あらすじ鬼騒動が収束した…と思いきや、朱華が恭一に告白しててそれを朱華は覚えていなくて、その様子を夏歩が見ていて…と、目が離せない「恋」パート! 一方、まだ解決していない問題も。朱華とともに斬られた虎虎の行方は? 「恨」で浸食し、十二町を揺るがそうとする黒幕が今、静かに動く。恋して戦う怪異譚、ヒロインのかわいさ際立つ第8巻です!
猫耳美少女があざといポップな表紙とは裏腹に、熱くて手に汗握る展開が魅力のバトルアクションです。 「恨み」とか「好意」とかの感情を軸にした話だけに、どんな場面でも心情描写が丁寧なのが良いですね。戦闘態勢で緊張が走ったり、照れ隠しで目が泳いだり、セリフがキまってるときの顔など、キャラクターの芝居がいいのでどの人も自然と好きになれます。 ごく個人的には丑ちゃんがとても好みで、「~しやがらねーんです」みたいな、アウトレイジに無理やりですます調つけた感じ(グラブルで例えるならクムユとかユイシスみたいな)のがなんだか可愛いですw