あらすじ年が明けて間もなく、親子3人で仲良く近所を散歩する伝助の目に止まったのは、縁側で凝った釣りの仕掛けを作っている無愛想な男だった。しかし、この男、意外なことに伝助を真鯛釣りに行かないかと誘う。もちろん喜んで応じる伝助。しかし、釣りに向かう車中でも、まったく会話が弾まない2人。どうなることかと思う伝助だったが…。
巻数も百を超え、シリーズ映画も終わり、マンネリの極致に達した感もある。浜ちゃんの人の良さで乗り切る展開には、もう飽き飽きしてしまう。 人物の線にもバラつきが見え、画力の衰えも感じ取れる。 なのに。 オリジナルの中に、この画柄が無いと寂しくなってしまう。 マンネリの先にある空気感を掴み取った稀有な作品と言えるのかもしれない。