あらすじ

解体所でスクラップ寸前の「フェアレディS30Z」――。アキオが出会ったバキバキチューンのこの魔物は、かつて3人ものオーナーを飲み込んできたという伝説を持つ、その名も“悪魔のZ”だった――。“Z”の魔性に導かれていくアキオは、超速のポルシェ「ブラックバード」を駆る“湾岸の帝王”と対決することに。そして……新たなる伝説(レジェンド)へ……。熱き想いが、路面を焦がして疾走する。鉄の四輪に魅入(みい)られた、男たちの闘い。それは……、湾岸ストーリー!
湾岸MIDNIGHT 1巻
解体所でスクラップ寸前の「フェアレディS30Z」――。アキオが出会ったバキバキチューンのこの魔物は、かつて3人ものオーナーを飲み込んできたという伝説を持つ、その名も“悪魔のZ”だった――。“Z”の魔性に導かれていくアキオは、超速のポルシェ「ブラックバード」を駆る“湾岸の帝王”と対決することに。そして……新たなる伝説(レジェンド)へ……。熱き想いが、路面を焦がして疾走する。鉄の四輪に魅入(みい)られた、男たちの闘い。それは……、湾岸ストーリー!
湾岸MIDNIGHT 2巻
アキオが駆る車、「フェアレディS30Z」。またの名、“悪魔のZ”――。圧倒的な魅力ゆえ、見る者、駆る者の心をかき乱して虜(とりこ)にする。しかしそいつは、裏切りと暴走の予感をはらんだ“魔性のマシン”……。湾岸線を疾走する“悪魔”に魅せられてしまった、GT-R、ポルシェ・ターボ、テスタロッサのドライバー男女6人たち。それぞれの運命が動き始めたいま、湾岸は……!?
湾岸MIDNIGHT 3巻
「今夜限りあのZを、そしてあいつを忘れろ」――。それは車を愛する者ならば、誰もが果たせぬ「約束」だった。夜空をつらぬく凱歌(がいか)をあとに、しなやかに加速してゆく“悪魔のZ”。追走するブラックバードとテスタロッサ……。それぞれのせつない思いをちりばめた、最後の走りが湾岸線を縫いあわせ、そして……!?やがてまた、“悪魔のZ”に魅せられて、運命を狂わす男が現れる――。深まる情熱、湾岸モーターストーリー。
湾岸MIDNIGHT(4)
静寂のガレージにその身をゆだねるフェアレディS30Z。音速の輝きに魅せられた男たちの情熱が、“悪魔のZ”の鼓動を甦(よみがえ)らせる……。最高、最速の“悪魔”に選ばれし男、アキオの手によって……今いちど、伝説が咆哮(ほうこう)の時を迎える。男たちの熱き想いが込められた、湾岸モーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(5)
たとえすべてを失ったとしても、知りたいことがある。「一体、誰が一番速いのか?」――公道300km/h。スピードという名の麻薬にとりつかれた男たちが、蘇(よみがえ)りし“悪魔のZ”を追う!!湾岸、狂った最高速ステージ。まるで悪魔に飲み込まれていくかのように、決着の時は迫るのだが……!!
湾岸MIDNIGHT(6)
フェアレディS30Zに魅入(みい)られし男がまたひとり。ロータリーを駆り、かつて“湾岸最速”と呼ばれた男、マサキ。“地獄のチューナー”北見と、“悪魔のZ”に燃やす激しい対抗心は、オーバー300km/hの戦慄(せんりつ)と誘惑の中で激しくきしみ、揺れる……!!RX-7・FD3S。ブラックバード、れいなのGT-Rとともに、追撃態勢が整うのだが……!?
湾岸MIDNIGHT(7)
S30Z――。「向こう側」の世界に心を奪われた者たちをいざなう、その圧倒的な魔力……。「走ることがすべて」――その意思がある限り、同じ匂いを持つ者すべてが、終わりなきステージを走り続ける!!S30、FD、911のマシンが、頂上決戦のステージC1(首都高速都心環状線)にいま、集結する!揺れる鼓動、熱い魂。湾岸モーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(8)
魔性の姿に魅せられた男たち。鉄の塊(カタマリ)を信じ、鉄の塊に愛された男たち。S30Z、FD、911――。それぞれに命を託し、奇跡の到来をかたくなに信じる。そして……。誰ひとり考えようともしなかった「赤坂ストレート300km/h」。ワントライで、すべてのケリはつくのだろうか……!?男たちの熱き想いを乗せた、迫真の湾岸モーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(9)
かつて湾岸に君臨した“幻の最高速ランナー”相沢(あいざわ)。極限のステージに上がるのは、その遺伝子を継ぐ男、ケイだった!!環状・湾岸・横羽――。“首都高”と名のつく全線制覇のため、80スープラに、己のすべてを捧げつづける!!標的は“悪魔のZ”……。15年の歳月を経て、男たちの情熱が銀色のボディに集約されるのだが……!?色あせない時の流れに乗せてめぐる、湾岸モーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(10)
もう忘れてしまった情熱。遠く、最高速の彼方に置き忘れてしまった情熱――。“幻の最高速ランナー”相沢(あいざわ)。15年もの時を経て、その忘れ形見・ケイが、“あの時”と同じステージに立つ。「首都高制覇」――。そのためにいま一度、男たちの夢が蘇(よみがえ)る。男たちの情熱がリンクする!!!!その全霊が宿る車、80スープラ。色あせぬ時の流れ……湾岸モーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(11)
「“悪魔のZ”撃墜(げきつい)マシン」……それは、色あせることのない時を生きてきた男たちの結晶!ケイの80スープラ。自らを倒すことになるやもしれない、マシンのボディを仕上げるアキオ。それぞれの思いが交錯するなか、時の流れは急速に高速ステージへと集結する……!!高木・北見が仕上げた達也の911。RGO山中の33R。そして環状で、なにかが起こる!!緊迫・迫真の湾岸モーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(12)
それはパーフェクトに仕上げられた、男たちの情熱の結晶である!!ケイの80スープラ。ブラックバード。そして“悪魔のZ”……。ゆずれぬ男のプライドと、伝説に忍び寄る終止符の予感……。すべてが最速のステージへ集結する!!緊迫と官能の湾岸モーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(13)
ケイが来る……!!800馬力のモンスタースープラにすべてを乗せて……!!探している“答え”は、きしむボディにゆだねられ、静かに、激しく、そしてゆっくりと終息の時を迎えていく……。あっけなく、まるで夢のように、万感の想いは朝を待つ――!!昇華していく男のプライド、湾岸モーターストーリー。
湾岸MIDNIGHT(14)
“悪魔のZ”、それは誰もが奪われる「魂」――。いつの時代も、人は古きものを否定し、新しき何かを求めてきた。若き“狼”、R200CLUB。その挑戦は勇気なのか?無謀なのか?“悪魔のZ”が示すのは、ただその圧倒的な存在感のみ……!!男の情熱があふれだす、湾岸モーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(15)
本気で「その上」を望むのなら、絶対に忘れてはならない。常にブローと背中合わせなのだということを……。“地獄のチューナー”北見のセッティングにより、ますます走りを冴(さ)えさせる。イヤな予感を増加させてしまうほど、進化の止まらぬ“悪魔のZ”……。惹(ひ)かれて止(や)まないものがある。「最高速のステージ」へ――。彼らは集う。ずっと探してきた答えの前で――!!白熱きわまる、湾岸モーターストーリー!!!!
湾岸MIDNIGHT(16)
S30Z、33R。「会いたい」という思いの強さが、お互いを最高速のステージに呼び寄せる……。アキオ、タカ。出会うのは、同じ走りの意思を持つ者同士。道路交通情報、どこにも事故や工事渋滞なし。奇跡が与えてくれた一夜……走るなら、今しかない──!!!!たとえ無謀と言われようとも、命のやりとりが伝え合うものを確かめたい!!四輪に懸ける、熱き思い。静かにヒートしていく、湾岸モーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(17)
20年前、お前が出していた「あの音」が欲しいんだ。――抑えきれない高揚感。蘇(よみがえ)るモチベーション!!マフラー作りの名人・シゲさんに会うため、大阪にやって来た北見と達也。エイジは“北見の接待”と称して阪神高速環状線を流し、20年前の「青山ゼロヨン」という“伝説”について語りはじめる……!!時代(とき)を超えて燃え上がる、男たちの情熱。奇跡のモーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(18)
「首都高には首都高のやり方がある」――!!モアパワー、そしてモアトルク!!決して数字には表れない、あの「凶暴な領域」を求めて……。「3ヵ月限りの上京」という夢を果たしたエイジ。そのランエボを“組む”ことになる、女子大生にして最強チューナーのジュニア、リカコ。二人が首都高に刻みつけるのは、非日常という名のリズム……!!高ぶる情熱、湾岸モーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(19)
初めて会った時から気づいていた。共有する「スピード」「言葉」そして「心」……。“3ヵ月だけ”の約束で、東京に出てきたエイジ。気持ちにケリをつけて、あとは決めるだけ……!!男は静かに問うていく。「Z、911、そしてランエボ。誰が一番速いのか」――!?その答えは、ここにある。奇跡をその目で目撃せよ!情熱極まる、湾岸モーターストーリー!!!!
湾岸MIDNIGHT(20)
このままでは終わらない、終わらせるわけにはいかない――!!!!追いつけなかった。いつものように「もうひとつ先」を見せることなく、力尽きたように失速してしまった……。奇跡のようなL28改ツインターボ、“悪魔”と呼ばれたS30Z。男の熱き情熱が、心のマフラーを激しくかき鳴らす。そして「3ヵ月」という約束の時を迎えたエイジは――。鎮火してしまった心に、再び火をつけた城島(きじま)は――。ドラマティックにあざやかな、湾岸モーターストーリー!!
湾岸MIDNIGHT(21)
「繊細さ」、そして「はかなさの暴力」、FC3S。安定志向のスポーツカーじゃない。操縦性に優れているわけでもない。「まわりとは違う」と証明する――。チューンドロータリーを選ぶということは、そういうことなんだ!!アキオと出会い、激しい過去を蘇(よみがえ)らせた城島(きじま)。一人の“乗り手”として再燃した執念が、かつての愛車、FC3Sを捜し当てる!!どうしても欲しい――。想い深める城島に対し、現オーナーは、こだわる理由を「見せろ」という。1ヵ月後、“お前たちの場所”、首都高エリアで……!!
湾岸MIDNIGHT(22)
最高速のステージを占拠するのは、誰もが魅了されるロータリー(RE)のサウンド。首都高エリア、「アキオのFC3Svs.オキのFD3S」―─。REの本質=“速さ”に心を焦(こ)がされた城島(きじま)は、かつての愛車を賭けたバトルにアキオを送り込む。その知識、その愛をすべて託して……!!そしてアキオの“走り”を知ったオキは、いま初めて理解する。「500馬力が要求するモノ」を……!!息もつけないチューンドRE、高みを極めていくテンション。男たちはもう止まれない、湾岸モーターストーリー!!!!
湾岸MIDNIGHT(23)
失われてしまった「悪魔の輝き」。取り戻した「なめらかな速さ」。この車は、間違いなく新しい“何か”を得ている。しかし――。ここから先は、戦うことでしかわからない!!!!オーバーホールされた“悪魔のZ”に勝つため、首都高ランナーたちは進化を選ぶ。事故を契機に、エンジンとボディを大手術する“ブラックバード”。そのエンジンを“伝説のプライベーター”に委(ゆだ)ねるFC3S――。「最速」を目指すプライドが、乗り手と組み手を結びつける!!!ドラマティックに深まりゆく、湾岸モーターストーリー!!!!
湾岸MIDNIGHT(24)
今夜、走るんです。「あの3台」が――。首都高を走るモノ同士にしか価値がない、今この瞬間「一番速い」という称号。誰のためでもない、たった一つきりの栄誉を求め、生まれ変わった究極の3台。すべての受動セーフティを捨て、トラクションの塊(カタマリ)となった首都高の帝王、ポルシェ“ブラックバード”。奇跡のL28改ツインターボを載せ、“悪魔と呼ばれたZ”。そして、極上の麻薬のような、本物のチューンド・ロータリー、FC。乗り手の意地と、組み手のワザが、深夜の首都高に……激突する!!!
湾岸MIDNIGHT(25)
求めるモノはただひとつ。「地上の空中戦」なんだ――!!!!首都高バトルに完敗し、後藤のACE34Rに心酔した“GT-R殺しのインテR”、友也(ともや)。一方、勝利者のACE後藤も、友也のセンスに“未来”を見つける。兄弟のように惹(ひ)かれあい、ガレージを共にし、感覚を研ぎ澄ませてゆく二人の日々。素直に尊敬すべき仲間……後藤、今日子、“悪魔のZ”のアキオたちから、しなやかな強さを学んだ友也は、やがて速く、激しく進化する――!!!!
湾岸MIDNIGHT(26)
ACEのカンバンを、お前に預ける――。デモカーとしてのプライドを懸けて、“ブラックバード”を追撃した34R。一瞬のミスによって、全損……。しかし資金繰りの苦しいACEには、デモカーを作り直す余力はない。号泣する友也(ともや)に対し、今日子と後藤社長は提案する。「インテRを売って、中古の32Rを買い、デモカーとして組み直せ。ただし、自分ひとりの力で」と――!!アキオの助力を得た友也は、決意のなかで、確かなフィールを宿すモノを捜しはじめる……!!
湾岸MIDNIGHT(27)
ただスキなだけでは済まされなくなった――。アキオとのACE32造りが大詰めを迎えるなか、友也(ともや)は「その先」を解(わか)ろうとする……!!!!ACEのデモカーを再建すべく、ドンガラの32Rに魂を吹き込む友也とアキオ。“走る宝石”34Rを受け継ぐモノに、最高以外の結果はない!!しかし求めるほどに見えてくるのは、「チューニングの答えはひとつじゃない」という事実……!!そして人生も、経営も、人の心も、答えは絶対ひとつじゃない――。仕事を超えて見つめあう、後藤と今日子のゆくえは……!?
湾岸MIDNIGHT(28)
そしてアキオは、はっきりと言う。「その先が危険ゾーンであっても、速さの基準をひとつ上げて踏み込んでこい」と――!!アキオが全面協力したチューニング、高木が貸した最高のガレージ、後藤の組んだエンジンRB24、“伝説のチューナー”富永の手によるセッティング……。天才たちの情熱によって、ACEのデモカーは、最速領域の32GT-Rへと進化した!!“悪魔のZ”の双子のような、そのフィール……。奇跡のマシンを前に、乗り手としてのキャパシティ不足を痛感し、立ちすくむ友也(ともや)だが……!?
湾岸MIDNIGHT(29)
いつでも迎撃態勢で待っている――。幻のF1タービンを装着して「特別な何か」に生まれ変わった911ポルシェ“ブラックバード”。CPUの鬼・富永がとことん付き合ったACE32GT-R。怒濤(どとう)の進化を続けるライバルに対して、ルーフを軽量化しただけの“悪魔のZ”は、もはや同じ次元にいられないのか――!?水曜26時、地上の戦闘機たちが首都高に……集う!!!!
湾岸MIDNIGHT(30)
アタシが求めていたのは、このクルマ……!!インプレッサ乗りのキャバ嬢・マコトは、首都高で見かけた“悪魔のZ”の音が忘れられない。新しい人生を切り拓(ひら)くべくクルマ捜しを始めたマコトは、いわくありげなクルマ屋・山下と、なぜか心をつかんで離さないZ32に出会ってしまう……。一方、ポルシェ911“ブラックバード”から取り出された幻のF1タービンも、「運命が決めた、あるべき場所」に移植され……!?
湾岸MIDNIGHT 超合本版

湾岸MIDNIGHT 超合本版

解体所でスクラップ寸前の「フェアレディS30Z」――。アキオが出会ったバキバキチューンのこの魔物は、かつて3人ものオーナーを飲み込んできたという伝説を持つ、その名も“悪魔のZ”だった――。“Z”の魔性に導かれていくアキオは、超速のポルシェ「ブラックバード」を駆る“湾岸の帝王”と対決することに。そして……新たなる伝説(レジェンド)へ……。熱き想いが、路面を焦がして疾走する。鉄の四輪に魅入(みい)られ
シャコタン★ブギ

シャコタン★ブギ

車大好き、女の子大好き、夜遊び大好き!ハジメ先輩とコージくんが、シャコタン・ソアラにうち乗って、今夜もくりだす夜の街!ライバル・ゼットをぶっちぎり、幻の“おさせ”を見つけて今夜こそイッパツ……と、うまくいきますかどうか?シャコタンとナンパにすべてをかけた青春グラフィティー!!
湾岸ミッドナイト C1ランナー

湾岸ミッドナイト C1ランナー

チューニングショップ・RGOをやめた荻島信二(おぎしま・しんじ)は、かつて編集していたチューニング雑誌「GTカーズ」をウェブ上で展開するなど、若手自動車ライターとして活躍しつつあった。そんな中、ニセRGOステッカーを貼ったFD型RX-7が首都高に現れたり、「GTカーズ」の権利を買ったという男・荒井(あらい)が現れたりと、荻島の周辺が動き始める……!『湾岸ミッドナイト』のセカンドステージ!!!
銀灰のスピードスター

銀灰のスピードスター

輸入車販売・整備のショップ「トミサカオート」の若手メカニック・元木は、職場の先輩・吉村を目標にしていた。だが、吉村は整備車両試乗中の事故によって還らぬ人となってしまう。敬愛する先輩を失い日常がくすんでしまった元木だが、吉村が手がけていた空冷ポルシェ911ターボが託された。ポルシェに魅了され、元木の日々が少しずつ動き出していく… ドライビング漫画の金字塔、『湾岸MIDNIGHT』最終章、待望の第1集!!
J物語

J物語

暴走族が暴れまわる街に奴が帰ってきた。奴の名前はジェイ!2年前にこの街から突然消えた、暴走族の間でも恐れられる存在だ。今はバイクと車、そして何より妹のジュンを愛して静かに暮らしている。しかし、暴走族ボンバースのメンバーが妹にちょっかいを出し、ジェイの怒りに火をつけてしまう。そして少年院を出てきたボンバースのリーダーとの対決を迎えることになり……!?
あいつとララバイ

あいつとララバイ

青春がきらめくのなら、ちょっとだけ不良(ワル)がいい――。『シャコタン・ブギ』へと続く、不朽の名作バイク・ロマン!バイクとケンカ、そして女のコに夢中――。菱木研二(ひしき・けんじ)、16歳。ただいま横浜西高(ダブリの)1年生!道路に突然飛び出して、勝手にカワサキ750RS・ZIIの後ろに飛び乗った女のコ――佐藤友美(ともみ)に一目ボレ。男が恋する気持ちを決めたのなら……ゴーインなくらいに引き寄せるだけ!男心にグッとくる、大傑作の青春コメディ!
神様のジョーカー

神様のジョーカー

平凡な男子大学生・緒方希和(おがた・きわ)。就活もうまくいかないし、年上の彼女・茉洋(まひろ)には叱られてばかり。そんな希和には、一つだけ誰にも言えない秘密がある。――それは「願いを叶える力」を持っていること。けれどそれは代償が伴う危うい力。しかし、その力の存在を茉洋に打ち明けたことで、二人の運命の歯車は徐々に狂いだす――。
さよならDecember

さよならDecember

ずっと想いを寄せていた洋子に、心の傷を負わせてしまった滉一。ふたりの愛の行方をつづった『さよならDecember』。圭一郎のことを本気で好きだった、まゆみ。純情過ぎてすれ違うふたりの気持ち、そして恋の行方を描いた『ホントにA・P・R・I・L』など、季節のなかで鮮やかに展開される全4編のラブストーリー!! 疾走する青春をみずみずしい感性で描き続ける、楠みちはるの初期短編集!!
エイト

エイト

高校2年生のエイトは幼い頃に父を亡くし、ジャズミュージシャンだった祖父のトミーに育てられた。自宅地下のスタジオでギターを一人で弾いていたエイトだが、中学の同級生の新名(ニーナ)と再会し、彼の所属するバンド・DXに参加することになり、音楽人生に大きな変革をもららすこととなる……! ロック、友情、笑い、家族etc.……人生のすべてが詰まった読むライブステージ!!
特別のEGOIST

特別のEGOIST

フリーライター・神木トオルは22歳の誕生日に偶然出会った占い師の婆さんから“名刺を100枚作り、1枚を手もとに残し99枚を配れ”と告げられる。時が過ぎ―――――― 神木が45歳の誕生日を迎えた日にあの占い師が再び目の前に現れ、「お前は欲望の取次人なんだ!!」と言い残してまた消えた……… 「誰、あのお婆さん?」目撃していた元カノ・レイコと十数年ぶりの再会。レイコの手には、あの名刺………… 神木が配った99枚の名刺のうち、一枚が握られていた。