あらすじ平将門の乱以後も各地で軍事貴族や豪族が現れる中、藤原道長の死から半年、東国で平忠常が叛旗を翻す。乱は朝廷側の源頼信が鎮圧。源氏の活躍が、藤原氏の栄華を曇らせてゆく。この頃、寺社勢力は農民を吸収することで力をつけ、朝廷の権威も陰りだし、時代は中世に向かっていた。【目次内容】序章 欠ける望月/第一章 平忠常の乱/第二章 自立の動き、寺社勢力/付章 荘園の乱立/第三章 前九年の役から後三条親政へ