あらすじ夏歩は、子の家の恭一を恨む恨み猫。子の一族を殺す恨みにとりつかれていた夏歩だが恨みの矛先を恭一ひとりに向けることに。恭一との関わりのなかで、恨めしく思う気持ち、それは本当に恨みなのか…? そんな折、恭一の祖父・郷一が襲われる事件が。その傍らにいたのは、恨みにとらわれた夏歩だった――。ポップで怪異な青春ストーリー、第2巻です!
猫耳美少女があざといポップな表紙とは裏腹に、熱くて手に汗握る展開が魅力のバトルアクションです。 「恨み」とか「好意」とかの感情を軸にした話だけに、どんな場面でも心情描写が丁寧なのが良いですね。戦闘態勢で緊張が走ったり、照れ隠しで目が泳いだり、セリフがキまってるときの顔など、キャラクターの芝居がいいのでどの人も自然と好きになれます。 ごく個人的には丑ちゃんがとても好みで、「~しやがらねーんです」みたいな、アウトレイジに無理やりですます調つけた感じ(グラブルで例えるならクムユとかユイシスみたいな)のがなんだか可愛いですw