あらすじ薩長が断行した「廃藩置県」で封建支配を脱却し、近代国家の基礎を固めた明治政府。新政策を矢継ぎ早に打ち出し、強引に近代化を進めていく。文明開化の到来である。同時に、幕末に締結した列強との不平等条約の改正を目論み、岩倉具視を特命全権大使とした使節団を米欧に派遣する。【目次内容】序章 夜明け/第一章 版籍奉還から廃藩置県へ/第二章 文明開化の音がして/第三章 強引にすすむ近代化政策/第四章 有司専制政治