あらすじ恨み猫・夏歩の襲来から始まった十二町の動乱の数々…。ついに現れた黒幕は「恨み猫」――! 神をも喰らい、強大な力を得た「恨み猫」がそこまでして街を恨み、子国を恨む理由とは。語られる過去は、恭一と夏歩の関係にも変化を起こす。恋して戦う怪異譚、恋も恨みもいよいよ最高潮の第10巻!
猫耳美少女があざといポップな表紙とは裏腹に、熱くて手に汗握る展開が魅力のバトルアクションです。 「恨み」とか「好意」とかの感情を軸にした話だけに、どんな場面でも心情描写が丁寧なのが良いですね。戦闘態勢で緊張が走ったり、照れ隠しで目が泳いだり、セリフがキまってるときの顔など、キャラクターの芝居がいいのでどの人も自然と好きになれます。 ごく個人的には丑ちゃんがとても好みで、「~しやがらねーんです」みたいな、アウトレイジに無理やりですます調つけた感じ(グラブルで例えるならクムユとかユイシスみたいな)のがなんだか可愛いですw