![レトロの片隅で](https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,f_auto,fl_lossy,h_160,q_auto,w_160/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/board/thumbnail/195120/7f12b07a-57ea-49cb-8572-12bb68158ccc.png)
文庫版の最終巻に描き下ろし短編が3本収録
2023年の令和にじゃりン子チエ描き下ろし短編が!! ・「チエちゃん」以前のチエちゃんの巻 ・夜のヒラメの巻 ・チエちゃんの定休日の巻 の3本立て! はるき悦巳先生からのミニメッセージも! https://www.futabasha.co.jp/book/97845757283920000000?type=1
大阪の下町でホルモン焼き屋を切り盛りするチエちゃんは小学5年生。父親のテツは無職でケンカとバクチに明け暮れ、母親のヨシ江は家出中。そんな逆境にもめげず、大人顔負けのたくましさで奮闘するチエちゃんと、個性的な登場人物たちが大騒動を巻き起こす!
令和になって、若者の間で人気が再燃しているらしい。
作者さんの子供時代の背景が含まれた漫画と考えると、「ちびまる子ちゃん」と似たような感じだろうか。
言葉が悪くても、子どもが働いて親を養っていても、よくみたら周りの大人で全うに働いている人が少なくても、身内に対する優しさが感じられる。
ちなみに私がじゃりン子チエを知ったきっかけは、ある日突然、父親が買ってきたゲーム。
なんじゃこりゃと尋ねたら、父親がこういう名前の漫画があるんだと説明してくれたと思う。
チエちゃん視点のゲームだったが、何をしたら良いかわからなくて、堂々めぐりを繰り返した。
小学校低学年には難しく、ほぼ進まなかった。
でもあのホルモン焼き屋の内装と外装、みんなチエちゃんに優しかったことと、小鉄は覚えている。
「じゃりン子チエ」についてはゲームくらいしか知識がないまま今にいたり、なんとなく読んでみたらおもしろかった。
関西弁と人情物というと「大阪ハムレット」も良かったけど、より元祖というべきこちらもとても良い。