あらすじ20年前、宇宙飛行士として心身共に厳しい訓練を受けた元宇宙飛行士・汲田光(くみた・ひかり)60歳。彼女は、執筆活動や講演会などフリーで仕事を受けつつ悠々自適なおひとり様暮らしをしていた。ところがある日、地域包括支援センターから父親が認知症になったと報告を受ける。認知症の父親と向き合う事は未知の領域。光は研究者として認知症を深く理解しようと「認知症重度化予防実践塾」を受講し、社会実験を開始した――。著者が実際に「認知症重度化予防実践塾」を取材・体験した内容を作品化した【認知症予防編】!
とにかく熱い男の百太郎の魅力満載の漫画。 勉強もできない、落ち着きもない、そんな百太郎が一緒に住んでいたチャキチャキのおばあちゃんが滑って転んで足を骨折して入院したところから、介護に興味を持ち、色んな老人と接して失敗しながらも、ヘルパーとして成長していく物語。 痴呆老人をいつしか人間として、家族として見ることができなくなった人達の目を覚まさせてくれる。 ただ、自宅での介護の現場は、頑張らなくてもいいと言われても頑張ってしまう、超高齢社会に向かっている日本は、今後どうなっていくのか・・・? 百太郎の言葉に涙が溢れる。 2巻読了。