あらすじ雄略天皇没後に動乱を極めた大和政権。継体天皇が即位すると、朝鮮半島支配を放棄して内政安定を図りながら、最大の危機・磐井の乱を制圧。王権は超越的権力に成長する。一方で渡来人や帰化人がもたらした仏教が、豪族を崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏に分断させ、その対立抗争から王権は再び混迷!【目次内容】序章 越前・三国/第一章 吉備の乱/第二章 継体王朝と磐井の乱/付章 仏教伝来/第三章 仏教受容で揺れる王権