絶叫劇場

これは著者が歩んだ道の通過点のひとつでしかないのだ…

絶叫劇場
nyae
nyae
1年以上前

可憐でthe少女漫画な絵柄に対し、容赦のないグロ描写。キャラクターの独特なテンション、一貫性があるんだかないんだかわからないストーリー。作者の頭はちょっとオカシイとしか思えない。 これを読んで「なんだこりゃ、アハハ」と笑うことはとても簡単だ。 しかし著者が生前に生み出した作品の数と幅の広さを知ると、これは長い漫画家人生のほんの一作に過ぎないんだな、これだけ読んでとやかく言うのは愚かしいな、とやけに厳かな気持ちになってしまった。だって15歳で貸本劇画でデビュー(Wikipedia参照)って…それだけで凄いじゃないか。 いろんな点でホラー漫画とは、短編集とはこういうものだという固定観念をぶっ壊してくれました。谷間先生はもう亡くなっているので、現代でもそういう作家に出会ってみたいものです。 固定観念がぶっ壊れたというのは、全ての短編において主人公の少女は別人であるはずなのに、ボブヘアに小柄なセーラー服、不自然に逆だった前髪と、風貌が全く同じであるということ。何か意味があるのか…?と最後まで読んでみたものの、何もなかった。そういう「なぜ?」というところがたくさんあるのにそのまま貫いていたので、それでもいいんだなという気付きになったということです。 「動脈切れてないわ…」じゃあないんだよ(とやかく言ってしまった)

THE 大市民

コロコロコミックと同じかそれ以上のハイテンション

THE 大市民
野愛
野愛
1年以上前

ビールだけでこんなにアッパーになれるはずがない。 テンションの高さがコロコロコミック並。 漫画としては面白く読んでいるけど山形が人として好きかと聞かれたらわたしは首を傾げますね!!でも薄いカツ食べたいし寝かしビール飲みたいしカキ氷食べたくなっちゃったりしたよね!! 読んでいるとこちらもよくわからないけどテンションが上がって怒りなのか喜びなのか空腹なのかよくわからないけどテンションが上がります。(某政治家構文) 漫画読んでて「うるせえ!」って思ったのははじめてですね。無音なのにうるせえの凄いと思います。 人としてはどうかと思うけれども山形の周りにいる人たちは楽しそうにしてるし、夏の終わりから秋口にかけては少しだけ静かになったし憎めないっちゃ憎めないんだなあ…。漫画としてはまあ面白いし料理は美味しそうだし…。 にしてもビールだけであんなにアッパーにはなれねえ!

大漁! まちこ船 戦え! 北極警備隊 三宅乱丈 Extra Works

マグロの餌として生きる女の奮闘記ギャグ「大漁!まちこ船」

大漁! まちこ船 戦え! 北極警備隊 三宅乱丈 Extra Works
かしこ
かしこ
1年以上前

脱サラして漁師を始めた小川はすれ違ったマグロ漁船に小柄な女の子が乗っているのを見つける。彼女の名前は「まちこ」。実はただのマグロの餌である…。船長から釣り竿の針を口に付けられ海に飛び込みマグロに食われる、それが彼女の仕事、そう!使命なのです。最初はひ弱な都会人の小川に興味がなかったまちこですが、だんだん恋愛モードに入っていきます。なぜなら卵を産んだから。見た目は人間の女の子ですが何故か産卵するんです。自分が産んだ卵に小川から「かけてもらおう」と思い立ってから色んなすれ違いが起きるんですけど、すごいですよ。超爆笑モノです。何を言ってるのか分からないと思いますが、本当にそういう漫画なんです。私にとって「大漁!まちこ船」が理想的な漫画の一つかもしれません。それくらい大好きです。 もう一編の「戦え! 北極警備隊」は三宅乱丈先生の思い入れがものすごくある作品のようです。近未来SFギャグ漫画なんですけど、何が起こるか分からない具合で言えば「大漁!まちこ船」よりすごいです。どちらも傑作であることは間違いありません。大船に乗った気持ちで読んで大丈夫です。

引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番

最近よくあるやつだけど動物好きならいいかもしれない

引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番
さいろく
さいろく
1年以上前

まだ1巻しか読んでないですが、絵柄も最近っぽさがある中で上手だし、ギャグ表現が少し安心する古臭さもあって読みやすかった。 すごく乙女ゲーな内容なんだが聖獣がいっぱい増えてもっとファンタジー寄りになってくれるといいのだけど。

30周年だよ 全員集合! 天才まんが家殺人事件

キャラ全員集合! 新井理恵先生の本音ぶっちゃける画業30周年読切

30周年だよ 全員集合! 天才まんが家殺人事件
名無し
1年以上前

あのキャラもこのキャラも登場しているのが嬉しいのは勿論のこと、この読切や連載についてのぶっちゃけ話が面白かったです(いや、実際には笑えない内容なのですが…) 「正確には30周年は11月だけど、今月号にしかページに空きがなかったからブッ込まれた」 →本当は11月号でいけたけど担当が「時期外れの方が美味しいから」と断った 「猫山さんの原稿は5巻分まで出来てるはずだけど、3巻までしかでてない」 「それらの宣伝は自分でしなきゃ誰もしてくれない」 →この読切について、たしかにflowers9月号の表紙に一切記述がないなと気づいて震えました。 大ベテランでもこんなに厳しい状況なんですね…。 年に3冊しか出ないという増刊flowersの阿那亜鬼威保育園!!、単行本で読めるのを楽しみにしています。 https://twitter.com/arairie_manga/status/1288186567891197952?s=20

#BがLする 4ページアンソロジー ~そのとき僕は、恋をした!~

良いBL作品を探す手段としても役立った。

#BがLする 4ページアンソロジー ~そのとき僕は、恋をした!~
nyae
nyae
1年以上前

タイトルの通り、いろんな作家さんが描いた4PのBL漫画を掲載したアンソロジーです。普段BLを描かれてない方も参加していますので、この作家さんがBL描くとこういう感じか…!という良い発見があります。 漫画自体はすべて4P完結なので、それぞれがどうということでなく(もちろん全部あますことなく素晴らしいBのLでしたよ)この漫画を描いた作家さんは普段どんな作品を描いているのかな?と都度調べて、面白そうだなと思ったらポチる、の繰り返しをしていることに気づきました。この商売上手め!! なのである意味カタログ的な役割を果たしていたのです。あくまで自分の場合ですけど、もし「面白いBLを読みたいけど多すぎて探すの大変…」という悩みをお持ちの方にこれを差し上げたいという気持ちです。

コリドー街の女たち

コリドー街、そこはナンパの聖地

コリドー街の女たち
名無し
1年以上前

日本一有名なナンパスポット、コリドー街で生まれる数々のロマンスを描くオムニバス。 1話目は5年彼氏がいない34歳が今一度女として返り咲くために初めてコリドー外へ繰り出す話。結局相手は身近にいたってオチかよ!と多少イラッとしつつも、これ系の漫画はなんか読んじゃうんだよな…。 34歳で根本の白髪が気になるって、それは老化じゃなくて体質でしょう。 コリドー街の意外な誕生秘話が面白かった。

シマシマ

不眠症の女性に「添い寝」相手を派遣するサービス

シマシマ
かしこ
かしこ
1年以上前

添い寝フレンドなんてものが流行ったりしましたが、この漫画はそれより前でしたから流行を先取りしてましたね。不眠症の女性の為に「添い寝」してくれるサービスと聞くと、お客さんと恋愛関係に発展したりしないの?など疑問に思うことがありますが、大体のことは作中でも触れられていて満足感がありました。現実ではこんなに上手くはいかないだろうけど、添い寝してくれる男の子4人と雇い主の主人公のキャラが魅力的なので細かいことは気にならなかったです。セリフの言葉選びや脇役の使い方がワザとらしくないので男性読者にも人気があるんだろうと思いました。もちろん誰に添い寝してもらいたいかな?と考えながら読むのも楽しいです。ちなみに私はマシュがいいです。

幸福ノ學習社

幸せの訪問販売

幸福ノ學習社
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

「Y氏の隣人」以降に発表された「Y氏」の亜種マンガの一つで、平成14年〜16年の「週刊ヤングジャンプ増刊・漫革」に掲載された作品。(未収録作品あり?) 話の枠組みは、ほとんどY氏と同じです。アイテムを持ってくるのが神様ではなく、人間の役割になっている所がY氏と異なります。 幸福ノ學習社という教育教材の会社を通じて、悩める青年たちに教材(謎アイテム)が無料で渡され、正しく使えば人生の成功へと導いてくれるというお話。 どんなに道具が便利で正しくても、成功するか失敗するかは使う人間次第なのは変わりません。 ところで、会社に供給されている尋常でないアイテムの出所は、もしかしてY氏の隣人に出てくるアノ人たちでしょうか?

味いちもんめ 独立編

描ききらないから感じとれる「店」の味わい

味いちもんめ 独立編
名無し
1年以上前

「味いちもんめ」は料理マンガとして長期連載に至っている 和食と人間ドラマを描いているヒット作。 だが自分としてはラーメンとかカレーなどに比べれば 日本料理屋の和食は親しみもインパクトもない料理の話で、 あまり興味を引かないマンガだった。 和食はどーたら、とか小難しいと感じたし。 人情ドラマとしてもそれほど深くないし、と感じて。 なので大体の登場人物達やマンガとしてのスタイル、 おおまかな話の流れは知っている、という程度でいた。 嫌いではないけれどもスペリオールを読む機会があるなら読む、 という感じだった。 たまたま「独立編」の単行本を読む機会があり 「お店の経営とかも絡む話になったのか。  それなら面白いかも。」 と1巻から6巻まで読んでみた。 面白かったし、自分の理解が色々と足りなかったんだな、 ということが判った。 それまで自分好みではないと感じていた要因として 「マンガとして絵の表現が少ない」 「セリフで説明をするシーンが多すぎる」 と感じている部分があった。 添付した画像は独立編の第4巻の1シーン。 こういう場面だったら自分としてはマンガだったら 「通常の和食技術で鮟肝を調理する絵」 を描き、その次に 「フランス料理でのフォワグラを調理する絵」 を描くのが、文章だけでなく絵で表現できる マンガならではの手法だし、良さだし、 そうすべきだ、と思っていた。 セリフで説明するのは芸が無い、 絵も活用して判り易くしてこそのマンガだろ、と考えていた。 例えば「美味しんぼ」とかはそんな感じの 話の展開が多かった。 場合によっては「口で説明するのは簡単なんだが・・」 とかいって山岡さんは話を打ち切って、 わざわざ北海道とか九州とかに直接に行って 「現地で実際に見て説明する話」 にしてまで絵的に表現するマンガだった。 なかには超能力者を登場させて時と場所を超越して 登場人物がその目でそれを見ているから、と絵的に 表現する話もあったりした。 そういう話と「味いちもんめ」のセリフ過多?の 話を比較して改めて 「どっちがリアルなんだろうか」 という点で自分は考え直すところがあった。 いまは「味いちもんめ」のほうがリアルだと思う。 実際に料理店で料理を味わっているときに、 どんなに美味しい料理を出されても、 意識が別世界に飛ぶということは殆ど無い。 頭の中に調理人が料理を作っている光景が浮かぶとか、ない。 よし現地に行って確認しよう、なんて思わない。 やはりその店のその席に座り箸を握り椀を持ち、 店内のBGMや周りの会話も耳にし、 カウンターの向こうの板さん達の仕事振りも見て、 お店全体の雰囲気に包まれながら料理を味わうのが普通。 そういった、皿の上だけでなく店全体を味わう感じ。 知識を得るのではなく店の雰囲気を味わうのが大事。 突然にフランス料理の絵なんか見せても、そんなマンガじゃ、 日本料理の店の雰囲気を伝えられない。壊すだけ。 その辺をリアルに感じさせてくれるマンガかもしれない、 そう思ったりした。 (直接に現地に行っちゃう、という展開も  だからマンガは面白いという面はあると思います) 料理や調理方法を正しく理解するということと、 お店に入って料理を味わうということ、 それぞれは微妙に違うし、現実には 料理は皿の上のものだけで味わうのでは無く そのお店の全体の雰囲気の中で味わうもの、 その点が、重要視すべきで現実的なんじゃないか、 そこらへんも含めて「味いちもんめ」は 「店の味」を描いて伝えたいマンガなのではないか、 そう思いました。

セナのまわり道

友達になれる気はしないけど一度お話ししてみたい

セナのまわり道
野愛
野愛
1年以上前

セナちゃん好きですねえ。たぶん友達にはなれないと思うし、テンポも性格も合わない気がしますが、好きです。 おしゃべりで真っ直ぐで、所謂性格が良いとか優しいとか善人ではないけれど、彼女なりの正義感があって筋が通ってる。義理人情に厚いとはこういう人のことを言うんだろうなあ。 例えお客さんであろうと媚びへつらうことなく自分を貫くセナちゃん、が運転するタクシーに乗ってみたいかというと…どうだろうなあ…。旅先で乗せてもらえたら楽しいかも、法定速度ガンガン越えて逆走されたらさすがに嫌だけども。 でもこんな人と一度でも出会えたら忘れられない思い出になりそうだし、缶コーヒーもらったらまた会いたくなっちゃうだろうな。 やっぱりセナちゃん好きですねえ。読めばきっと好きになるはず。

先生と言われるほどの馬鹿でなし

10年の時を経て新たにつながる教師と生徒。

先生と言われるほどの馬鹿でなし
まるまる
まるまる
1年以上前

タイトルや表紙からは内容が全く予想できなかったのですが、読んでビックリとても読みごたえのある作品でした。最初新人さん?と思って読んでましたが、単行本たくさん出してる方なんですね。絵もとても上手です。 主な登場人物は、10年前に臨時の担任だった花村先生と、その生徒である理乃。 理乃は熱血教師が理想なので、ノリが軽い花村が嫌いでした。そしてついに花村は女生徒と淫行問題を起こし、辞めてしまいます。 それから10年が経った現在でも、なぜか理乃はその出来事を夢に見るくらい忘れられていません。そんな時、少年野球のコーチをしていた花村と偶然再会をして、少年野球の手伝いをするようになります。そしてひとりの保護者が花村が起こした問題をを知ってしまうのですが、それによりなぜ理乃はいつまでも過去の出来事を引きずっているのかが、明らかになるのです。 10年前は秘めていた思いをお互いに明らかにしたことで、新しい関係を構築できそうな前向きなラストにキュンとしました。

ボクはしたたか君

俺に休載というのを教えてくれた...

ボクはしたたか君
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

超問題児のしたたか君が如何彷町に引っ越してきて大沢城小学校に転入するところから始まる。主人公らしからぬ言動のしたたか君や周りの友達の中でも「佐々木コタロー」がお気に入り。久しぶり読み返したけどやっぱりいいな。 個人的には「奇面組シリーズ」より面白いと思うね ボクはしたたか君はすごい好きで、毎週楽しみに読んでいたし新キャラクターが登場してより面白くなりそうなところで作者が体を壊し休載をし、そのまま連載が終了してしまった。

かたてかなでて

義手でコントラバスを弾く成瀬さん。

かたてかなでて
名無し
1年以上前

片手が義手のコントラバス担当の成瀬さん、が嫌いなトランペット担当の小寺くんのはなし。 義手であることを考えて、多少演奏レベルが低くても「無理させたら可哀想」「いてくれればそれでいい」という部員たちと「練習をして上手くなれ」と指摘する小寺くん。そのせいで小寺くんは部内の空気を悪くする嫌な奴という立場になってしまっていました。 本当に彼女のことを考えているのはどっちだろうかというのを考えさせられます。 コントラバスがやりたくて吹奏楽部に入ったなら、他の部員に負けないレベルまで努力するのは当然のこと。しかし、成瀬さんの気持ちにもしっかり熱いものがありました。もし部活内に小寺くんがいなかったら、成瀬さんもずっと義手を理由にして頑張らなかったかもしれないですね。そのうちコンクールにも出場できるようになればいいと思いました。

阪神タイガース創設80周年記念増刊号

阪神タイガース創設80周年記念増刊号という奇跡

阪神タイガース創設80周年記念増刊号
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

ビッグコミックオリジナルの増刊で色々あるけど阪神タイガース創設80周年記念増刊号というむちゃくちゃすごい特集の雑誌です。 マジで阪神タイガースことしかないという奇跡の雑誌。阪神タイガースのことを知らなくても、掲載されているマンガがどれも面白いし、「フィクションで見る阪神タイガース」というコラムもむちゃくちゃいいし阪神タイガースの歴史まで書いてある。読んだ後には阪神タイガースについて詳しくなってるのは確実 本だとちょっとプレミアがついて高くなっているので電子書籍で買うのが得だと思います。

3分間の魔法〜会えない人〜

面白かった

3分間の魔法〜会えない人〜
名無し
1年以上前

妻を亡くした主人公は、1年経ってもまだまだ死を受け入れられず、3歳の娘の口から妻の話題が出るとすぐに話を変えてしまうし、「3分間だけ幽霊が見えるアメ」を5万で買ってしまうほど。1周忌で妻の家を訪れた際、娘が行方不明になってしまい…。 アメの使い方が完全に予想外ですごく良かった! ぜったい娘探すのに使うでしょ〜〜と思ったら、使わんのかいってなって、最終的にメチャクチャ心温まるオチった。すごくいい。

ざわざわ毛糸

やっぱ谷和野はこうでなくちゃ! #読切応援

ざわざわ毛糸
ぺそ
ぺそ
1年以上前

も〜谷先生ワールド全開の読切で最高だった…! 洋服、建物、日用品…谷和野先生が描く昔の西洋の田舎村の暮らしぶりがもう素敵で、そこへさらに森の動物たちから頼み事をされるというファンタジー要素が加わり、独特の味わいになっています。 全体的に絵本っぽい雰囲気(ウクライナの絵本「てぶくろ」を思い出した)なんだけど、主人公の少女・フラーが結構いい性格をしてて内心でのツッコミのキレがいいところが面白い。 生意気なフラーと厳しそうなサンダー婆さんが仲良く一緒に夢を見る結末が優しくて温かくて…和やかな気持ちになりました。 メルヘンとコメディのバランスが絶妙な本当に素敵な読切です。いつか単行本として出してほしい…! 【あらすじ】 ヨーロッパの田舎町に住む少女・フラーは、村には食料品店しかないため、日用品を買うとき彼女は近所の人々の御用を聞いてからお使いへ行く。 渋々、気難しいサンバー婆さんのとこに聞きにいくと、「晴れた夏の空の色を青い毛糸」を頼まれる。するとそのお使いの帰り道、森のリスに青い毛糸を少し分けてくれないかと頼まれて…。

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