あらすじ1930年代のアメリカで銀行強盗と殺人を繰り返しながらも、絶大な人気を得、「俺たちに明日はない」で映画化もされたボニー&クライド。「西遊記」の基となった「大唐西域記」を著し三蔵法師のモデルと言われる唐代の僧・玄奘。「大坂夏の陣」での猛将ぶりで人気を博す真田幸村がタイムスリップしてレストラン・ヘブンズドアにご来店! シェフ園場の従妹・雪が働く小料理屋には近藤勇、大塩平八郎、東條英機がご来店!
死ぬ前に何が食べたい?を具現化してくれるレストラン。 歴史上の偉人たちが死の間際にタイムスリップして、彼らの最期の望みを叶えてくれる。 偉人たちのキャラクターが画一的でないところがまた魅力的。ヒトラーはこう、ジャンヌダルクはこう、土方はこう…という見方を覆すというほどではないけど(カエサル≒江頭2:50、ガンジー≒波平には覆されたけど)人間らしい解釈で描かれているのが面白い! 普段は超絶ネガティブで割と駄目人間な園場さんがわがままなオーダーに素晴らしい料理で答えていく様は、もはや禅問答。生とは?死とは?という根源的な問いにあくまでも軽やかに答えていく。 料理漫画なのに壮大だなと思ったけど、食事は生命活動の根本であり喜び。美味しいものを美味しいと食べられることに、生きていることに感謝したくなる漫画です。 ホタルイカのブランダードめちゃくちゃ美味しそう ホタルイカの干物ってライターで炙って食べる以外にもこんなすてきな食べ方があるんだね