男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行り、男子の数が激減。男女の立場が逆転した世界に生まれた貧乏旗本の水野は、大奥へ奉公することを決意する。女性の将軍に仕える美男三千人が集められた女人禁制の場所・大奥で巻き起こる事件とは…!?
男子禁制、閉ざされた花園“大奥”に金髪、青い瞳の新人女中がやって来て…。先輩女中との確執は!? 将軍家斉との床入りは!? 現代社会で恋に仕事に悩む女性にこそ読んでほしい本格ラブコメ、時代を超えてワイドに登場です!!
いじめ、格差、マウンティング…女同士の軋轢はいつの時代も変わらない。将軍の命を狙うため大奥に送り込まれた女は将軍の寵愛を受けたことにより、陰湿な嫌がらせの標的になり…。道具として扱われた女の悲劇ほか、権力を狙う色仕掛け女狐とカマトト女狸の戦い等、3話を収録。江戸城の奥、ドロドロとした愛憎と陰謀に満ちあふれた、秘められた苑で繰り広げられる残酷絢爛絵巻。
16歳の処女正妻の初夜を、夫の愛人が監視!? 世継ぎを産むため、媚薬を使って乱れる幼妻! 8代将軍の妻、日野富子の壮絶人生を描く!(大奥子種バトル~正妻VS.愛人~) 明治10年、生まれ故郷を追われ外人専門の娼婦となったお栄。ロシア貴族との愛欲の日々が、彼女を美しく磨き上げる!!(らしゃめんお栄) 7歳で親に置屋に売られ、遊女となったお倉。成り上がるため必死に客を取る中、優しいだけのダメ男と出会い、惹かれていくが……!?(ヨコハマお倉) 「ぐずぐずしないで足を開け!」夫に性病を移され、辱めのような治療を受けた吟子は、日本初の女医を目指す!(吟子―日本初の女医―)
時は元禄、処は大奥。将軍様以外は男子禁制の女の園にただひとり勝手無頼を許された男がいた。江戸幕府床与方筆頭会釈・皇天繕。将軍様の夜のお相手選びを一手に担うこの男を人は「おしとね天繕」と呼んだ―――。色香漂う美女達を相手に、類稀なる床裁き!!天繕の華麗なる日々を描く史家驚愕の元禄艶笑絵巻!!
時間をかけてゆっくりと牛馬に四肢を引きちぎられる――。日本の歴史上、もっとも残虐な処刑のひとつ「牛裂きの刑」に処せられた異国の遊女。秀吉の家臣に献上された彼女には、ある「望み」があった…。「朱き罪・牛裂きの刑」 運の良さだけで、町娘から将軍の側室にまで成り上がった女が巻き起こした、江戸期最大の姦通スキャンダル「絵島生島事件」。1500人以上が処分された事件の全貌は!?「月光院伝」 16歳で生涯を閉じ「大奥女中の鑑」と讃えられた伝説の女中「桂川てや」。家計を支えるため12歳で大奥に上がり、わずか4年で異例の出世を遂げた「てや」の、大奥性愛人形として耐えた波乱万丈人生絵巻。「おてや人形」 負け戦の人質として差し出されたのは、月光のごとく美しい若君。その若君に恋した猿顔の姫。美男と醜女、見目不相応なふたり純愛の行方は!? 戦国乱世を舞台に送る、日本版、男女逆転「美女と野獣」。「猿姫恋草子」 男の所有物として生きてきた女たちのが、何度虐げられても己の欲望と誇りを貫き通し生きる。人気作家、安武わたるが女心を繊細に描く極上女の人生ドラマ4編をお届け!
江戸時代、徳川の治世を盤石にした1人の女性がいた。徳川家のために一生を賭け、裏切り者の子と嘲笑を受けつつも、必死で竹千代を守り続けた乳母・お福。家督争いに勝ち、竹千代が3代将軍・家光として就任したことで、天下泰平は守られるハズだった…。しかし実母と乳母による、度重なる権力争いに嫌気がさした家光は、女性嫌いになっていた。このままだと後継ぎがいない徳川家は滅んでしまう…それを危惧したお福は、一計を案じることにした。大奥誕生秘話!
超名門高校になんの因果か合格してしまった庶民の美雨。お嬢様の中で浮きまくりの彼女だったが学園のアイドルが集うお茶会に招待された日をきっかけにヒエラルキーが逆転!? 期待の俊英が贈る女同氏のサバイバル学園ストーリー!
外界から閉ざされた、女たちの城(みやこ)・大奥――。たった一人の美形男子(イケメン)が、女を装って潜りこむ!!誰も見たことがない、魅惑の“大奥”が登場!!男が女に変身して大奥に上がる!!オカマか復讐か恋愛か!?新宿二丁目も大騒ぎ!!
昔に3巻ぐらい読んで長くなりそうだなと思って待ってたらいつのまにか19巻まで続いていた。あらすじは謎の奇病で男性の数が減ってしまった江戸時代の大奥が舞台。将軍も男性ではなく女性になったため大奥が女性ではなく男性がいる世界になっている。 最初の方は女性が多い場合の世界観や独自の文化(御内証の方/お褥すべり)など細かい点を楽しんでいたが7巻あたり吉宗編から一気に面白くなった。謎の奇病の正体の解明/将軍家内の権力争いの表現や謎の奇病である赤面疱瘡の解明や治療方法、治療後の世界観、諸外国や各藩に対してどのように対応していくかやラストも含めてすごい面白かった。 風雲児たちを読み返してからもう一回読もうかと考えている