あらすじ田沼時代を否定することから始まった松平定信は、「寛政の改革」で再び農村復興による財政再建を目指す。質素倹約や学問・思想統制を強化して立て直しを図るが、その厳しさは反発を招くと同時に、文化を粛清する結果となる。そんな折、ロシアの使者とともに漂流民・大黒屋光太夫が帰国。鎖国体制がほころび始める!【目次内容】序章 松平定信の登場/第一章 寛政の改革/第二章 外圧と海防/第三章 《寛政の遺老》の政治