あらすじ武装した寺社が朝廷を強訴(ごうそ)し、朝廷警固を機に武士が政治の中枢に進出した11世紀。白河上皇は、急成長する武士の力を巧みに利用して寺社勢力を抑え込み、自らの手に権力を集中させていく。新たな統治体制「院政」が確立される様子と、「後三年の役」で活躍しながら冷遇された源義家を追う!【目次内容】序章 中世への胎動/第一章 天下第一の武者・源義家/第二章 白河院政へ/第三章 伊勢平氏の進出/付章 熊野詣