あらすじひとりの部下もいない閑職に追いやられて落ち込む佐々木さん。だが、元・会社役員を名乗るホームレスに、ワンマン経営が行われている鈴木建設は今こそ派閥を作るチャンスだと吹き込まれ、すっかりその気に。そこで、まずハマちゃんを“佐々木派”に引き入れようと、ウナギ屋で懐柔しようとするが…。
巻数も百を超え、シリーズ映画も終わり、マンネリの極致に達した感もある。浜ちゃんの人の良さで乗り切る展開には、もう飽き飽きしてしまう。 人物の線にもバラつきが見え、画力の衰えも感じ取れる。 なのに。 オリジナルの中に、この画柄が無いと寂しくなってしまう。 マンネリの先にある空気感を掴み取った稀有な作品と言えるのかもしれない。