あらすじ最澄と空海の登場で仏教が新たな発展を遂げた平安初期。各地で天変地異や病が流行すると、民衆は神祇信仰に密教を取り入れた怨霊信仰に熱狂する。そんな時に「応天門事件」が発生。藤原良房がこれを機に権力を掌握したのは偶然か、必然か!? 藤原北家の摂関政治が本格始動!【目次内容】序章 密教伝承・最澄と空海/第一章 擡頭する藤原北家/第二章 徘徊する怨霊たち/第三章 摂関政治への展望/第四章 物語世界の創造