あらすじ「してやれなかったんじゃない、してやらなかったんだ……」百太郎(ももたろう)の祖母が亡くなった。一緒に暮らしていながら、一週間前に倒れたことにも気付けず「ばあちゃんは元気だ」とばかり思っていた百太郎は、あまりのショックに介護の仕事から逃げ出すが……。国家試験4年連続不合格の百太郎が、介護福祉士の資格獲得に挑む、【介護福祉学生編】!※単行本に収録されている「教員ヘルプマン!の現場から」はこの電子書籍版には収録されておりません。ご了承下さい。
とにかく熱い男の百太郎の魅力満載の漫画。 勉強もできない、落ち着きもない、そんな百太郎が一緒に住んでいたチャキチャキのおばあちゃんが滑って転んで足を骨折して入院したところから、介護に興味を持ち、色んな老人と接して失敗しながらも、ヘルパーとして成長していく物語。 痴呆老人をいつしか人間として、家族として見ることができなくなった人達の目を覚まさせてくれる。 ただ、自宅での介護の現場は、頑張らなくてもいいと言われても頑張ってしまう、超高齢社会に向かっている日本は、今後どうなっていくのか・・・? 百太郎の言葉に涙が溢れる。 2巻読了。