絶望の恋、絶望の恋人 #1巻応援
成功ごとにチャリンチャリンと貯まっていく。
タカオー!って呼びたくなりますね。 彼女とヨリ戻したいがために、浪費家から一転 し節約に励むタカオの姿、素敵でしたよ。 チャリンチャリンとね。 節約しながら出会う人達を通して、節約する所としない所の良い塩梅を見つけていくところも良かった。 ピリピリしちゃいそうな節約話を、コミカルにロックキュートに描いてて面白可笑しく楽しく読みました! 3巻で終わり寂しい、もう少し読みたかったな!
続巻お待ちしてます! #推しを3行で推す
・妹が突然神様になってお兄ちゃんは大変です系で勿論お兄ちゃんは覚醒持ちです ・ツッコミセンスが好きでこれは良い!って思いましたが掲載紙が休刊になり続巻出てません ・続巻お待ちしてます(2回目)!
作風が変わった
作者さんの過去作は読んできたんですが、今作でだいぶ作風が変わったんだな~と思いました。 萌え漫画・日常漫画としては内容はちょっと薄いし、エロメイドってタイトルのわりにキャラの露出が多いだけでエロくないし…不思議な漫画です。
主役が美少女?違うよオッサンだよ? #推しを3行で推す
・タケノコで煩悩退散させる巫女ちゃんとけしからんチチのドジッ子と黒幕不思議系少女と変態オッサンズのコラボレーションが魅力 ・表紙詐欺の類いですので、お好きな方は悦んでひっかかるが吉 ・穴があったら入れてしまえ的な性的な描写も ※ただし対象はオッ△%に限る
最初に金髪ゴリ… ヒロインと出会ったのがチート
なろう系コミカライズです。 原作は未読で漫画のみ25話まで読んだ感想です。 よくある異世界転移もので、チート能力を持たない主人公が『理解』で活躍します。 金髪騎士ゴリ…ヒロインに『歪な鏡』と評される主人公は 善意には善意で、悪意には悪意で応じます。 一般人・高潔な騎士・野盗・邪悪な企み、全てを等しく『理解』する主人公は有能ですが危うさも有ります。 何の説明も無く放り出された異世界で悪や理不尽ばかりと向き合えば邪悪な外道に成り果てたかもしれません。 しかし、言葉すら通じない世界で彼の前に現れたのは脳筋ゴリ…ヒロインでした。 善悪あわせ持つ主人公とは反対に どこまでも善良で真っ直ぐな彼女は、折れかけた彼の心を救います(本人が後に述懐)。 タイトル通り『無難に生きたい』主人公ですが、自分だけでなく、剣の一振りで森を薙ぎ倒すゴリ…ヒロインや親しい人達と『(一緒に)無難に生きる』為に、無難とは程遠いヤバイ陰謀に首を突っ込んでいきます。 主人公が最初に出会ったのがマジカルメタルゴリラ(by主人公)で本当に良かった・・・。 ダークファンタジー系でエグいシーンもありますが、コミカルで可愛いシーンもあり 全体としては読みやすいと思います。 ストーリーは面白めの異世界もの、という感じです。原作の方が良いかもしれません(未読ですが)。 でも漫画版も主人公の内面変化を吹き出しの色で表現したり、工夫していると思います。 イリアス(ヒロインゴリラ)・カラ爺・ウルフェなど魅力的なキャラクターが居るので、彼らの言動を毎回楽しみにしています。
魂を救ってくれる作品
好きなひとが幸せであればいい。自分の声なんて届かなくても、幸せでいてくれたらそれでいい。 でも、声が届いてしまったら。側にいたいと思ってしまったら。 ネットの中だけで活動する歌姫・ヒナ。ヒナの歌声に救われたひきこもりの少女・かなえ。 偶然の出会いにより、2人の距離が縮まっていきます。 誰かに届いていればそれでいい 歌声が聴けたらそれでいい ささやかな望みは、2人が出会うことによって膨らんでしまいます。 あなたが幸せであればそれでいい、でも側にいたい。あなたに聴いてほしい。 膨らみきった望みが行き着く先は、切実だけどシンプル。 多くを求めてしまっても、距離が近づいても離れても、根底にあるものは変わらないのです。 ナヲコ先生が描く結論は、いつだって優しくて確かなものです。 本当に本当に多くの人に読んでほしい。 魂の柔らかいところに優しく触れてくれる作品です。
奥浩哉最新作、映画監督を目指す男子高校生が憧れのセクシー女優と出会い…
【掲載誌】 ビッグコミックスペリオール2018年第1号(2017年12月8日発売)より連載開始 【代表作】 『GANTZ』 『いぬやしき』 【受賞歴】 『変』 ヤングジャンプ 青年漫画大賞 準入選 【公式ページなど】 奥浩哉 Twitter https://twitter.com/hiroya_oku?lang=ja GIGANT公式 Twitter https://twitter.com/gigant_superior
「ヒトノ賞味期限」はいつまでか?
青年誌に掲載されたものだからか内容的にキレッキレな短編ばかりでした。特に「ヒトノ賞味期限」という話がいい。主人公には憧れの幼馴染みがいた。名前は亜砂子ちゃん。小さい頃から美人でいじめられっ子にも冷静に言い返すような頭のいい子だったけど、高校生になって普通の男の子に夢中になっている姿を見て主人公はガッカリしてしまう。当時のことを大人になって思い返して「人の賞味期限は他の誰かに勝手に心の奥底で決められてしまう」と感じたことを小説に書いたところ入選し、それを読んだ亜砂子ちゃんと再会することになり…。ちょうど人間の残酷さについて描かれた話を読みたいと思ってたのでいい作品に出会えてラッキーでした。
浮気はあたしのせいじゃないし #1巻応援
同級生の彼女がいながら、別の女子に誘惑される女子が主人公の本作。実は1話冒頭に、こんなモノローグがあります。 「だってあの時 君が可愛いって言ってくれれば きっとあたし悪いことしなかったのにね」 ……悪いことするんですね笑 どうやら「悪いこと」に向かって進んでいくようですが、どの様に悪いことに向かって進んでいくのか、誰がどう悪くて、どういう言い訳をするのか……あえて最初に先行き(ネタバレ?)を提示することで、却って内実が気になって仕方ない。下世話なスポーツ紙の「〇〇不倫発覚/か!?」というアオリの様な、強い誘引力(/は新聞の折り目ね)。 そして面白いのは、彼女持ちの主人公を誘惑する「二番目でいいよ」と言う女子。 この子の言い寄り方が巧みで、思わず「浮気するのもしょうがないな!」と感じてしまう程。突然至近距離に近寄り、恋愛可能性とメリットを提示し、駆け引き、取り引き、責任転嫁と、この1巻だけで恋愛心理テクニックの指南書になりそうなくらい。 テクニカルに見えるということは、そこにあるのはやはり、かなり下衆なものだという事。治安の悪い百合、確かに拝領しました!
大人になったガノタ達へ
宇宙世紀0080年1月1日、連邦とジオン公国の間に終戦協定が結ばれた……とのことで、1月1日は(ガノタ的には)一年戦争終戦記念日です……という書き出しで以前、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のクチコミを書きました。 https://manba.co.jp/topics/20337 一年戦争から続く宇宙世紀サーガを通して登場する人物に、ブライト・ノアが挙げられます。ここからはそのブライトさんを主人公にした珍しいマンガ『機動戦士ガンダムUC 虹に乗れなかった男』をご紹介します。 一年戦争時に若干19歳でホワイトベースの艦長に就任。それ以来エゥーゴ、ロンド・ベルといった非主流の部隊(しかも割と反抗的な)で、戦艦の艦長を務めてきたブライトさん。 彼はシャアの反乱を阻止した後、地球連邦軍の高官と思しき「声」に尋問を受ける。二人の人物を人質に取られ、シャアの反乱で見た物を曲げて証言するよう迫られながら、彼はこれまでに出会ってきた「ニュータイプ」達の事を考える。 ブライトさんの胸中として、一貫して後悔の念が綴られる。若く感受性豊かで繊細なニュータイプのアムロ・レイ、カミーユ・ビダン、ジュドー・アーシタに対して、何もしてやれなかった……そしてその後悔は、シャア・アズナブルに対しても、そして息子のハサウェイ・ノアに対しても向けられる。 父親のように導いてやりたかったけれども、叶わなかった。思いを汲んで接したかったけれども、余裕がなかった。ひとつもうまくいかないという悲しみには、子供と接して来た身として共感する。 子育ても人間関係も、失策に気付くのはいつも後からなんだ……『閃光のハサウェイ』での、息子がやらかした事を知ったら、ブライトさんはまた同じ失望をすると思うと、切ないなぁと思うのです。 私達と等身大の、平凡な大人・ブライトさんの悲しみと、それでもなんとか自分の道を見出す姿に少しの希望をもらう、とても「大人な」ガンダムマンガ。カッコいいMSを求める事から卒業した大人の皆さんにオススメします。
能力に目覚めたらそりゃ悪用するよな #推しを3行で推す
カネコアツシならこう描くだろって感じのダークヒーロー。正義と悪が単純な二項対立でないこと、世界に対する恨みの持ち方が今っぽい。カネコアツシ、望月ミネタロウ、松本大洋は自分が若い頃から読んでいるが、それぞれに表現が深化している。
高校生イチ
「殺し屋1(イチ)」の序章的な作品。この連載があったからこそ「殺し屋1(イチ)」が生まれたんだなぁ…。高校時代のイチもいじめられっ子で一見気が弱そうなのと、あるトリガーが発動すると我を忘れて暴力を楽しんでしまうという基本設定は変わらない。ここから更に「殺し屋1(イチ)誕生編」に続きます。
日本資本主義の父・渋沢栄一の人生を辿る新連載
2024年にはお札の顔になることが決まっている渋沢栄一の人生を描く新連載。 大河ドラマ(主演・吉沢亮)も決まっているということで、その予習という意味でもとても興味深い。 1話では幼少期の栄一(漫画では栄治郎)が、藍染の原料となる藍の栽培が盛んな地域で育ち、藍の栽培で日本一を目指すことを志します。 権力や理不尽な暴力に屈せず、こうと決めたら絶対に曲げないとても芯の強い子どもです。なので親もちょっとタジタジなようすがコミカルに描かれてます。渋沢栄一氏に関する細かい情報は知らないので、そんな子どもが今後どんな人生を歩むのか… 次回からはもう「青春篇」が始まるそうです。
超金持ち女子校ってこんなんなんだ
タイトルと表紙の雰囲気からお嬢様学園内の抗争を描いたギャグっぽいフィクションなのかな〜?と想像してたけど、どうやら作者本人の実体験をベースにした話のようです。立川のはずれに住んでいる公立中学出身の主人公が生まれた時から山手線の内側に住んでいるようなお嬢様達と親しくなるべく、猛勉強して私立ブルジョワ学院に入学し、本物の金持ちの生態に戸惑いつつ青春を謳歌していきます。 田舎者の自分からすると主人公ですら都会人なので最初はあまりネタを理解できていなかったのですが、主人公が学校生活に馴染んできた頃から面白くなってきました(3年間毎年修学旅行に行けるなんて流石ブルジョワだ!そんな学校が本当に存在するなんてにわかに信じられんけど!)。しかし文化祭の演劇で活躍していた赤毛の女の子が誰なのか分からないまま終わってしまうのは消化不良だったなぁ…。続編はないのだろうか?
イチが殺し屋になったきっかけ
「殺し屋1(イチ)」本格連載前のパイロット版。高校時代編「1-イチ-」で転校生を殴り殺したラスト後、少年院を出所したハタチ頃のエピソードが2つ収録されています。ただWikipediaによると「殺し屋1本編とはパラレルワールドの関係であるとされる」らしいです。でも読んでみて損はないと思う。
百合と不思議な家族のカタチ #1巻応援
母を亡くして引き取り手の無い中学生男子・ゆうくんは、母のはとこの女性・建子(やすこ)に引き取られる。ゆうくんが共に暮らすことになる建子と、同居人のおりょうとさゆりの三人にはある共通点があった。それは、三人ともゆうくんの母親の、元カノという事。 女性と付き合っていたのに、男性と結婚して子供まで産んだゆうくんの母親。様々なわだかまりがあるはずなのに、何故か楽しそうな三人の共同生活。そこにゆうくんが加わる事で、思い出は溢れ出すし三人は張り合い出すし……と動き出す一方で、ゆうくんの保護者として緩やかに協力する。 何となく気の合う「元カノ同士」という連帯は穏やかで良い。三人ともゆうくんの母親に多少未練があるのと、既に家族として安定した関係を築いているためか、この三人間での恋愛が示唆されないのも、子育て物として安心して読める(まぁ先は分からないが)。 三人がゆうくんの母親の思い出を語る時、そこには優しい愛がたくさんある。ゆうくんは三人それぞれの百合を増幅し強化する存在だし、クラスの女子関係も繋げる存在。 沖縄に多く見られるらしい現代の中学校での「姉妹制度」も描かれる本作、百合マンガらしく見えないかもしれないが実際は、とても百合に溢れた作品なのだ。 ※一時機Twitterで話題になっていた沖縄の姉妹制度についてのマンガを描かれたのも、本作の作者・宮城みち先生だったりします。 https://realsound.jp/book/2021/12/post-927924.html
女子選手だけのプロ野球チーム
宝塚が好きな製菓メーカーのオーナーの思い付きで女子だけで構成されたプロ野球チーム「メイプルス」が誕生し、巨人や阪神(をモチーフにした球団)と戦っていく漫画です。私は野球のルールを知らない無知な人間ですが、それでも読んでいて面白かった〜!!プロ野球選手の旦那さんに浮気されて腹が立った奥さんがメイプルスに入団して球場で戦ったりエピソードにユーモアがあるのはもちろんですが、男だらけの世界で女子が女子らしく戦っているのが何だか誇らしかったな。負けが込んでる状況でもニコニコ笑顔でいるのは勝利の秘訣かもしれない!色んな人にオススメしたくなる漫画でした。
マンキンの話がしたい
アニメ化決まって無事蘇りましたのでね…。PV見てテンション上がりきったわ。 旧アニメの話でも新アニメの話でも好きなオーバーソウルでも続編の話でもなんでもいいので語っていってください。 俺の推しキャラはジャンヌ様だよ! 特設サイトここ(PV見れる)➝https://shamanking-project.com
朝ドラでも行けそうな内容
途中まで満州が舞台になるのがネックになりそうですが・・・。 女漫画家パイオニアの一人である上田トシコ先生の人生を長谷川町子、手塚治虫両先生など他大物との絡みも交えながら描く女性版まんが道と呼べる力作かと。 漫画界で立場を固めた晩年部がペースアップしたので、その辺りをもうちょっと読みたかった気がしますが、全10巻でまとまって手に取りやすい作品です。
クセが強すぎる異母姉妹のカルテット+1#1巻応援
同著者の「不思議な少年」や「ランド」が好きだったので本作も読了。 破天荒な父親によって、異なる母親のもと産まれた4姉妹が、その父親の死の直前に集結。 遺産相続させる条件として、娘5人が尾崎さん家に住むことを提示。 そして5人目の娘はなんと新生児。 自分の意志とは裏腹に、4姉妹が父親の思いやら5人目の娘の可愛さやらでなんやかやと動いていく流れ。 異母姉妹かつ年の差があることで、色んなバリエーションの性格を演出できるのが面白いところ。 姉妹でありながら、ほぼ他人になりうる危うい関係も、今後の関係性がどうなっていくのか楽しみな展開。 なんとなく、共通の敵?っぽいのが出てくるのか?と予想します。 いずれにせよ、散々父親に振り回されて、色々クセが強くなってしまった(おもに性格)姉妹たちが、家族をどうつくっていくのか、またどうオチをつけていくのか予想ができず、先が気になります。 さっそく共通の敵っぽいキャラがでてきて、2巻目も楽しみです。
主従関係ラブコメの世界を初体験した作品
「ロトの紋章」「ハーメルンのバイオリン弾き」のレビューでも書かせていただきましたが、私、ガンガンっ子なアラフォー。 90年代のガンガンといえば上記2作品に加えて「魔法陣グルグル」なんかが筆頭に上がって来るかと思いますが、個人的には本作をいれて四天王的に好きな作品でした。 (ホントは「南国少年パプワくん」「CHŌKOビースト!!」「PON!とキマイラ」「ライオンハート」「TWIN SIGNAL」「刻の大地」「突撃!パッパラ隊」「忍ペンまん丸」「浪漫倶楽部」などなどあります。ホントこの時代のガンガンが大好きでした。) さて本作の内容なのですが、一人暮らしをしている主人公のもとに、冒険家の父親から八角形のリング(支天輪という)が送られてくる。 その輪を覗くと、突如、一人の女性があらわれる。 彼女は、魔法のような不思議な力で主人をあらゆる不幸から守る、通称「守護月天」、名を「シャオリン(シャオ)」だという。 中国の戦国時代を経験している彼女は、現代の平和かつ技術の進歩した時代を目の当たりにして、色々戸惑っては空回りしっぱなし。 そして、この時代のこの世界では守る必要もないことに気づき、むしろ自分の存在が逆に迷惑だと判断して支天輪に戻ってしまう。 しかし、物悲しそうに一人暮らしをしている主人公の姿をみて、彼の孤独や寂しさから守ることを決意して、一緒に住むことになる・・・という流れ。 いわゆる主従ラブコメなのですが、当時これが自分にとって初体験でもあり、すごく新鮮でした。 また、シャオのド天然っぷりと、優しくて健気に主人を守ろうとする姿勢は、ホントに可愛くて、自分の中の何かのアビリティを解放された気分でした。 主従関係だとメイド服っぽい欧州風が多いですが、本作の中華風衣装もまた良いです。 三角関係、当て馬、おじゃま虫などいわゆるラブコメあるあるもふんだんにあるので、ラブコメ好きな人にぜひおすすめしたい作品です。 余談ですが、 SURFACE と聞いて、マイクロソフトのパソコンではなく 二人組の音楽ユニットを思いだせる人とはウマイ酒が飲めると思います。 というのも 「さぁ」 という楽曲が、本作のアニメのOPだったからです。 https://www.youtube.com/watch?v=I2ykU0wTci4 懐かしくて、たまに聞いてしまいます。
みるみるアップデートされてくおっさんの姿が爽快! #1巻応援
ゲイの青年に出会ったことで古びたジェンダー観をアップデートしていくおっさんの姿が爽快なストーリー。おっさんがそのゲイの彼やその親に失礼な振る舞いをしても周りのひとたち(主に家族以外)が優しく対応してくれるのが救いですね。普通ならシカトされて終わりですから…。 おっさん本人も自分の間違いを認めて、萎縮せずに相手と積極的にコミュニケーションをとっていくのが偉いと思います。なかなかできることではない。とりあえず女性社員にお茶を入れさせようとしたことでなぜ怒られたのか教えてあげたいですね。 この漫画を読んでおっさんと同じく価値観のアップデートをしてくれる人が増えたらなと思いますが、この漫画を読む人はとっくにアップデートしてそうだな、というのも正直な感想。おっさんの息子、翔くんの今後が気になります!
いったいなんだんだこれは!?
コミックデイズの読み切り一覧ページ(https://comic-days.com/oneshot)をなんとなく眺めてたら目についた読み切り。 ドカベンの山田太郎っぽい見た目の主人公がうんことか出てくる小学生レベルの漫画を持ち込んで大失敗し、そこに不釣り合いに美人の彼女が主人公を連れてバイクで爽快に家までかっ飛ばす。 ところが、彼女は実は国家機密の生物兵器のキーパーソンであって..... 彼女の背中の刺青やどこかドカベンの山田太郎を想起させる主人公の「ズラ」、 昭和っぽいアパートのバランス釜、触手プレイ、島田虎之介の「ラスト・ワルツ」で見たような謎の黒い球体、二人のSMっぽい関係性ーーどこをとっても何か変である。 ジャンルで言うと多分SFなのかな、とにかく変。 アダチケイジは野球漫画、グラゼニの作画担当として一般的に知られているが、 もしこの変態的なニッチさを突き詰めていったら違った方向性もありえたのではないか? そんな可能性を感じさせる怪作だった
誰にも言えない想い、実の姉への恋。その恋心に気づいたのは、姉に恋人ができた時。 以来絶望の中、唯一の肉親である姉と離れ、孤独に暮らす妹。彼女のあまりに深い絶望、先の見えない闇が1巻を通じて表現され、その無力感を共有させられる。 どんどん遠くなってゆく姉。それにつれて、何もできなくなる妹。絶望の縁にいる彼女に、姉の親友で、かつて妹を打ちのめした「姉の恋人」でもあった人が、妹と恋人になりたいと言い出し、世話を焼き始める。 妹と姉の親友、双方のままならない恋心。心ときめくはずの恋がどこまでも重く描かれ、その先行きの不安さに我を忘れて没入してゆく。 完全に拗れてしまっている妹の心の救いはあるのか、この切ない人と、その人に恋してしまった人の切なさから、目が離せない。