昭和の粋な男
毎話、毎話、ほとんど同じような話です。 でもさ、110巻まで続けている理由は、個性豊かなキャラクターだと思う。 主役から脇役まで、みんな個性的。 これが釣りバカ日誌だよな。 でも、同じ釣り人として、釣りのために全てを犠牲にする気持ちわかるよ。 どことなく両津勘吉を思い出します。 これが昭和の粋な男ですね。
鈴木建設に勤めるハマちゃんこと浜崎伝助は、とくにこれといった趣味もなく、かといって仕事に燃えるわけでもなく、ただのんびりと毎日を過ごしていた。ある日、上司の佐々木課長に釣りに誘われて、イヤイヤついていったのが運のツキ。すっかり釣りの面白さにはまってしまい、ここにひとりの釣りバカが誕生するのだった!ハマちゃんはいかにして釣りバカになってしまったのか!?釣りのおもしろさとサラリーマンの泣き笑いを描いた、国民的人気コミック!!
人事異動は何度もあったのに、鯉太郎はまだ幼稚園児か小学生か。冗談はさておき、浜崎はちょっと賢くなり過ぎました。スーさんや周りの人間を言い聞かせる程、いっちょ前の口を利くようになった。浜崎には万年、釣りバカであってほしかった。釣りの事しか分からない、単純で、愛されるバカでいてほしかった。それと、佐々木課長がスーさんの正体を知ってしまって、そこからの新たな関係性が見てみたい(それは単なる興味ではなく、今のままではダラダラ続けているだけだから)。でも、作者のリタイアで終了だろうな。