あらすじ佐々木課長の昇進がかかった一大リゾートタウン計画のため、現地視察に出かけた伝助。その行き先がアジ釣りで有名な勝浦と聞いて、スーさんも公私混同の「視察」と称して佐々木さんをお供にやって来る。ところが、その建設予定地の山林の地主であり、伝助の釣り仲間でもある源五郎爺さんが、土地譲渡の条件に出してきたのが…。
巻数も百を超え、シリーズ映画も終わり、マンネリの極致に達した感もある。浜ちゃんの人の良さで乗り切る展開には、もう飽き飽きしてしまう。 人物の線にもバラつきが見え、画力の衰えも感じ取れる。 なのに。 オリジナルの中に、この画柄が無いと寂しくなってしまう。 マンネリの先にある空気感を掴み取った稀有な作品と言えるのかもしれない。