あらすじ映画「明日への大和」のセット公開イベントに訪れた園場らヘブンズドア一行。イベント終了後、プロデューサー綾重のクルーザーに乗った前田、有賀、ジャンヌらは映画のセットとは違う大和に遭遇する。そこには太平洋戦争中の乗組員もおり……? ほか、南極探検家スコット、楊貴妃、バレンタインの起源となったと言われるウァレンティウヌスなど歴史上の偉人達がご来店! 死の直前に食べたい料理とは?
死ぬ前に何が食べたい?を具現化してくれるレストラン。 歴史上の偉人たちが死の間際にタイムスリップして、彼らの最期の望みを叶えてくれる。 偉人たちのキャラクターが画一的でないところがまた魅力的。ヒトラーはこう、ジャンヌダルクはこう、土方はこう…という見方を覆すというほどではないけど(カエサル≒江頭2:50、ガンジー≒波平には覆されたけど)人間らしい解釈で描かれているのが面白い! 普段は超絶ネガティブで割と駄目人間な園場さんがわがままなオーダーに素晴らしい料理で答えていく様は、もはや禅問答。生とは?死とは?という根源的な問いにあくまでも軽やかに答えていく。 料理漫画なのに壮大だなと思ったけど、食事は生命活動の根本であり喜び。美味しいものを美味しいと食べられることに、生きていることに感謝したくなる漫画です。 ホタルイカのブランダードめちゃくちゃ美味しそう ホタルイカの干物ってライターで炙って食べる以外にもこんなすてきな食べ方があるんだね