「不思議」もどうぶつも人間も 自然に寄り添い暮らしていた そんなむかしの、物語。 ちょっぴりヘタレな着物屋の息子・吉太郎はある日ボロボロに弱った子狐を拾って助けた。ところがその狐、いわくありげな化け狐!? 吉太郎と子狐はある取り引きをして…!?
元彼の結婚式という最高にツイてない日に、宝くじで大金を手にした李絵。ヤケクソ&酔っ払った勢いで、出会ったばかりのカメラマン・浅野 優を「ダンナ」として雇うことに!! お金を払えば希望が叶う「ニセ婚」生活を始めたけど…!?
漫画家・杉原那月に実際に起きた事実をコミカライズ!十代で上京以来、さまざまな作品を世に送り出す漫画家として活躍する杉原那月。順風満帆に見えた生活も、いつしか歯車が狂い始める――。父の死、祖母の裁判、弟の離婚問題……、そして幼い頃から続く母親との確執。精神的にも肉体的にも追い込まれていってしまった。平成26年6月、知人を介して出会った霊能者・日向に相談したところ、母親が生き霊となってとりついていることを教えられる。それは前世の因縁によるものであるという――。漫画家・杉原那月と霊能者・日向の長い長い心霊相談を余すところなく全4巻に収録。杉原を追い詰めるさまざまな事象は偶然なのか? それとも誰かによる呪いなのか?三途の川で渡し賃である六文線を持たない死者から身ぐるみを剥がす鬼婆である“奪衣婆”とは!?漫画家・杉原那月がまさに身を削りながら描いた衝撃のホラードキュメンタリーコミック。霊能者・日向による霊視鑑定も収録!
夏の大会が終わり、理沙と夏樹はバスケ部として最終学年を迎える。10年連続で全国出場を逃してきた二人は、岐路に立っていた。ひょんな誤解から、コンビネーションが崩れ始める二人。そして代替わりして迎えた最初の大会で二人は!? 本田鈴木氏が描く、青春スポーツマンガの最新作が登場!
都下で発生した奇妙な連続殺人事件。被害者の一人は、検挙率トップクラスのエリート刑事の奥さんだった。警視庁の管理官は異例の差配として当のエリート刑事・渡慎治を捜査に加えるが、捜査は行き詰まる。そこで管轄の警察署から呼ばれたのは「部下殺し」と呼ばれ、同僚からも忌み嫌われている巡査部長・土生旺輔。彼の捜査は執拗を極め、陰湿だが的確だ。
風神はストイックな一本角。雷神はイケイケ二本角。信仰が薄まった現代では神通力がパワーダウン! だけど二人仲良く日々がんばってます!! マンガボックスで好評を博した『怪談イズデッド』スピンオフが単行本化。
世界最大の音楽の祭典“乙女フェスティバル”。ごくごくフツーの女子高生・葉月天音は、友達に誘われていったライブで、日本中を席巻するカリスマバンド「覇道」のボーカル・カシンが、乙女フェスティバルを利用して世界征服を企んでいることを知る。バンドを結成し、乙女フェスティバルに出ることで、その野望を食い止めようとする天音…。果たして彼女は、世界を救えるのか!? フツーな乙女の不遇な救世譚、ここに開幕!!
どこにでもいる、ありふれた普通の人間の端役人生を覗く、【正しい大人】シリーズ最終巻。彼ら3人のその後とこの先に見るものは。総ページ数 28頁。
京の都を目指し、破竹の勢いで西へ進出する武田軍は、徳川家康を一蹴。しかし、持病を抱える信玄は、志半ばで没する…。その後の武田家の行く末は果たして…。収録作「お急ぎあれや信玄殿(後編)」「悲風天目山」の2話を収録。
奥州から熊野に参る安珍という僧がいた。安珍はたいへんな美男で、清姫はその僧に恋をしていた…。一年ぶりに再会した清姫は、妻になるという誓いを胸に安珍に詰め寄る。しかし安珍はすぐ忘れるだろうと旅を再開するが…。表題作「清姫ものがたり」他、「夏みかん」など3編収録。
人間によって捨てられた有毒な産業廃棄物を集めた島と知らず、家族旅行で訪れた水島さやか。しかし、旅行から帰ってくると、さやかの家族に次々と不幸が訪れる…。北川玲子が人間の心の闇を的確に捉え、多彩なストーリーで読者を恐怖へと陥れるホラー・コミック!!!
「私は絶対子どもを怒鳴ったりたたいたりしない、優しいお母さんになるって誓ったの」理想と希望に燃える新人ママの今日子。子供を叱る時は優しく理論的に… なんて事をやってたらあっという間に息子は第一次反抗期。イライラは頂点に達し、絶対に子供をたたいたりしない、そう誓っていたはずの今日子だったけど…!?
すみれは土地成金の娘でバリバリのキャリアウーマンで次期社長。高校時代、お嬢様学校・聖白菊女学院に無理矢理入れられて、プライドの高いお嬢様たちに「土地成金」としてイジメられ、彼女たちを見返したい一心でもっともっとお金を稼いでやろうと心に誓った。そんなすみれに父が見合い話を持ってきた。相手は名門中の名門で金銭的な援助先。金で婿養子を買おうというのだ。憤慨するすみれだったが、相手が聖白菊のアイドル的存在だった隣の学校の元バンド小僧と知り…。
3年付き合った知也と別れた千束。知也の病的なまでの浮気に苦しめられた3年間だった。男で苦労するのはもうこりごり。ほどほどに好きな人と結婚して、のんびり安定した生活を手に入れたい。そう思ってこの、ボーっとした感じの牧男と見合い結婚した。夜はラーメンでいい。掃除をしなくても文句を言わない。ぐうたら主婦になっていく千束。だけども隣に、よりにもよって結婚した知也が引っ越してきて、千束は和也の妻の完ッ璧なインテリアに対抗心を燃やし…?
L・O・V・E・ラブリー・タクミー!! おばさんアイドルファン誕生! 一度ハマッタ「おばさんファン」は、限度を知らない! 専業主婦・吉田陽子28歳。かわいい子供と優しい夫。平凡だけど満ち足りた生活。だけども7歳も年下の21歳の彼氏と独身生活をエンジョイしてる友人の和美は、陽子がすっかりオバサン臭くなったと言う。28歳で子供が二人いれば、誰だってオバサンになるのよっ! そんな彼女がひょんな事からアイドル・タクミに恋をしてしまい…?!
幼稚園は戦場! 朝は早く、昼はゆっくり食事する暇も無く、定時で帰れる事も無し。本当に子供が好きでなければ務まらない超ハードな職場なんです! 園児に大人気の花子先生。仕事が原因で彼氏に振られ、子供が嫌いになってズル休み。仕事も辞めるつもりだ。だけども頭の中から子供達の事が消えなくて…? 園児の母親たちとの面倒な関係、少子化による幼稚園の閉園問題、難しい職場恋愛など、幼稚園教諭の恋と様々な悲哀を描いた、幼稚園びんびん物語。
26年間、真面目で地味に生きてきた彼女。真面目で地味すぎて、挙式3ヶ月前に婚約破棄されてしまった。親は取り乱し、会社では針のむしろ。もう真面目に生きるのなんて止めてやる! それで彼女は会社を辞めて、結婚資金230万で遊び倒してやると心に決めた。とは言っても一人旅は怖いし、宝石も毛皮も興味ない。そこで彼女は女性専用のデートクラブで男を一人、一ヶ月間買うことにした。しかし選んだ男はデートクラブに批判的で、やる気もゼロな無愛想男で…。
子育てのアレコレをあいうえお順に日常で使う言葉・出来事を描いた作品。小さな子どもは思いがけない事をすることも!? ほのぼの子育て体験記!!
麻美は会社からの帰宅途中、曲がり角から飛び出してきた男にぶつかり、転倒してしまう。走り去っていったその男は、赤いワークブーツを履いていた…。翌朝、近所で女性が殺害されているのが見つかり、犯人は「ワークブーツを履いた男」だという…。ただ一人の目撃者の麻美は…!?
留衣は恋人の礼二を事故で失い、初めて二人きりで旅行した思い出の地・京都へと一人旅にやってくる。思い出の場所を訪れては礼二を思い出し涙する留衣。そんな彼女の前に一人の青年が現れて……?
風俗嬢を母に持ち、風俗街で育ったカオリは過去を捨てるように大学進学とともに故郷を出た。教師になるべく勉学に励むカオリは友達に誘われたお水のバイトで、隠している過去を見透かされ自分の体に染みついた「風俗のにおい」に愕然とする。あれほど嫌いだった世界でしか自分は生きるしかないの──!? 自宅で小さくやるはずだったネイルサロンが思わぬ盛況で欲を出した主婦、鼻につくセレブなママ友の旦那を寝取り勝ち組になったはずの母親……。様々な女たちの転落を描く傑作集! ※「風俗街で育った女」は「ループ」を改題したものです。重複購入にご注意ください。
沖縄から横浜の「私立安須森学園」へと転入してきた葉室明日香。彼女は学園中の憧れの的・宗像龍馬と人気者・大神雅人と知り合う。その時、巷では『ボーグル』という義賊が巷を賑わせていた。困っている人を見捨てられない明日香はある事から屋敷へと忍び込む事になり、そこで待っていたの学園で知り合った宗像と大神だった! そして彼らこそ義賊『ボーグル』だった…!? 昼は学園の生徒、夜は闇を飛び交う義賊集団のスタイリッシュ・アクション!
恋人の洋輔が新学期から下宿する事になった。二人とも「一緒に勉強できるね」なんて言ってるけど、本音はエッチの事ばかり。ついに来るべき時が来るのかー!? これってチャンスかもー!? だけども洋輔の下宿先の娘さんが、妙に色っぽい3年生だと知り、都は内心穏やかではない。都の友人は「下宿してる子はヤリまくり」だなんて言うし、男どもは男どもで「初めて同士だと上手く行かないから、本命とヤル前に一度経験しておくべき」だなんて相談していて…?
月二万円で家具風呂トイレ付きの… ラブホ暮らし!? 両親が仕事で九州に転勤になり、高校生の千春は東京に残り、女子限定アパートで姉と二人暮らしする事になった。だけども不動産屋の手違いで部屋の空きがなくなり、代わりに紹介されたのが「アザミ荘」。やたら小さな窓、ド派手な内装、回転する丸ベッド… ってここ元ラブホじゃねえか! しかも住民達は管理人を筆頭に変人揃い。能天気な姉はこのえげつないアパート暮らしを結構楽しんでるみたいだけれど…。
付き合って1年半、由加利と良は倦怠期。由加利はロマンチックな恋愛がしたいのに、良はイビキをかく、オナラをする、ハナをほじるetc…。デートと言えばいつもバタバタ忙しい八百屋の良の部屋。ふすま戸に鍵は無く、外からは威勢のいい八百屋VOICE…。最初はあんなに優しくてカッコよかった良も、今やなんだかダラしない。もう、なんとかなんないの!? 由加利はすっかり幻滅していた。そんな時、大学に行った上村先輩と偶然再会して…。
いつも一緒にいたいから同棲を始めた伸一と麻子。朝も昼も夜も好きな人と一緒にいられるって幸せ! うれしはずかし同棲生活… だったのだけど、1年経ってすっかり所帯じみてしまい、まだまだ花の大学生のはずの麻子もすっかりオバサン臭くなってしまった。伸一に養ってもらってるわけじゃないのに家事は全部麻子の仕事、こんなの不公平だ! 友人の前で亭主関白気取る伸一に腹を立てた麻子は、大学の友人の村上になびいて行くのだけれど…?
横浜のはずれの新興住宅街。出来たばっかりのニュータウンだから、町内会もみんなどっかから引っ越してきた新しい顔ぶればかり。高校も半分つくりかけで、クラス全員が未だに転校生みたいなもん。これは、そんな町のそんな学園で繰り広げられる青春学園ドラマ。何の因果か隣の家の男の子に全裸を見られ、そのうえ「ペチャパイ」呼ばわりされてしまった高校一年生のみい子。最悪な出会いに追い討ちをかけるようにクラスまで同じになってしまって…?!
わたし、塚田めぐみ17歳。2年3組24番、バスケ部補欠。この人、堤七瀬16歳。2年5組24番。バスケ部レギュラー。一応わたしのボーイフレンド。同じクラブで知り合って一年半。自然にしゃべるようになって気が合って…。割とよくあるケース。なんとなく二人で会う機会が多くなって2ヶ月。いまだ友達の延長みたいだけど、わたし、七瀬に惚れてます。だけども一番気が合う相手なんだけれども、なかなかロマンチックな関係にならなくて…。
高校一年の「えま」は元気が取り柄で純情で、がさつだけど心優しくて、平凡顔だけど絞りたてのミルクのような女の子。学園中の女生徒たちの憧れの男子・テニス部の玲さまに恋をしている。玲さまと顔を合わせる時は、幼なじみの一平と罵りあったりモップ振り回したり、いつもやたらとみっともない場面ばかり。だけども玲さまの友人でプレイボーイの右京は、そんなえまに惚れていた。右京は玲さまに「えまは俺の彼女にするから手を出すなよ!」だなんて言うけれど…?
男子生徒ばかりの名門校に通う大門寺健は、アメリカから女の子の転校生がやってくると聞いて期待に胸を膨らませる。だがやって来たのは冴えない眼鏡の女の子・山田ミキだった。彼女は健の名前を聞いて驚いた様子を見せて…? 健とミキ、2人の関係は…!?
18歳の誕生日、美大は父親に呼び出され槇家の当主となるべき者のしるし・黄金仮面を託される。悪を滅ぼし弱者を守る! 正義のヒーロー黄金仮面!! 誰がこんなふざけた仮面つけるか!! と断る美大だったが資産に目がくらんでとりあえず黄金仮面になってみることにしちゃう… かも…。
四代目黄金仮面・美大。世襲制(と金に目がくらんだせい)で嫌々ながらも正義のヒーローやってます。ある日いつものように登校すると、校長から「男子生徒の制服をセーラー服にする」という謎の辞令が下る。断固反対の美大は…!? 黄金仮面の出番はあるのか─!!?
学生の麻子は家庭教師先の家に向かう途中、金髪碧眼の美青年・ルイスと出会う。彼は麻子のアパートのすぐ前にあるマンションに居候しているらしく、何かと訪ねてくるようになる。そんな彼に徐々に惹かれ始める麻子だったが、彼が日本にやって来たのはとある目的のためだった…。
今日は紅実の誕生日。高校生だが、彼氏は奮発してちょっと高めの店に連れてきてくれた。紅実もおニューの服で気合充分。だが、店員に料理をぶっかけられてしまう。店員は彼氏の知人の岳って男。翌日、岳は紅実のバイト先まで押しかけてきて、土下座までして紅実を強引に閉店後のお店に招待する。出てきた料理は岳お手製の野菜スープ一品きり。まだそれしか作れないのだ。でもこれがなかなか美味しい。ま、料理に対する直向さは認めてやってもいいかな。
ぬいぐるみのタロは私にとって家族の一員。七年前、志狼が選んでくれたこの大きな熊は、今でも私の宝物だ。志狼とは、私の父と志狼の母が再婚して二ヶ月違いの姉弟になった。とは言っても、当時から志狼は我が蕪木家に入籍する事を頑なに拒み続けている。リミットは来年、18歳まで。入籍したら本当の姉弟だなーって、志狼は笑う。そんな志狼が私は好き。弟としての「好き」じゃなくて…。そんなある日、私の下駄箱にラブレターが入っていて…。
悪事ばかり企むおまわりの息子、四郎丸二郎。陽気な葬儀屋の息子、山田美男。美形で女好きの寂しがり屋、河月姫也。大学の仲良し三人組ってわけだ。それぞれヒッチハイクして海まで遊びにやってきた。今夜は姫也が捕まえた美人マダムのパーティーで腹ごしらえする。だけども身なりが小汚い二郎は、マダムの娘の汝生に泥棒扱いされてしまう。胸が無い汝生を「男」となじる二郎。出来すぎた兄を持つ二郎は、美し過ぎる母を持つ汝生に親近感を抱いていた。
「みんな幸せになるといい。逝かなきゃならない私の分まで。そうしたら… 帰っておいで、私の人形。幸せな想いつれたまま…。」一人の少女の想いが込められた可愛らしい人形。人形は不遇な人々の手から手へと渡り歩き、持ち主たちに幸せを振りまき去ってゆく。…家は裕福、だけども両親はバラバラで、たまに会えばケンカばかり。少女は孤独感に押しつぶされそうになっていた。ある日彼女は街中で財布を拾い、「お礼に」と一体の人形を手渡される。
11歳の花梨ちゃんには2人のパパがいる。プロサッカー選手の龍と、高校教師兼小説家のナオだ。小さい頃はじゃんけんで負けたパパが子供を産むのだと思ってたんだってさ。ママはいないけど、3人で外を歩くと女の人が羨ましげに振り返るので、まあいいやって思ってるみたい。でも、2人とも花梨ちゃんを溺愛してるのはいいんだけど、性格が正反対だからケンカばかり。そんな愉快な3人の前に、謎の女性が現れた。ダブルパパはひどく動揺するんだけれど…?
ある雨の日、高校生の貴志子は落選した絵を道端に置き、傘も差さず落ち込んでいた。その絵をバイクで踏み潰したのが大学生の比呂。二人は自然と恋に落ちた。だけども比呂は、いつも7時半までしか会ってくれない。比呂には毎日欠かさず花束を持って会いに行く大切な女の子がいた。彼女は病院の中にいた…。どちらも傷つけまいと苦悩する比呂。しかしその中途半端な優しさが、3人の心それぞれに傷を残す事となる。
父・惣の留守を守る日下家三兄弟のもとに、赤ん坊を抱えた女子高生がやって来た。彼女はこの赤ん坊が自分の姉と日下家の誰かの子供だと言い張り、「赤ん坊を引き取るまで帰らない」と、庭にテントを張って居座ってしまった。彼女が言う男のイニシャルは「S.K」、日下家の男たち全員が当てはまる。完全否定する三人だったが、しっかり者の森にも自信たっぷりで喰ってかかる彼女の様子に、「もしかして本当にこの中の誰かが?」なんて空気が流れ始め…?