あらすじ冬歩との決着がつき、十二町の騒乱は終わった。禍根は絶え、恨みの渦は消え去った。いろいろなことがあった午年は晦日を迎え新しい一年、未年がはじまった。恨みが終わり、平穏が訪れた中、未だはっきりしていないことが…。恋はいったい…? 恨み来、恋、恨み恋。恋の行く末を描く最終巻。
猫耳美少女があざといポップな表紙とは裏腹に、熱くて手に汗握る展開が魅力のバトルアクションです。 「恨み」とか「好意」とかの感情を軸にした話だけに、どんな場面でも心情描写が丁寧なのが良いですね。戦闘態勢で緊張が走ったり、照れ隠しで目が泳いだり、セリフがキまってるときの顔など、キャラクターの芝居がいいのでどの人も自然と好きになれます。 ごく個人的には丑ちゃんがとても好みで、「~しやがらねーんです」みたいな、アウトレイジに無理やりですます調つけた感じ(グラブルで例えるならクムユとかユイシスみたいな)のがなんだか可愛いですw