あらすじ定年退職後もフリーのデザイナーとして仕事を続け、オシャレをして好きなものを食べ、64歳まで一人で気ままに生きてきた玲子(れいこ)。これからも人生を楽しんでポックリ逝きたいと思っていたのに……。20年住んだアパートを追われた玲子は新しい住居を探すが、一般住宅は断られ、あるのは「高齢者専用住宅」ばかりで……。「今の社会にあたしたち高齢者を受け入れてくれる場所は無いの」“独り身の高齢者”の現実を描く【セカンドライフ編】。
とにかく熱い男の百太郎の魅力満載の漫画。 勉強もできない、落ち着きもない、そんな百太郎が一緒に住んでいたチャキチャキのおばあちゃんが滑って転んで足を骨折して入院したところから、介護に興味を持ち、色んな老人と接して失敗しながらも、ヘルパーとして成長していく物語。 痴呆老人をいつしか人間として、家族として見ることができなくなった人達の目を覚まさせてくれる。 ただ、自宅での介護の現場は、頑張らなくてもいいと言われても頑張ってしまう、超高齢社会に向かっている日本は、今後どうなっていくのか・・・? 百太郎の言葉に涙が溢れる。 2巻読了。