落合 尚之(おちあい なおゆき、1968年1月6日 - )は、日本の男性漫画家。福岡県福岡市出身。代表作に『黒い羊は迷わない』『罪と罰 A Falsified Romance』など。
“ひきこもり”と援交女子高生。接点のないはずの両者が出会ったとき、ある「計画」が動き出した……!ドストエフスキーの名作を原案に、現代の少年少女たちの抱える闇に迫る問題作。主人公・裁(たち)弥勒(みろく)は、将来を嘱望されて上京するも、大学にもバイトにも行かず部屋にこもる日々……。肥大する自尊心と、過敏な劣等感を持て余す弥勒の脳裏に、ある恐るべき「計画」が宿る!!
ネットアイドルへのサイバーストーカー事件を担当している刑事・兵庫。捜査が難航し行き詰まった彼は、凄腕のハッカーが経営しているという「MNSコーポレーション」へやって来た。だがそこにいたのは、陵奏と醍醐行人という2人の高校生。兵庫はあきれて帰ろうとするが、彼らのずば抜けた実力を目の当たりにして…!?謎のプラグラムと人間の対決を描いたサイバーSF作品!!
彩子は新興宗教から金を盗んで逃げている湊を曜堂の元によこした。湊は曜堂が過去につぶした教団の信者だった。そのため心に傷を負っており暴力行為を行っていた。湊の盗んだ金を追って来た信者から逃げるうちに、曜堂は湊のデプログラミングをすることを決意した。そんな彼らの前に、湊がいた教団が新しい教祖を立て曜堂に復讐を始めた。そして湊はさらわれてしまい、そこで教団をつぶしたのは曜堂であることを知らされる…。
国産初の大型ジェット旅客機・白鳥が、羽田空港で着陸失敗、炎上という大惨事が発生!だが、製造メーカー「大日本重工」常務の間宮は、実際に製作した下請け工場経営者・中塚の「あの機の主脚は設計ミス」という指摘を事前に伝えられながら放置し、あまつさえ事故後は黙秘を強要。しかも、思いつめた中塚が飛び込み自殺を遂げると、間宮は全ての事故責任を中塚にかぶせ、引責辞任の社長に代わり新社長に収まってしまい…。派遣のプロフェッショナルにして、凄腕のコンピューター・オペレーター「お銀」が企業の暗部を暴く!!
※ネタバレを含むクチコミです。
聞いた話ですが、たまに派遣社員でもホントにスーパーマン(ウーマン)っているみたいですね。何でもできちゃう、資格もスゴイの持ってる、でも短期でしか仕事をしない。で、この漫画はそれを地で行くスーパーウーマンが活躍するお話。SEにCADオペレーター、看護助手に選挙プランナーと、異業種を渡り歩き、毎度事件に巻き込まれる。あぁデキる女はツラい、ってなストーリーです。ただ、この主役の蜂矢銀子、切れ者で妙にエロっちいのですけど、オトコに弱くコミカルすぎ。なんかもう台無しって感じですが、なまじ各業種の生々しい部分を題材にしているだけに、これが良い狂言回しになる。息苦しくなくて脱力するのがいいです。主役で息抜きというのもアレですが…。またこの作品、巻末にあとがきがついているのですが、これがまた作画家の人柄がにじみ出てて良い。全6話の取材裏話やちょっとしたネタばらしのほか、キャラへの思い入れについてのくだりもあり、あとがきのおしまいまでいい味出してます。
※ネタバレを含むクチコミです。