お客様は全て動物。謎の百貨店ストーリー! 鬼才、西村ツチカの描く最新作は、動物がいっぱい登場する王道のファンタジーです! 舞台は来るお客様が全て動物という謎の百貨店。ヒロインは新人コンシェルジュとして働く秋乃さん(人間の女の子)、彼女の前には毎回、「絶滅種」の動物のお客様が現れます。長年連れ添う妻を喜ばせたい金持ちのワライフクロウ、久々に会う父への贈り物をさがす女優のウミベミンク、美しい彼女への求婚にひるむ若者のニホンオオカミ… そして秋乃さんの周りには神出鬼没のフロアマネージャー、温かく見守る上司や、きびきびとした態度の先輩、斜に構えた謎の同僚など個性豊かなキャストが揃います。可愛い動物のお客様たちの悩みが一生懸命なヒロインの頑張りと機転で解決される とにかく無敵に良いマンガです。
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】時は明治末。さびれた老舗呉服店に新風を巻き起こす、男たちの物語──。 かつて大きな賑わいを見せていた、老舗呉服店「三つ星」。その三男・星乃虎三郎が、三年ぶりに英国から帰国した。新しい「三つ星」を作ろうと意気込むものの、店の者からはまったく歓迎されず、変わらず優しいのは、長兄の存寅だけ。一方、虎三郎を知っているらしき、謎の男・鷹頭も、「三つ星」再建のため、独自に動いており…。
明治末を舞台にした朝ドラのような清々しいお仕事モノ!
父親を陥れた者たちに復讐していく青年・菱井ディーノ(ひしい・でぃーの)を描いたハードボイルドアクション。丸菱デパート七代目社長であった父・丈一郎(じょういちろう)が重役達の反逆によって解任され、すべてを失ってしまった菱井一家。母は家を出て行き、父は酒に溺れて死亡し、残されたディーノは不遇な少年時代を送る。そして高校に入学したディーノは、父が残してくれた小さな家とフェラーリの名車ディーノ206GTを父の友人から渡される。父の深い愛を知ったディーノは復讐を決意して……!?
読めば呑みたくなる本格日本酒コミック! 老舗百貨店クロキに勤める紗々竹葉は、ひょんなことから味覚のセンスを見込まれ、クロキの命運を賭けた50周年イベント日本酒企画推進室室長を命じられることに…!? 実在の蔵と酒が登場する、本格日本酒コミック。
六道縁は山奥育ちのワイルドガールで、オーロラデパートのガードマン兼ドアマンとして就職した。そんな彼女にそんじょそこいらの女子より可愛いおもちゃ売り場担当の片岡水菜(男)は恋をする。でも各売り場にいるカリスマという名の変な店員に振り回されっぱなし!
結婚適齢期を迎えつつある小暮瞳はデパートの受付嬢。恋愛、仕事もなんとなく宙ぶらりな状態。本当はスリリングな探偵にでもなりたかったのに…。ある日の帰宅時、デパートの地下駐車場で叫び声と共に、手に血のりをつけて走り去っていくひとりの男を目撃する。翌日、昨日のことが殺人事件だったというニュースが流れ、あの男の顔が脳裏に浮かぶ…。そんな考えを見事に吹っ飛ばしたのがお見合いの話だった。頼んでもいないお見合いにしぶしぶ行く瞳。しかしお見合い会場にはなんと、あの男が座っていたのだった!瞳は別の好奇心でお見合い相手・鹿島悟と付き合うのだった。そしてこの出会いが2人の人生を大きく変えていく…!?木村晃子先生が描くハートフルなミステリー&サスペンス!!幻の原稿復活版です!!
こういう話だったのか…と全2巻読み終わって「ふぉ〜」とため息が出ました。 著者のファンからすると、あらすじにある"王道のファンタジー"って引きにならないというか、う〜ん?と思ってしまい、今まで1ページも読んでませんでしたが、完結を機に読みました。絶滅動物があつまる百貨店を舞台に人間が奉仕するような設定のこの漫画の、存在意義(メッセージ?)みたいなものが分かった気がするので、読まず嫌いも甚だしかった。東堂さんみたいな変な人もちゃんといて「これこれ!」という嬉しさも有り、高級百貨店のコンシェルジュという仕事の奥深さもしっかり描いて勉強になる。秋乃ちゃんの成長も自分のことのように嬉しい。 9話「嘘のお客様」がいちばん好きです。 なにより、この方の漫画をA5判で読むととても贅沢な気持ちになる。本っっっ当に絵が上手い…。(漫勉に出てほしい) まだ通して1回しか読んでませんが、読めば読むほど味わいが深まるスルメ漫画だと思います。