あらすじ「今日」に満足してた若人たちの青春逃亡録。死傷者多数の矢波高校爆発事件を起こしてしまったせいで、「そこそこ」の生活が激変してしまったトビオたち。捜査が進展する中、海外逃亡を試みたところ、空港でパイセンが捕まってしまいました。手元に残ったのは、パイセンから貰った300万円の逃亡資金のみです。
普通の日常から犯罪者になってからの、心や生活の変化の描写がリアル過ぎます。 交わる人間模様の心も捉えていて、非日常的な場面に陥った人を想像する力がすごいな。と感心です。 終始、読んでいる人にドキドキの揺さぶりをかけてきます。 一気に読むことができる漫画です。 自分たちの行いにどう落とし前をつけていくか、登場人物達の葛藤やどうしようもなさなど、 人間臭さが存分に描かれている良作。考えさせられます。