あらすじ三度の飯より仲人(なこうど)好きの大河原さんの奥様。記念すべき100組目の縁談に、おせんさんをセッティング!相手は、日本美術史研究の権威である大河原教授の愛弟子で、有名料理旅館の御曹司、千堂(せんどう)。なかば強引に行われたお見合いで、おせんに興味を持った千堂は、一升庵(いっしょうあん)にご来店~。おせんの心をこめたおもてなしを受け、彼の心は動く動く!笠置小町おせんを取られちゃなるめぇと、町の男衆はヤキモキ。さてさてこの顛末(てんまつ)、いったいどうなることやら。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 江戸時代の文化や美味しそうな料理の数々が魅力的に描けていたと思う。 ・特に好きなところは? 器の見方や料理に対するこだわりなど、プロの矜持が伝わるエピソードが多いところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! コミカルな面もあり、勉強になるところもあり、締めるときは締めるとメリハリがあって面白いです。