世界を救え!高橋聖一
なにを理由に生きるのか
自分の大切な人がどんな状態にあっても、自分は自分の人生を生きていかないといけない。姉との思考の差や狼狽がとてもよく伝わってきた。重たい主題を上手く漫画に昇華させていると思う
めちゃくちゃいい百合
隣の悪女の作者による百合漫画。期待していたのは方向性が全然違ったが、とても良かった。正反対に見える女の子二人がみんなの知らないとこで仲良くて、それぞれの秘密を共有している。こんなのいい百合に決まってるじゃん。 作品を読むからいつでも読めるので百合好きはぜひ
ノリが懐かしい
ジャンプフェスタ22で配布された「インスタグラム特別コラボ漫画」とのこと。相変わらず半分くらいはよくわからないし、ほぼ飯は関係ないが、ノリが懐かしくて良かった
偲んで葬送する
劇的な展開はない。亡くなった祖父を回想し、葬送する。それだけの話。なのに主人公の目線、祖父の身体の描き方などが緻密で物語として読みどころがある。いい短編だった
亡くなった母の彼氏と結婚したい女の子の話
タイトルは勢い強めだが、実際はゆるめのラブコメ。 もう少し攻めて欲しかったというのが本音。絵もうまく可愛らしい読み切りというレベルで収まった。
昔読んでたけど面白かった印象。主人公…
昔読んでたけど面白かった印象。主人公の悪態つくけど見た目がかわいいって設定と女形って題材の組み合わせがよかったなー
楽しく心地よい探偵漫画
ホームズかぶれ貧乏探偵のバカミスコメディですが、地道で現実的な探偵業らしさも随所に描かれています。 一事件解決型の15巻分安定して面白かったです。助手のヒロイン涼子さんが非常に可愛く、彼女とのラブコメも売りと言えて、それ込みのすべて濁さない綺麗な終わり方が秀逸。絵も綺麗ではありますが、絵柄の変遷が激しく初期の方が好みでしたね。
腹の底から笑えてほんの少し感動できる #推しを3行で推す
正直、男ウケしかしないタイプの下ネタ漫画ではあるが、秋田のバリバリの方言が下ネタを上手いこと中和してくれてるので、老若男女が読んでもきっと大丈夫!(なはず) 鮭と人の間に生まれた”サーマン”のキモさに慣れれば慣れるほど面白くなってくるので、まずは見た目に慣れるべし。とりあえず一話目を読んでみて、少しでもクスっと来たなら終わりまでイケると思う。逆にここで引いてしまったら読まないほうがよい。 サーマンに振り回されながらも徐々に成長していく主人公たち。これだけ酷い下ネタギャグをやりながら、人を感動させる力を持つ稀有な漫画である。 コミックDAYSで読了 https://comic-days.com/episode/10834108156643150695
「いぬやしき」を読んだ
犬の散歩中に未確認生物からサイボーグ化されちゃったのは犬屋敷さんだけじゃなかったのか…知らなかった。もう一人はイケメン高校生の獅子神君で、彼の方が主役なんじゃないかってくらい活躍してる巻もありましたね。闇堕ちしちゃって飛行機をバンバン落としてくシーンがめっちゃ怖かったです。この世の終わりを感じました…!隕石が降ってくるクライマックスでの「あ…これダメだ…」がリアルにダメだった時のそれだったのが個人的にツボでした。
こんな内見行きたい。キモさとポップさ…
※ネタバレを含むクチコミです。
現代ファンタジーの上手なバランス感
現代っぽい世界でのファンタジー。いわゆるローファンタジーは難易度が高いと考えている。なろうで見てもヒット作は少ない。というのは現代文明や社会とファンタジー要素の釣り合いを取るのが難しいからだ。 本作はその点上手い。違和感なく「遺物」という独自の概念と現代社会をなじませることに成功している。時間遡行した、性格の悪い主人公が利用されていた巨大企業に復讐するという構図もいい。気になった人はピッコマで読めるので、ぜひ読んでみて欲しい
取り返しがつかないということ
皆がワニの容姿をしている世界で人の容姿をしているエイタ。ある日、同じ外見のみぃが近所に越してくるが....という話。 窒息しそうな空気感が上手い。エイタにとってみぃは救いになり得ただろうし、みぃにとってもエイタは救いになりえた。そこの微かな希望の見せ方が上手い。 自業自得だが、みぃを突き放したエイタには相応しい最後だった。でもエイタの気持ちもちょっと分かる。だから辛いし、そこがいい
正直もっと長く読みたい
ブランクスペースの熊倉献の読み切り。漫画家を目指すも個性のない女子と、個性派のネガティブ男子の青春漫画。どっちも自己中心的でだからこそ噛み合っているという感じが良かった。つまりまぁ好きなキャラ達だった。 ”都合の良い”部分だけがピックアップされている感じが良いんだけど勿体無いなと思ったので、もっと長尺で見たい
映画とビンタと
安全に無難に学校生活を送ろうとしていた女の子がイジリの延長から映画に出ることになった話。序盤流されることを選んでいた彼女が徐々に生き生きしくるのがいい。最初のビンタのシーンと終盤の連動が来るのはわかっていたけれど、よかった。 ちょこちょこポーズ取らせてるとこも可愛くていいな。いい読み切りだった
異世界の人々が賢く、ストレスなく読める
異世界の住民の知性を下げることで、主人公や転生者を賢く見せるという手法は、なろう作品を始めとするいわゆる転生モノでよく見受けられる。 これは異世界の人間を賢くしてしまうと、それよりも高度な知識を要するという創作上での問題ゆえに起こる現象だろう。 この作品は転生モノではないが、異世界で農業や技術を本気で持ち込もうとしている珍しい作品だ。知識を有しているのは魔王であるが、他の登場人物も賢いため、ストレスなく読める。漫画という形態では少々文量が多いと思うが、違和感なく読めた。昨今のなろう作品に辟易している人にはおすすめできる一作
このすば!
なろう発のメディア展開の有名な成功例の一つ。漫画も好調で様々な番外編がある。女神ごと異世界転生という発想と個性豊かなキャラクターが見どころ
試し読みをした感想
原作は最新話まで既読。ゲームの世界入り&努力チート系。召喚士という役職設定が上手く、どうなっていくのかを楽しませるのが上手い。試し読みをした感じだと個人的に絵はちょっと違和感。ただ、読んでいくと慣れそうな気もする。
頭がいい!と思った
強くなるためにエロ、グルメが必要という構造を作ったのが頭いいなぁと思う。無理にエロ回やグルメ回などを作ってテンポを悪くしてしまう作品もあるが、強くなるために「美少女とキスをする」「美味しいものを食べる」が必要という形に持っていっているので違和感なく、この読者層が好むであろう展開を見せることができている。いやぁ賢いと思う
追放ものダークヒーローの人気作
仲間に裏切られて、追放。不人気職。闇落ち。奴隷の獣人購入とてんこ盛りの作品。一時期なろうでは、この作品から着想を得たような作品が次々と産まれた。ただ、人気となるだけあってストーリーは王道も意外性もあって面白い。 漫画としてもたまに違和感を覚える構図もあるが、基本的には問題なし。原作が完結済みというのも安心材料だ。
赤ん坊が6ページで高校生になる漫画
テンポが異様に早い。過去回想→転生→高校入学→雑魚モブ狩りまでが一瞬で終わる。このテンポの速さがなろうらしく、漫画で再現できているのは素直にすごいと思う。
く そ 漫 画 ☆ (タイトルで怒らないで本文読んでね) #推しを3行で推す
*読みはじめ数ページで「お食事中の方 大変申し訳ございません」の文字が出ます *主人公は突如「体内の不要なものをエネルギーとして爆発物を生成、体外に排出」できる異能に目覚めるバトルものです *さくさく人が死に、最後には「漫画誕生以来の糞END No1」なんてオビに書かれる最終回を向かえますのでネタ系好きな方は読んで見ても良いかもしれない なんとなくで添付画像は僕が好きな4話の扉絵つけときます
ゲームの世界をバグ技で攻略! なろう人気作のコミカライズ
作品内容としてはゲームのバグ技を駆使した最強モノ。バグというものに対しての解像度が高くて面白い。一方コミカライズの評価は個人的にいまひとつ。 ライトノベルのイラストレーターがそのまま漫画を描いているので作品の違和感は少ないが、漫画としては読みにくく躍動感があまりない。自身は1巻で読むのを止めてしまった。イラストと漫画が別の技術を要すものなのだなぁと改めて感じた。最新刊とかでは上手くなっているのだろうか
絶望の恋、絶望の恋人 #1巻応援
誰にも言えない想い、実の姉への恋。その恋心に気づいたのは、姉に恋人ができた時。 以来絶望の中、唯一の肉親である姉と離れ、孤独に暮らす妹。彼女のあまりに深い絶望、先の見えない闇が1巻を通じて表現され、その無力感を共有させられる。 どんどん遠くなってゆく姉。それにつれて、何もできなくなる妹。絶望の縁にいる彼女に、姉の親友で、かつて妹を打ちのめした「姉の恋人」でもあった人が、妹と恋人になりたいと言い出し、世話を焼き始める。 妹と姉の親友、双方のままならない恋心。心ときめくはずの恋がどこまでも重く描かれ、その先行きの不安さに我を忘れて没入してゆく。 完全に拗れてしまっている妹の心の救いはあるのか、この切ない人と、その人に恋してしまった人の切なさから、目が離せない。
これは「よいこの」SFなのでとてもよい子で終わるが、それはそれでとても良い世界だった。 いずれも割とちゃんと好きなように描いたんだろうなと思ってたらあとがきでもそれっぽい事を仰っているのでほんとなんだろう。 余談というか、最後に少しだけ地球滅亡が無関係な女優の話があるが、これも読み終わった後はスッキリして良かった。 勢い任せではあるものの勢いが衰えないというのはある種強みだなーと思わせられる作品集でした。