あらすじ介護虐待の闇に迫る!!親の「世話」が「虐待」に変わる瞬間。――脳溢血の後遺症で半身麻痺が残る幸助(こうすけ)と、半年間その介護をしてきた妻の玉緒(たまお)。55歳で早期退職し、実家に戻ってきた正孝(まさたか)は、尊厳を失った父親の姿に動揺を隠せない。そんな折、玉緒も倒れて入院。幸助の介護と必死に向き合うが、当の幸助は「恩知らず」「出来そこない」と罵るばかりで……。
とにかく熱い男の百太郎の魅力満載の漫画。 勉強もできない、落ち着きもない、そんな百太郎が一緒に住んでいたチャキチャキのおばあちゃんが滑って転んで足を骨折して入院したところから、介護に興味を持ち、色んな老人と接して失敗しながらも、ヘルパーとして成長していく物語。 痴呆老人をいつしか人間として、家族として見ることができなくなった人達の目を覚まさせてくれる。 ただ、自宅での介護の現場は、頑張らなくてもいいと言われても頑張ってしまう、超高齢社会に向かっている日本は、今後どうなっていくのか・・・? 百太郎の言葉に涙が溢れる。 2巻読了。