誰何Suika

つばな先生の新連載!

誰何Suika
野愛
野愛
1年以上前

つばな先生の新連載!! 冒頭から人が消えまくるのにファンタジーでポップでめちゃくちゃ可愛いです。 失恋したら消えてしまう怪現象が大流行する世界。 学校中の男子に告白されてばかりの美少女・姫あやかは、自分のせいで人が消えることに悩んでいます。 事態を解決すべく姫あやかの友人・もみじと海が思いついた作戦が「あやかをアイドルにすること」なのです! どういうことなの?って感じですが読んでみると意外と納得できちゃいます。そして何よりあやかが可愛いです。 友達想いで行動力があって、でもアイドルが何かよくわかってないもみじと海もめちゃくちゃ可愛いです。 本格的なアイドルになるのか、SF要素が強くなるのか、学校でひたすらわちゃわちゃするのか……どんな展開になるのかわかりませんが、つばな先生だもん絶対面白いはず。これからが楽しみです!

俺と上司のかくしごと

隠れドルヲタ、襲われる。

俺と上司のかくしごと
名無し
1年以上前

部下に仕事を押し付けて先に帰るクソ上司姉崎が嫌いな御門は隠れドルヲタ。 飲みの帰り雨に降られなんと男二人でラブホに入る羽目に。 仕方なく一晩明かそうと眠りにつき違和感を感じて起きてみれば、姉崎が自分のをしゃぶっていて!?しかもかなりうまくて御門はイかされてしまう。 さらには上に乗っかってきて、ハメ撮りまで撮らされて…。 次の日目が覚めると、御門の姿に驚く姉崎。 どうやら酔いといつもの雰囲気の違うオフの御門を見て他人と勘違いし、襲ってしまったらしい。 「頼む!このことは誰にも…」 こうして大嫌いな上司姉崎の弱みを握った御門。 ふたりの歪な関係が始まる。 大好きな嘉島先生の御本の紹介です!! まず絵が好き。姉崎さんえろい。 「今日からは言うことを聞いてもらいますよ」の御門もえろかっこいい。 オフ御門とオン御門のギャップがよいんですよ!!! ぜひ読んでみてください!

アルバの少年と地獄の女王

新時代の悪魔と天使の物語 #1巻応援

アルバの少年と地獄の女王
ANAGUMA
ANAGUMA
1年以上前

人は死後、煉獄での裁判ののち天使が管理する天国と悪魔が仕切る地獄に送られて暮らすという設定を令和にアップデートするとこうなるのか!!という嬉しい驚きがありました。 家族とともに何者かに惨殺された少年ダンテが自身に秘められた謎と事件の真相を求め、地獄の悪魔ヴィーナスとともに復讐に動き出す…という筋書き自体はシンプルですが、とにかく次々登場するキャラクターたちが魅力的。地獄や天国のビジュアルとダンテの秘密をめぐる人物の動き、どちらも海外ドラマっぽいリッチさがあって引き込まれます。 今っぽさと懐かしさが両方感じられる軽妙なやり取りのおかげで気分が重くなりすぎずに読めるのも嬉しいです。絵も抜群にうまくて人物の表情で魅せるレイアウトがツボでした(特に1話!) ダンテを取り巻く陰謀の規模の大きさが匂わされるまでが1巻。ここで読むのやめられる人がいたらすごいなと思う区切りでした。 ダークファンタジー好きな方は要チェックの作品だと思います!

トロピカル侍

そにし先生作品では珍しい人型のギャグ漫画

トロピカル侍
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

ねこ漫画(たまにシーフード漫画)で有名なそにしけんじ先生の人型ギャグ漫画。剣豪・宮本武蔵や佐々木小次郎が南国暮らしを満喫する日常ギャグで、ねこねこ日本史などの猫マンガから入った読者からすると違和感があった作品でした。あまり細かいことは気にせずにゆるい気持ちで読むと楽しめます。

梅さんと小梅さん

懐かしい昭和の匂いがする漫画

梅さんと小梅さん
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

昭和50年代の秋田県を舞台にした、おばあちゃんの梅さんと、孫の小梅ちゃんの何気ない日常を描いた心温まる作品。Instagramに投稿されていたマンガということで、普通の漫画とはいろいろな点で形式が異なりますが、それが他の漫画にない独特のほっこり感を生み出しています。おばあちゃんに可愛がってもらった思い出があまりない自分にとってはまるでファンタジーのような世界ですが、読んでいて不思議と小さい頃の思い出が甦ってくる作品です。

ゴールデンゴールド

神ですら分からない現代の欲望

ゴールデンゴールド
hysysk
hysysk
1年以上前

『刻刻』も大好きで本作も本当に楽しく読んでるのだが、先が気になり過ぎて我慢していたコミックDAYSを購読してしまった。今なら遡れば7巻の終わりから最新話まで途切れず読めるしめちゃくちゃ盛り上がってるから今ですよ今! 物語は終盤に差し掛かってるような気がする。7巻で「フクノカミは現代の人間の欲望や価値感覚が分からないのではないか?」という仮説が出てきた。我々は歴史を学ぶ時などに、過去を現在の感覚で捉えて「昔の人はこんなものを信じてたんだなぁ」などと上から目線になってしまいがちだが、実は「過去から現在がどう見えるか」という視点こそが重要なのだ。人間は昔からお金に振り回されてきただろうけど、今のように庶民がお金で頭がいっぱいな時代(株、FX、不動産、インフルエンサー、保険、仮想通貨…)ってあったのだろうか。 そういった「当たり前に過ごしているけど、よくよく考えたら変だぞこれ」っていうものを象徴的に表現するのに、ファンタジックな現象をうまく利用している。細かい描写に一貫性とリアリティがあって安っぽくならない。 堀尾先生自体はあんまりSNSとかやってなさそうなのに、IT系の話題もしっかり消化して小ネタに挟んでて面白い。あと個人的に恋愛描写が好き。心理戦とか駆け引きを描くのがうまいからかな。

隣にりんごが届きました

ピュアだからこそ心を抉る恋愛漫画

隣にりんごが届きました
野愛
野愛
1年以上前

高校生の春好くんが、お隣に引っ越してきた警察官のりんごさんに恋をするピュアなBL漫画です。 ベランダで壁一枚隔ててお話して、だんだん距離が縮まって、やがて想いが通じ合って……なんて都合の良い展開にはなりません。 年齢差もあって、名前と職業以外はよく知らない。しかも男性同士。距離が縮まっても最後の壁一枚を壊すことができないのです。 りんごさんへの気持ちは膨らむけれど、春好くんには安藤くんという恋人がいる。家族や友達にも相談できない。告白したとて受け入れてもらえるかもわからない。 恋とはなんて難しく、煩わしいものなのか。 自らの恋を貫くと決めた春好くんの真っ直ぐさに心を抉られます。 傷つけても傷ついても前を向いて生きるしかないんですよね。

レコードは死なず(マンガ家編)

「レコード全部やるよ」

レコードは死なず(マンガ家編)
名無し
1年以上前

一言でまとめると ずっと昔に兄にもらったデヴィッド・ボウイの「ヤング・アメリカンズ」 というレコード盤を今も聴き続けている、という内容のエッセイ漫画だ。 わずか2ページかつ、ささやかな内容。 なのに、なぜだか胸にくるものがあるのはなぜだろう? よしもとよしともが今もなお描き続けているという ことを、私は嬉しく思う。

キルアオハル

駄作にもならない粗大ゴミ

キルアオハル
名無し
1年以上前

相変わらず代わり映えのしないキャラクターデザイン、誰も彼も斜に構えたキッズたち。内輪受けみたいな駄々滑りのギャグ。 人格と知識、記憶はそのまま中学生に戻るという、どこぞのなろう系、いやオッサンの痛々しい妄想の具現化。 なんで黒子が受けたかというと、ちゃんと少年漫画のツボを抑えつつ、独自の設定が上手く噛み合っていたからです。 最弱だけど頑張る黒子の姿にみんな惹かれたのです。 他のキセキの世代が主人公じゃあそこまで売れなかったでしょう。 でも多分こっちやロボットの方が作者本来の作風で、黒子の方が変化球だったのでしょう。皮肉なものです。

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編―

北海道で実感する剣心の無力化

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編―
libro
libro
9ヶ月前

「るろうに剣心」の続編の北海道編。戦闘シーンの描写のかっこよさなどはそのまま、物語展開がすごく巧みになっています。テーマはズバリ「明治初期に活躍した幕末の残り香の無力化」。明治時代も進み、舞台は北海道でのまた陰謀阻止になるのですが、お金と銃が普及する中で剣で戦う剣心は体力の衰えもあって無敵ではない。なんと斉藤一もけがであまり活躍できません。ということで新たに物語の中心になるのは明治生まれの子どもたち。武力、お金、知恵をそれぞれ持つ子どもたちがもちろん剣心らのネットワークなどを駆使しながら陰謀阻止に奮闘します。 剣心無双を読みたい人はがっかりするかもしれませんが、時代が変わることで新たな力を持つ人たちの活躍の場が生まれることを実感したい人は是非読んでみてください。個人的にはあの悪役の師匠顔が面白かったです。

学園ベビーシッターズ

難しいことはいわない。とにかく癒やしがほしいときはこの作品

学園ベビーシッターズ
libro
libro
1年以上前

両親をなくした兄弟が、学園を運営する人のもとで育てられながら代わりに学校内のベビーシッター部でお兄さんが働くーーという話なのですが物語が進むにつれてどんどんいい人が増えて初期のつらい設定は薄れていきます。それよりも出てくる子供と高校生がかわいい。絵柄のキュートさも相まってどのエピソードも心がほわほわします。難しいことは考えたくない。とにかく疲れて、頭と目にかわいいものを補給したいときに読みましょう。

ゴールデンゴールド

まとめ読みでわかる面白さ

ゴールデンゴールド
libro
libro
1年以上前

堀尾先生の前作「刻々」もそうだったのですが、ある程度まとめて読むとこの世界観の奥深さや物語の展開のダイナミックさがわかるのでお薦め。一人の小さな欲望が他の人の欲望に火をつけ、多くの人を巻き込む経済発展につながり、逆にその発展に振り回される人たちがスピーディーに描かれています。昭和の経済発展とはこういうものだったのではないかと思わされると同時に、みんなが満足する発展とは何かを考えさせられます。

岩元先輩ノ推薦

椎橋先生得意の超常モノ

岩元先輩ノ推薦
libro
libro
1年以上前

読み切りの時から面白かった作品の祝連載。 時は大正時代。超常現象の軍事利用を図る帝国陸軍の命を受け、主人公が全国の超常現象の噂のある地域を回り、不思議な力を持つ人たちを集めていく物語。今のところ仲間集めフェーズですが、独特のキャラクターと世界設定が面白い。大正時代ということはこのままいくと震災とか本当に戦争とかに巻き込まれるのでしょうか?とドキドキします。

東京ヒゴロ

松本大洋ここにきての最高傑作!?

東京ヒゴロ
TKD@マンガの虫
TKD@マンガの虫
1年以上前

『鉄コン筋クリート』やスポーツ漫画の大傑作『ピンポン』を送り出した 漫画界の生きるレジェンド松本大洋待望の最新作 物語は主人公塩沢が30年務めた出版社を退職し漫画編集者として引退したところから始まり、彼が辞めたことで起こる周りの担当作家や編集者達の変化を丁寧に描写していきます。 私が個人的に松本大洋作品前作で通底して素晴らしいと思う点は『人間の暗い部分弱い部分を逃げずに描写するところ』で、例えば大傑作『ピンポン』でも類稀な才能を持ちながら高い壁にぶつかり一度は卓球から逃げ出してしまうペコという場面で自尊心が打ち砕かれた人間の脆さをしっかりと描写しています。 もちろん今作でもそう言った要素が見事に描かれており 例えば、一度は大ヒットを生み出しながらも長い漫画家生活の中で情熱が擦り切れてしまったベテラン作家長作が様々な葛藤を抱えながらもう一度奮起して漫画に向き合う姿が情感たっぷりに描写されており、 私個人としては「もしかしたらそう言った描写に関してはこれまでの作品の中でも一番なんじゃ?」と思っています。 というのも、今作は漫画に関わる人々というおそらく松本先生から見て最も身近なところに生きる人々を書いているので、人間描写がこれまで以上に切実感とリアルさを持っているのではないかと思います。 ここからは読んだ人向けですが、長作が爆音で包まれるパチンコ屋の中で涙を流すシーンには思わずこちらも涙を流してしまいました。

トーキョーカモフラージュアワー

東京カレンダーのようなおしゃれマンガ?

トーキョーカモフラージュアワー
六文銭
六文銭
1年以上前

今っぽい、オシャレ感が漂うマンガでした。 表面部分と本心部分で乖離があって、なんというか 「人間ってこういうもんよね」 と思ってしまいました。 言いたいことって何でも言わないけど、地味に精神すり減らして行く感じとかを男女の駆け引きを中心に描いて、うなりました。 というか、著者さん、パターンの引き出し多いなと。 どれもハッピーでもなければバッドでもない展開。 人生って二元論ではないから、こんなもんですね。 1話だけでも試し読みしていただければ、合う合わないの試金石になると思いますね。 終始同じようなテンポで駆け抜けた作品でした。

東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー

刑事漫画に「まだこの手があったか」と思わされました 

東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー
libro
libro
1年以上前

数々の名作を生んできた刑事漫画というジャンル。その深く広いジャンルの中で「この手があったか」と思わされたのが国際事件の捜査を手掛ける刑事×警察通訳という組み合わせ。しかも解決するのは東京というサラダボウル化している都市で起こる外国籍の人が絡む事件ーーということで面白くないわけがありません。まだ男性社会の中の女性刑事、同性愛者と解決側をマイノリティにしていることもまだ何かありそうな気がして先が楽しみです。#1巻応援 サラダボウル化した都市といえばニューヨークが有名ですが、いろいろな数字を見たり生活を振り返ったりすると東京も徐々にサラダボウルになっています。具材のひとつとして、わたしたちはどう振る舞うべきかも考えさせられます。

漫画 ミュージカル『刀剣乱舞』阿津賀志山異聞

人気ミュージカルが漫画に!

漫画 ミュージカル『刀剣乱舞』阿津賀志山異聞
libro
libro
1年以上前

ゲームから派生した人気ミュージカル「刀剣乱舞」がとうとう漫画に!これまでアンソロジーや映画のコミカライズはありましたが、正直「お待ちしていました」としかいえません。刀剣乱舞の舞台はキャラクターの魅力はもちろん、その脚本と演出の魅力が長くファンをひき付けています。その脚本を気軽に楽しめるチャンス。まだ刀剣乱舞の世界を知らない人も、舞台の世界を復習したい人も読みましょう!

日に流れて橋に行く

明治の老舗呉服店のプロジェクトX

日に流れて橋に行く
libro
libro
1年以上前

お薦めポイントが無数にある傑作です。一言で表すと「老舗呉服店のプロジェクトX」。ちょうど江戸から明治へと時代が変わる中で、男女キャラクターが生き生きとそれぞれ自分の道を見つけていく姿が描かれます。新しい風をふき込んだときの保守派の抵抗、女性の進出を阻む物など、経営者も従業員もそれぞれが壁を乗り越えていきます。そしてスーツも着物も美しい!!! 無料で小説に自社の店舗を取り上げてもらうには?大きなイベントの時に話題になるには?と今でも通じるマーケティングの基礎も詰まっており、経営の勉強にもいい作品です。

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