あらすじ教育の普及によって文化が急速に大衆化した時代。文芸では滑稽本『東海道中膝栗毛』や読本『南総里見八犬伝』が生まれ、浮世絵では東洲斎写楽や葛飾北斎などが化政文化を牽引する。度重なる幕府の出版統制に脅えながらも、江戸文化は円熟期を迎える!【目次内容】序章 《野暮》の時代/第一章 笑いと伝奇と艶麗の文芸/第二章 浮世絵と生世話な歌舞伎/第三章 鄙ふりの俳風、雪の文化/第四章 草莽の学問、実践の文化