あらすじ64歳で独身の玲子(れいこ)と理恵(りえ)。計画性もなく、いつまでも今の生活が送れると思っていた玲子は、アパートからの立ち退きを迫られ、仕事も減って窮地に。一方、綿密なセカンドライフのプランを立てていた理恵は脳出血で倒れ、実姉の世話になることを余儀なくされる。「年を取ったというだけで……この手から一人前の選択権が奪われる」――最後まで自立した、自分らしい生活をしたい2人が出した結論は?
とにかく熱い男の百太郎の魅力満載の漫画。 勉強もできない、落ち着きもない、そんな百太郎が一緒に住んでいたチャキチャキのおばあちゃんが滑って転んで足を骨折して入院したところから、介護に興味を持ち、色んな老人と接して失敗しながらも、ヘルパーとして成長していく物語。 痴呆老人をいつしか人間として、家族として見ることができなくなった人達の目を覚まさせてくれる。 ただ、自宅での介護の現場は、頑張らなくてもいいと言われても頑張ってしまう、超高齢社会に向かっている日本は、今後どうなっていくのか・・・? 百太郎の言葉に涙が溢れる。 2巻読了。