あらすじ恨み猫の夏歩は、恨みの対象を子国一族から恭一ひとりにスライドする。郷一殺害犯をさがす恭一たちの前に姿を現わす少年、透也。恭一は透也に一種の親近感を持つが、彼の素性は果たして…? そして、一緒にいるうちに恨みとは別の感情が生まれたことに気づく夏歩。「自分は、あいつを恨み殺す恨み猫のはずなのに――。」ポップで怪異な青春ストーリー、第3巻です!
猫耳美少女があざといポップな表紙とは裏腹に、熱くて手に汗握る展開が魅力のバトルアクションです。 「恨み」とか「好意」とかの感情を軸にした話だけに、どんな場面でも心情描写が丁寧なのが良いですね。戦闘態勢で緊張が走ったり、照れ隠しで目が泳いだり、セリフがキまってるときの顔など、キャラクターの芝居がいいのでどの人も自然と好きになれます。 ごく個人的には丑ちゃんがとても好みで、「~しやがらねーんです」みたいな、アウトレイジに無理やりですます調つけた感じ(グラブルで例えるならクムユとかユイシスみたいな)のがなんだか可愛いですw