こんにちは、マンバ通信です。
3月16日 都内某所にて、スマホアプリ発の青年マンガレーベル「ジヘン」の編集部主催による新人賞授賞式が行われました。マンバ通信ではその授賞作品の紹介と授賞式の模様をお伝えします〜。
この記事ではじめて「ジヘン」という名前を目にしたという人もいるかもしれないので、まずは簡単に説明しますね。
「ジヘン」とは、名作や人気のマンガ作品が無料読める電子書籍サービス「マンガZERO」が独自のマンガ編集部を立ち上げ、オリジナルのマンガ作品を掲載しているマンガレーベル(「ジャンプ」や「チャンピオン」のようなマンガ雑誌が電子版でやっている感覚)のこと。現在は各作品月1回のペースで、第2・第4土曜日にそれぞれ公開中です。
※4月からは各作品月1回のペースで、毎週土曜日にそれぞれ公開される予定
その「ジヘン」が創刊1年を迎えるということで、新人作家を対象としたコンテストを開催。新人大賞の『霊能探偵事件簿』(菊地大吾)をはじめとする以下の4作品が入賞しました。
格安アパートに引っ越ししてきた大学生・女金 駆。引越祝いにケーキを食べようとしたところ、目の前に女性の幽霊が現れた!?
女金は心霊現象を解決するべく、幽霊事件を担当する探偵・真零源 翔へ除霊を依頼するも、どうやら彼はインチキ探偵のようで──。
果たして幽霊は除霊できるのか!? ボケとツッコミが溢れて止まらない、ドタバタ痛快なギャグマンガ!
ジヘン期待賞 ビックリビッグ/こおにたびらこ
奨励賞 水槽のうしろがわ/箕田
審査員特別賞 トイト/若林えみ花
授賞式は編集長の挨拶からスタートし、それぞれの入賞者に記念品の授与が行われました。
今回審査員をつとめた須本壮一先生(ジヘンでは現在『GATO -ゼロイチの戦場-』を連載中)による全体講評では、「ボクが小学館で新人賞を受賞した頃は、アナログが当たり前の時代でした。今はどんどん環境がデジタルに変わってきていますよね。先日、新聞でコミックスの売り上げが紙よりもデジタルの方が上にきてしまったという記事も見かけました。以前だと“紙で勝負するなら、メジャー誌で描かないとね”なんて言われてましたが、今はある意味メジャーかどうかなんて関係ないと思うんです。だから、今ここで頑張ればトップに立てるかもしれない。だから、みなさんはジヘン新人賞の第1回受賞者として、頑張って欲しいなと思います。一緒にジヘンを盛り上げていきましょう!」と受賞者を激励。
最後はジヘンスタッフ、審査員、受賞者の全員で記念撮影を行い、授賞式を終了しました。
新人大賞作品の『霊能探偵事件簿』は3月24日より、マンガZEROに掲載されているそうです! 気になる方は、ぜひ読んでみてください〜。
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