも食卓をすぐに離れず食べながら他愛もないことを話してくれたことから、トウモロコシを頻繁に買って帰るように。 そのうち旬が過ぎてしまい頭を抱えるけれど、栗やカニ、みかんといった別の食材にシフトして家族の団らんは守られたのでした。 旬が終わってしまい、あちこち探し回った挙げ句に真空パックのトウモロコシを手にしたお父さんの「過ぎゆく季節にしがみついてどうする」というセリフが好きです。 「彼氏いたのか。今度連れてこいよ」っていうセリフからも、このお父さんの人柄が伝わってきますね。絶対いい人だ…!もろこしの夜小田扉1わかる
ぺそ2020/12/29鹿児島が舞台のフルカラー家族8コマ漫画!📷マンバの配信で「ご当地マンガ」の回を観たあとに自分でもいろいろ日本全国のマンガを調べていて見つけたのが、この鹿児島県に住む南ファミリー描いた「のこのこ!」でした。 https://twitter.com/manba_co/status/1326132503787278337?s=20 西炯子先生が故郷・鹿児島県の南日本新聞日曜版で2010年4月から2015年3月まで連載していたフルカラー8コマ漫画です。 先日漫勉neoでカラーイラストの作画風景を拝見しましたが、本当に西先生のカラー絵って美しいですよね…!うっとりしてしまいます。 南ファミリーのほのぼのした日常の中に、鹿児島ならではの方言や銘菓などが垣間見える素敵な作品でした。 各ページの下に、西先生の当時のコメントがついていてそれを読むのも楽しかったです。 「きゃりーぱみゅぱみゅを初めて見たときなんじゃこりゃって思ったけど、おばあちゃん家が鹿児島で毎年帰ってたと知って好きになり応援してる」みたいなコメントで笑いました。 「あくまき」ってお菓子初めて知ったので、ぜひ鹿児島に行った際は食べようと思います! https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/akumaki_kagoshima.htmlのこのこ!西炯子5わかる
ぺそ2020/12/25ネタバレ著者の父との思い出と別れ他人の人生をまるごと覗き見たようで、読み終わったあとは切なく温かい気持ちになりました。 第二子として生まれた著者の松田洋子先生の数少ない父との温かい思い出の1つである海水浴のシーンから始まり、父が仕事で全てを失ってから家族がバラバラになっていく姿、そして父の最期のときが描かれます。 戦後の貧しい時代に靴すら与えられず虐待されて育った父は、自分で建てた工場を失い、子どもたちは全員家を離れていく。 多くの「なくしもの」をしてしまった父は、子どもたちが出ていってからは、家のなかでホームシックになってしまい犬を飼い始めた…というエピソードが印象的でした。 甥っ子がおじいちゃんのために絵を描いたり、「あっちですぐプレーできるように」とゴルフウェアを着せたり、昔は全く似ていなかった弟が父の遺影とそっくりになっていたり…。 葬儀の場面には家族ならではの気の置けない優しさで満ちていました。 父も家族も大変という言葉ではたりないほど苦労ばかりの人生だったけれど、最期はたくさんの家族の温かく見送られる…というのは、幸せな人生だったという1つの証なのかなと思います。父のなくしもの松田洋子1わかる
ぺそ2020/12/23ネタバレ名古屋在住おばあちゃんネコ姉妹の温かな日常📷マンバでクチコミを見て知った作品。ものすごく温かくてほのぼのする素敵なお話でした…! https://youtu.be/o2h90isK-Yc 父から受け継いだどて煮屋さんを姉妹で切り盛りするおばあちゃん2人は、昔ながらのお家で一緒に暮らしています。店では常連さんとワイワイ思い出話に花を咲かせ、仕事終わりには居間で2人で自家製のぬか漬けや洋菓子を食べてホッと一息付いたり…。 まるでおばあちゃんちに居るような懐かしさがあって、読んでいてじんわり優しい気持ちになりました。早く2巻も勝手読みたいです!トラとミケねこまき(ミューズワーク)19わかる