罪と罰
“ひきこもり”と援交女子高生。接点のないはずの両者が出会ったとき、ある「計画」が動き出した……!ドストエフスキーの名作を原案に、現代の少年少女たちの抱える闇に迫る問題作。主人公・裁(たち)弥勒(みろく)は、将来を嘱望されて上京するも、大学にもバイトにも行かず部屋にこもる日々……。肥大する自尊心と、過敏な劣等感を持て余す弥勒の脳裏に、ある恐るべき「計画」が宿る!!
閻魔大王のおいっこ、いたずら小僧のえん魔くんが、人間界で暴れる妖怪を退治する大冒険に旅立った。雪子姫、カパエル、シャッポじいと共に、妖怪パトロールに出発!
ミクロイドS
人間を祖先にもつミクロイドのヤンマ、アゲハ、マメゾウ。三人は支配されているギドロンから脱走をはかり、地上の王者に君臨しようと企む残虐非道な陰謀を人間に伝えるため命をかけた旅にでた。執拗に迫るギドロンの追っ手から命からがら逃げながら、何とか人間の町まで辿りつく。しかし、すでに人間の世界にもギドロンの魔の手が……!? 昆虫の世界をこよなく愛する手塚治虫の壮大なるSFストーリー。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT183~184『ミクロイドS』第1~2巻収録 <初出掲載>1973年3月26日号~1973年9月3日号 週刊少年チャンピオン連載
姉妹坂
昭和54年にプチセブン22号から連載されていた作品。主人公・喜多沢杏のニックネームはアン。両親は亡くなってしまい、4人姉妹で喫茶店「径」で暮らしている。長女の彩、タウン誌の編集者の次女茜、三女のアン、バスケ大好き末っ子の藍。アンは私立高瀬高校のテニス部に所属しているが、学園でモテまくりの柚木冬梧と桜庭諒の二人に告白される。次第にアンは冬梧に心を寄せていくが、
彩りのころ
高校1年生の宗次郎の恋人・葵が拓也に犯され妊娠。家出をした葵を探す宗次郎…。『彩りのころ』は、昭和51年から52年にかけて週刊セブンティーンに連載され爆発的な人気を得ました。昭和61年に『このこ誰の子?』(フジテレビ系)としてドラマ化もされています。津雲むつみの作家生活30年の中で代表作と呼べる作品のひとつです。
デロリンマン
魂のふるさとデロリンマン――愛と平和に飢え、乾いた心に魂を与えるため日夜戦う。しかし醜い姿のデロリンマンに対して、世間の風当たりは冷たく、デロリンマンと人の奥に潜む闇との戦いは続くのだった…。ジョージ秋山初期の作品。
らんぽう
不思議少年・らんぽうと個性的な仲間達が繰り広げるハチャメチャな騒動を描いた不条理ギャグコメディ。授業中にネズミのチュー太郎とおしゃべりして、角丸(かくまる)先生に叱られたらんぽう。実は1カ月前は優等生だったらんぽうは、謎のUFOの内部に連れて行かれた事で、以前とは違う新しいらんぽうにされてしまったのだ。もしかしたら宇宙人かもしれないらんぽうに興味を持つ女学生・むつみは、彼の後をつけて……!?
MW
銀行員として働く結城美知夫には、裏の顔があった。飽くことなく罪を重ね続け、複雑な関係にある、賀来神父のもとへ懺悔にゆく別の姿が!秘密毒ガス兵器“MW”を軸に、現代の科学万能主義にメスを入れる問題作。
野望の王国
東大法学部の学生にして、神奈川県最大の暴力組織・橘組の組長・橘征蔵の妾腹の子である橘征五郎は、暴力による日本制覇という恐るべき野望を抱いていた。その思想に深く共鳴した片岡仁とともに、野望実現のために動き出した彼らの前には、征五郎が敬愛する兄であり、最大の敵となる橘征二郎がいた…!!(NICHIBUNCOMICSを3分冊しています)
※ネタバレを含むクチコミです。