あらすじ

ある日、営業三課の人々はなぜか皆そそくさと出かけてしまい、気づいてみると残っているのは佐々木さんと伝助だけ。実は、週末に誰かが新潟へ出張に行かなくてはならなかったからなのだ。佐々木さんはしょうがなくその仕事を伝助に任命した。週末、伝助が新潟に着いてみると、そこは雪、雪、雪の世界。そして、なんとここで伝助が遭難してしまい…。
釣りバカ日誌 1巻
鈴木建設に勤めるハマちゃんこと浜崎伝助は、とくにこれといった趣味もなく、かといって仕事に燃えるわけでもなく、ただのんびりと毎日を過ごしていた。ある日、上司の佐々木課長に釣りに誘われて、イヤイヤついていったのが運のツキ。すっかり釣りの面白さにはまってしまい、ここにひとりの釣りバカが誕生するのだった!ハマちゃんはいかにして釣りバカになってしまったのか!?釣りのおもしろさとサラリーマンの泣き笑いを描いた、国民的人気コミック!!
釣りバカ日誌 2巻
年が明けて間もなく、親子3人で仲良く近所を散歩する伝助の目に止まったのは、縁側で凝った釣りの仕掛けを作っている無愛想な男だった。しかし、この男、意外なことに伝助を真鯛釣りに行かないかと誘う。もちろん喜んで応じる伝助。しかし、釣りに向かう車中でも、まったく会話が弾まない2人。どうなることかと思う伝助だったが…。
釣りバカ日誌 3巻
伝助はひょんなことから鈴木という名前の老人と知り合う。一緒に釣りにでかけることになった2人だったが、この鈴木さん、釣りは初めてというド素人。自分だって1年前はド素人だったのに、そんなことはすっかり忘れて師匠気取りの伝助。先輩風を吹かせて、鈴木さんに厳しくコーチする伝助はどんどん調子に乗るが、この鈴木というご老人、実は意外な人物なのだった!
釣りバカ日誌 4巻
相変らずマイペースの伝助に比べて浮かない顔の佐々木課長。そんな佐々木さんをのんきに励ます伝助だったが、実はその伝助こそが佐々木さんの悩みのタネだった。そんな佐々木さんの心中を知らず、気分転換にと釣りに誘う伝助。ところが、2人が乗った釣り船に、偶然アノ人も乗っていて…。
釣りバカ日誌 5巻
ある日、営業三課の人々はなぜか皆そそくさと出かけてしまい、気づいてみると残っているのは佐々木さんと伝助だけ。実は、週末に誰かが新潟へ出張に行かなくてはならなかったからなのだ。佐々木さんはしょうがなくその仕事を伝助に任命した。週末、伝助が新潟に着いてみると、そこは雪、雪、雪の世界。そして、なんとここで伝助が遭難してしまい…。
釣りバカ日誌 6巻
ある日、スーさんから伝助へいつものように釣りのお誘いの電話が入る。新島の近くの岩礁でヒラマサ釣りをしないかという提案に、伝助はもちろんふたつ返事。みち子さんの嫌味もなんのその、意気揚々と出かける伝助。広い海を前に、どちらが多く釣るかなどというコセコセした争いはやめにして、勝負するならこの大海原と勝負しようと盛り上がる釣りバカコンビだったが…。
釣りバカ日誌 7巻
伝助が珍しく悩んでいる。なんてったって、あの伝助のカワイイ奥さん・みち子さんが不倫をしているかもしれないんだから。しかも相手は鈴木社長の甥で、次期社長と噂される多胡氏である。あらぬ妄想を膨らませる伝助のもとに、多胡の家にいるみち子から「なにもかも話すから来て!」という電話が。伝助は覚悟を決めて多胡のマンションへと出かけるが…。
釣りバカ日誌 8巻
最近、浜崎家ではどうもみち子さんの機嫌が悪い。それもそのはず、伝助の釣りバカぶりが近頃許しがたい状況になっているようで、みち子さんが妊娠したかもしれないというのにクロダイ釣りにのめり込んでいるというありさま。きっかけは何キロ級というクロダイの大物を目の前にして釣り損ねた伝助が、そばにいた見知らぬ釣りバカ爺さんに…。
釣りバカ日誌 9巻
伝助がルンルン気分で四国支社へ単身赴任した後、営業三課は火が消えたように静かになってしまった。しかし、誰よりも寂しい思いをしているのは、もちろん釣りバカコンビの片割れ・スーさん。せっかく友人と釣りに出かけても、思い出すのはハマちゃんのことばかりで…。
釣りバカ日誌 10巻
単身赴任先の四国から再び本社に呼び戻された伝助。ある日、伝助が幹事を務める同期会が開かれた。この同期は優秀な人材が集まっているとの定評があり、皆すでにそれなりの役職に付いている。いまだにヒラなのは伝助だけなんであるが、そこは伝助、全然へっちゃら…というかナーンにも気にしていないのだった。
釣りバカ日誌 11巻
ある日、行き付けのそば屋でお昼を食べていた佐々木課長は、鈴木建設釣り同好会の世話人である秋山営業部長と顔を合わせる。久しぶりに釣りがしたいという秋山部長は、社内釣り大会の段取りを佐々木さんに頼んだ。張り切る佐々木さんのもとに「私も釣り大会に参加したい」という1本の電話がかかってくる。その電話の主が、なんと鈴木社長だったからサァ大変!
釣りバカ日誌 12巻
会社のアイドル・ひろ子ちゃんはなぜか伝助に好意を持っている様子。ひろ子ちゃんに釣りに連れてってと頼まれた伝助はルンルン気分で出かけるが、そのとき自分のカーディガンを忘れてきてしまう。翌日、そのカーディガンはひょんなことから宗君のもとへ。ひろ子に憧れる宗君は、彼女に「それは好きな人のカーディガン」と聞かされ大ショック!
釣りバカ日誌 13巻
伝助と会社のアイドル・ひろ子ちゃんがオフィスラブ?という「ひろ子ちゃん騒動」も一件落着し、浜崎家にはまた平和なときが訪れた。当のひろ子ちゃんはお見合いの相手と結婚が決まり、故郷へと帰っていく。そして、最近、伝助に遊んでもらっていないスーさんは連休に釣りの約束を取付ける。だが、その当日、伝助がまさに出かけようとするところへ一本の電話が…。
釣りバカ日誌 14巻
佐々木課長の昇進がかかった一大リゾートタウン計画のため、現地視察に出かけた伝助。その行き先がアジ釣りで有名な勝浦と聞いて、スーさんも公私混同の「視察」と称して佐々木さんをお供にやって来る。ところが、その建設予定地の山林の地主であり、伝助の釣り仲間でもある源五郎爺さんが、土地譲渡の条件に出してきたのが…。
釣りバカ日誌 15巻
次部長とはいかなかったものの、見事に部長代理に昇進した佐々木さん。嬉しくて仕方がない佐々木さんは秋山部長とともに鈴木社長にお礼のあいさつをする。社長はその返事もそこそこに、佐々木さんの昇進で空いた営業三課の課長のポストを誰にするのかとせまる。突然のことにあせる佐々木さんの口をついて出た名前は、なんと「浜崎」で…。
釣りバカ日誌 16巻
スーさんの意向で営業三課の課長に任命されたのは、札幌支社にいる朝本という人物だった。この朝本課長、今でこそ釣りに関して極度のアレルギーを持ってはいるが、昔は大がつくほどの釣りバカだったという。釣り嫌いになった原因は、若いころ、その釣りがもとで鈴木社長の逆鱗にふれて左遷されたからだった。
釣りバカ日誌 17巻
過去に釣りで仕事をしくじり長い間釣りを断っていた朝本課長は、自分に負けたら釣りをやめるという約束を伝助にさせて勝負に挑む。ところが、その勝負がきっかけで朝本課長の釣りバカが復活!2人は仕事も忘れて釣り勝負に没頭してしまう。そして、朝本は釣りバカぶりが復活して自らヒラに降格。課長は部長代理の佐々木さんが兼任することになる。
釣りバカ日誌 18巻
営業三課のホープだった宗君は、新設の海外事業部への異動が決まる。しかし、彼は三課のことが気になってしょうがない。というのも三課のOL・久美子ちゃんをめぐって同期の社員・平田君と恋のバトルをくり広げているからであった。そんな宗君のところへ故郷の母親からお見合い話がやってきて…どうする宗君!?
釣りバカ日誌 19巻
伝助とスーさんの釣りバカコンビは、ひょんなことからスーさんの旧友2人とともに釣りに出かけることになる。実は2人は丸菱銀行の頭取と日本電々の総裁という超大物。彼らは、伝助とスーさんの肩書きを越えた仲の良さを見て、2人が本当は親子ではないかと疑っている。それはさておき、4人が釣りに興じている最中に大雨がふってきて、川が増水してしまう。
釣りバカ日誌 20巻
常々懸案事項となっていた営業三課の課長のポストをそろそろ決めようという話が、スーさんと多胡の間で交わされる。その噂はあっという間に広がり、ついに浜崎新課長誕生か!?という話まで囁かれる。ところが社長直々のご指名は、かつて佐々木さんと営業部部次長のポストを争って敗れた久米管材部部次長だった!
釣りバカ日誌 21巻
営業三課の内紛をなんとか穏便に鎮めたいと思う佐々木さんは、クメハマコンビ(久米課長と伝助)の釣行に強引に参加する。釣りをしながら久米課長が折れるように説得しようというつもりだったのだ。ところが、そこに仲間外れにされまいと変装したスーさんが乱入。スーさんが実は鈴木社長であるとは知らない佐々木さんと久米課長は社長の悪口で意気投合してしまい……。
釣りバカ日誌 22巻
佐々木さんと久米課長の降格の件に関して対立するスーさんと多胡常務。2人は伝助と釣りに出かけるが、その船上でも言い争いを繰り広げる。加えてまったく釣れないスーさんのボルテージは上がるばかりで……。
釣りバカ日誌 23巻
ひょんなことからコスモポリス新東京という一大プロジェクトの諮問委員会に鈴建代表として紛れ込んでしまった伝助。事の重大さにまったく気づかない伝助は、委員会の席でも釣りバカぶりを発揮する。一方、鈴建社内では“なぜあのペケ社員の伝助が代表に”と大騒ぎ……。
釣りバカ日誌 24巻
コスモポリス新東京の諮問委員会幹部で建設省のキャリア組、花沢氏はどうもこのところ落ち着かない。というのも、委員会のメンバーの一人である伝助にペースを狂わされっぱなしだからである。ある日、花沢氏は無意識のうちに伝助の家の前まで来てしまい……。
釣りバカ日誌 25巻
鈴建創立40周年を記念する本社新社屋の建設の大役に任命された佐々木さん。ところがその建設予定地の一角には梅沢さんという未亡人が住んでいた。佐々木さんはどうにかしてこの梅沢邸の土地を収容するため、極秘のプロジェクトチームを結成する。そんな折、梅沢さんが可愛がっている猫が鈴建に紛れ込み、佐々木さん達による必死の捜索が開始されるが……。
釣りバカ日誌 26巻
“サザンクロスシルバー”というプロジェクトの一員になった伝助は、出張先のオーストラリアに着くなり釣りバカぶりを発揮する。顔見知りになったトローリングのクルーに船に乗せてもらい、仕事も忘れて釣り勝負に夢中になるが……。
釣りバカ日誌 27巻
九州支社から本社営業第一課に配属となった江夏は、伝助以上の大物ぶり。前日の歓迎会で酔っぱらった勢いとはいえ課長にかみついたのに、翌日も堂々と遅刻してくる始末。もちろん青田課長はカンカンだが、電車を乗り過ごしたといって、本人はまったく反省の色がなく…。
釣りバカ日誌 28巻
長引いた春闘のせいで、すっかり仲違いしてしまったハマちゃんとスーさん。しかたなく一人で鮎釣りに出かけたスーさんは、久々の大当たりでホクホク顔…なのだが、ハマちゃんがいないと今ひとつ楽しくない。ハマちゃんを誘わなかったことを後悔しながら川岸を見ると、なんとそこにはハマちゃんが!驚いたスーさんだが、ハマちゃんと一緒にいる爺さんの顔を見てさらに驚いた!
釣りバカ日誌 29巻
3か月の試用採用とはいえ、邦栄建設の社員となった伝助。その邦栄建設での上司・佐々山は、一度ならず二度までも酔っぱらって伝助に大醜態をさらしてしまう。この失態を会社にバラされないよう、口封じのため佐々山は伝助に係長昇格の話を持ちかけるが、もちろん伝助の答えは「ノー」。またもや乱闘騒ぎになって…。
釣りバカ日誌 30巻
“佐々山流起死回生のマル秘作戦”が成功して、電々新社屋建設を落札してしまった邦栄建設の佐々山たち。今までのつき合いからして、今回の落札は鈴木建設間違いなしと思っていた周囲は大仰天。その“マル秘作戦”とは…。
バーディ・バーディ【合本版】

バーディ・バーディ【合本版】

世界的ゴルファーとお調子者ヒーロー牛島丈二の運命的な出会いからこの物語は始まる。強引にゴルフ部を作ったはいいが、過酷な練習が彼らを待ち受けていた。前途多難な運命はどう展開するのか、、、、。名コンビがお送りする本格派ゴルフ漫画。『バーディ・バーディ』が合本版として登場!
青春は果てしなき蒼空

青春は果てしなき蒼空

『釣りバカ日誌』の原作・やまさき十三と『高校生無頼控』の作画・芳谷圭児の強力タッグでお届けする学園ものコミック! 本作は、エネルギッシュな新米の女教師・真田洋子と悪ガキな生徒たちとの青春模様が描かれる。彼女は、問題児だらけの明道学園で巻き起こる恋や部活等のトラブルに、体当たりで立ち向かっていく!! 悪ガキたちもそんな洋子の姿を見て 一目置くようになるが、やがて彼らにも学園を卒業する日が近づいてきて…。
戦国猿廻し 信長・秀吉と蜂須賀小六 超合本版

戦国猿廻し 信長・秀吉と蜂須賀小六 超合本版

永禄元年……尾張は織田信長の時代。この蜂須賀小六(はちすかころく)という男、斎藤道三に組みしては負け、織田信賢に味方しては負け、流れ流れて今は織田信清に仕えていた。戦に敗れ乱心する信清から、信長の妹君お市の方を救ったことを見初められ、木下藤吉郎の臣下となった小六であったが……。さて、今度の賽は吉と出るか凶と出るか―――豊臣秀吉の家臣であり、名参謀と謳われた蜂須賀正勝の活躍を描く活劇絵巻!
野球少年

野球少年

▼第1話/青空のボール▼第2話/ひもじいボール▼第3話/野球雲見えた▼第4話/傷ついたボール▼第5話/友情のボール▼第6話/さよならのボール▼第7話/ふれあうボール▼第8話/最後のボール ●登場人物/野原広太(亡き父のようにプロ野球選手になるべく、毎日練習に励む野球少年)。●あらすじ/終戦まもない昭和21年、人々の生活もまだまだ貧しかったころ、野原広太は巨人軍の選手だったという父が戦地から帰ってくるのを母、姉、兄とともに待っている。ある日、草野球に興じる少年たちの仲間入りをした広太だが、父から野球を教わったことのない広太は、投げるのも打つのもヘタクソなのだった。家に戻った広太は、父の写真の前で「上手になるからね」と誓い、練習に精を出す。そして数日後、隣町との試合で広太は逆転サヨナラヒットを放つが、その頃、家には父の戦死の知らせが届いていた(第1話)。▼巨人軍の仕事をしている大島氏が野原家を訪問し、戦争で亡くなった選手の家族を巨人VS阪神戦に招待するとチケットを置いていった。喜ぶ母だが、その頃広太は、野球チームの仲間たちとヤミ市で盗みを働く計画をたてていた(第2話)。▼広太はヤクザの稲垣と知り合う。彼は元・中等野球の花形選手で、戦争さえなければプロ野球の選手になっていたかもしれない人だ。広太たちのチームはちょくちょく稲垣から野球の指導を受けるようになるが、彼はヤクザ同士の抗争のために死んでしまう(第4話)。
昭和二十年の絵手紙 私の八月十五日~十八名の漫画家の記憶~

昭和二十年の絵手紙 私の八月十五日~十八名の漫画家の記憶~

戦争を知らない世代にむけて、1945年8月15日を18名の漫画家の記憶で振り返る。「この本は、その時代を生き、戦争を肌で感じた我々仲間達の、昭和二十年八月十五日の記録である。戦う日本が平和な日本に生まれ変わったその日、その時、それぞれが何処に居て何を考え、何をしていたか。戦禍をくぐって今日まで生き延びた人々のそれぞれのドラマティックな一日を描いた作品は、その一つ一つが平和な世界への道標のような気がする。我々の趣旨に賛同し、それぞれ、絵や文章を寄せて下さった戦後生まれの方々の作品も加えて、重みのある一冊となったこの「私の八月十五日」。一人でも多くの方に見て頂き、戦争について平和について、あらためて考えて頂ければ幸いだと思う。」(森田拳次、まえがきより)収録作家:小島功、赤塚不二夫、一峰大二、さいとう・たかを、高井研一郎、古谷三敏、花村えい子、牧美也子、北見けんいち、武田京子、ちばてつや、牧野圭一、松本零士、水野英子、森田拳次、里中満智子、バロン吉元、村野守美 ※本書は『昭和二十年の絵手紙 私の八月十五日』(ミナトレナトス刊)に収録された作品から18名の漫画家の作品を収録しています。
日本一短い母への手紙

日本一短い母への手紙

1993年に、福井県丸岡町の町おこしとして始まった、手紙のコンクール『一筆啓上賞』。本書は、このコンクールの第一回目となった『一筆啓上 日本一短い「母」への手紙』(大巧社/角川文庫)に収録されている、わずか数行の手紙文をもとに、西ゆうじ氏が、新たな物語を創作し、それを最高の漫画家たちによって、コミック化したものです。シンプルな手紙を越えた、様々な人生の物語を、お楽しみください(本文まえがきより)。日本全国を感動させたベストセラーコミックを電子書籍化!
焼けあとの元気くん

焼けあとの元気くん

戦後の焼け野原になった日本を舞台に、元気でたくましく生きる大島元気(おおしま・げんき)と仲間達のやんちゃな小学校時代を描いたファミリーコメディ。小学4年生の大島元気とその友人・正明(まさあき)と唯人(ただひと)は、焼け跡へ行った時に露店で売られていたイワシのバター焼きに目を奪われる。そして元気達は、母親にイワシのバター焼きが食べたいと懇願して……!?
元気くん

元気くん

昭和20年後半から30年代の日本を舞台に、明るくて活発な少年・大島元気(おおしま・げんき)の日常を描いたほのぼのファミリーコメディ。お正月に凧揚げを楽しんで帰宅した元気は、挨拶にきていた青年・田中(たなか)へ「あけましておめでとう」を連呼してお年玉をねだる。そして田中からもらったお年玉を持って弟と出かけた元気は、友達を誘って豪華3本立ての映画を見に行って……!?
おもひで飲食展

おもひで飲食展

人々の思い出に残る懐かしい食べ物を通して、古き良き昭和の幸せな家族風景を描いたノスタルジックなグルメマンガ。このところ元気がない営業部長・熊岡(くまおか)は、お得意さんを接待した帰りにタクシー乗り場で旧式な小型タクシーに乗り込む。そしてそのタクシーによって子供の頃にいた町へ連れて行かれた熊岡は、コッペパンを買いに行く少年時代の自分を見かけて……!?
親ばか子ばか

親ばか子ばか

中学生のけんいちとその父親のやりとりを中心にした家族の愉快な日常を描いたほのぼのファミリーコメディ。便所から怒鳴る父親にトイレットペーパーを届けに行ったけんいちは、父親から家族で外食に行こうと提案されて喜ぶ。そして駅前でラーメンでも食べようと思っていた父親だったが、おしゃれに正装した女性陣の圧力に負けて超高層ビルのレストランへ行く事になり……!?
ダウンタウン・ボーイズ

ダウンタウン・ボーイズ

高校生にもなって、近所の小さな子供とチャンバラごっこをしたりしている竜之助青年。友人から恋の話を聞かされても、キューンとなる気持ちが分からない彼だったが、ある日中学時代のクラスメート・高木さんと再会して、見違えるほどきれいになった彼女にびっくり。しかも彼女のほうから喫茶店に誘われて、竜之助の胸はドキドキしっぱなしで…。豊かではなかったけど、夢だけはたっぷりあったあの頃。北見けんいちの「昭和」を心ゆくまでお楽しみください!若き日、写真家をめざしたこともある著者の懐かし写真も特別収録!!
張り切れ!はんぺん

張り切れ!はんぺん

コミック誌の出版社に就職した半人前の編集者、“はんぺん”こと半田哲夫(はんだ・てつお)の奮闘を描いたほのぼの編集業界コメディ。就職浪人を1年経験した半田哲夫は、コミック誌の出版社“まいるど社”の面接を受ける。その後、まいるどコミック編集部を見学し、その殺気だった雰囲気に恐れをなした半田は、翌日に入社辞退の連絡を入れるのだが、勝手に社員にされてしまい、“はんぺん”という愛称をつけられて……!?
とうとがなし大五郎

とうとがなし大五郎

南国の離島出身の少年・大五郎(だいごろう)が、角界入りして横綱を目指して奮闘するほのぼの相撲コミック。南国の楽園・与論島で年に一度、熱狂的に盛り上がる奉納相撲大会では、無敵の強さを見せる中学生・大五郎に誰も勝てずにいた。そして打倒大五郎の作戦を考える島の人々は、大五郎を本物の相撲取りにしてしまおうと思いついて行動を起こす。しかし当の大五郎は、全然その気がなくて……!?