ラジエーションハウス」のモリタイシ先生のもう1つの連載作品。
2つ並行しているからか、刊行速度が年に1度となっております。
気持ち1話単位も短い感じもしますが、テンポよく読めて非常に好きな作品。

「あそこで働く」の「あそこ」とは、コンドームの会社。
結(むすぶ)さんは、研究員として日夜コンドームの研究開発をしています。
彼女に恋するのが、営業の砂上くん。
基本的には、コンドームの市場調査なり、制作過程なりを真面目に説明してくれる流れなのですが、ちょいちょい二人のラブ要素も入ってきます。

とにかく、結さんが、ちっちゃくて一生懸命で可愛いんですよね。
礼儀正しくて、父親のいいつけを守って往復6時間かけて会社に通う生真面目なところも良いです。

砂上くんも、バレバレなくらい結さんのこと意識している感じが初心で、なんとも純粋な二人に関係を応援したくなります。

2巻の終わりから3巻になると、ググっと二人の距離が縮まって、いよいよか・・・!と興奮したところで、3巻が終わり。

4巻、1年後かぁと悶々としてます。

読みたい
あそこではたらくムスブさん

理系清楚女子とちょい奥手男子の真面目な社会人ラブコメ

あそこではたらくムスブさん モリタイシ
sogor25
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ヒロインの名前は結(ムスブ)。主人公の名前は坂上(さがみ)。2人はごく普通の社会人で、会社でごく普通の出会い方をして、ごく普通に仲を深めていく。ただひとつ違っていたのは、2人が勤めているのはコンドームの会社だったのです…! という、まさかゲッサンで連載してるとは予想できないタイトル。でも、実際に読んでみればわかるけど作品の雰囲はとても爽やか。主人公の坂上くんはちょっと奥手な感じがあるけど性格は真面目で好印象だし、ムスブさんは仕事一直線で恋愛に興味なさそうな雰囲気だけど決して人当たりは悪くなく、同僚という意味だけで言えばかなり順調に坂上くんとの親密度を上げていく。 但しその風景に常に紛れ込んでいるコンドーム。そのせいでどうしても会話の端々で"大人の関係"が想起されてしまう。ただ、コンドームの存在自体をギャグにしているわけではなく、コンドームの話をする中で"付き合ってもないのに親密になった後のいろいろの妄想が浮かんで気まずくなる"という、ある意味ラブコメのド真ん中みたいな展開が違和感なく進んでゆく。だからこそ、2人の仲がゆっくり進展していっても、それを微笑ましく見ていられるのかもしれない。 また、忘れてはいけないのはコンドームについての描写。ムスブさんが研究職ということもあり、商品開発の描写はとても丁寧。作中でも言われている通りコンドームはれっきとした医療機器であり、その研究風景は真面目そのもの。そういう意味では理系のお仕事ものとしても読める。 そして実はこの作品、"女性目線"をすごく意識して描かれている作品でもある。商品開発の場面では男性視点の話だけではなく女性側の使用感や潤滑ゼリーの話も出てくるし、女性のお客さんが薬局でコンドームを買おうかどうか迷ってる、みたいな描写もさらっと入っていたりする。そんな描写を下世話な雰囲気を一切出さずに描いていて、作品のターゲットとして女性読者のこともしっかり視野に入っていることが伺える。 もし実際の商品とのコラボなんかが実現したら、もしかしたら性教育的な方向にも展開していけるかもしれない、そんな可能性を秘めた作品。 2巻まで読了

あそこではたらくムスブさん

可愛いあの子が情熱を注いでいるのは…

あそこではたらくムスブさん モリタイシ
nyae
nyae

湘南ゴム工業株式会社に勤める主人公の砂上(さがみ)くんが異動したのは、総合開発部の営業企画室。 彼は研究・開発担当の近藤結(こんどうむすぶ)という女性に片思いをしてます。 そんな彼女は日々真面目に「コンドーム」に向き合い、研究をしているのでした。 ムスブさんとどうにか親しくなりたい砂上くんですが、相手もいないのに結さんから試作品を手渡され、感想を求めてられてしまいます。 結さんは、厳しいお父さんの影響で自宅から片道3時間かけて通っており飲み会にもほとんど出席できないので、じっくりお話することもままならない。 コンドームを可愛い女の子が作っている、というだけだといやらしい印象になりがちですが、あくまで彼女は研究者として、使用する人(特に女性)の気持ちを一番に考えて一生懸命です。 そんな彼女に応えるように、砂上くんも少しづつ才能を開花していきます。 しっかり取材して描かれているのがわかるので、コンドームの知識も身につくし、面白いです。 まだ2人の距離は遠いですが、だんだん結さんも砂上くんに興味が出てきている感じがします。ただ、仮に思いが通じ合ったとしても「厳しいお父さん」というハードル絶対立ちはだかるじゃんという。 1巻のあとがきで、ラジエーションハウスとの掛け持ちがつらいという話があって、無理しないでください…と思いつつ続きは早く読みたい。笑

だれでも抱けるキミが好き

ただのエロかと思ったら

だれでも抱けるキミが好き
六文銭
六文銭

童貞地味男のゴトウとビッチなギャル・アガワさん。 冒頭からアガワさんのビッチさ全開の姿を見せつけられ、ゴトウくんはカルチャーショックをうける。 と、いうのも普段は委員会が一緒で、ギャル特有のフランクさに童貞のゴトウくんは秒でやられて、アガワさんが気になる存在になっていただけに、生々しいビッチさにショックをうけてしまった、、という流れ。 そこで童貞特有の女性に対する幻想に、第3者的に苦しむだけかと思ったら、そんな葛藤も一瞬で、ゴトウくんもアガワさんとやることをやってしまう。 そこが、ひと味違い個人的に面白いと感じました。 ゴトウくんもアガワさんのセフレの1人に成り下がってしまったことで、どこか自分だけは他の男子と違うとか思っていただけに、その落胆さと、身の程をわきまえ始める感じが、哀愁漂います。 ピュアな気持ちなど、最初からなかったのか?と。 アガワさんも掴みどころなく、ポンポン相手を代えるから、またすごい。 そんな姿にゴトウくんが嫉妬で狂いそうになって、今後どう動くのだろうか。 そして、それにアガワさんはどう反応するのかな? アガワさんがヒキ気味だと現実味があって面白いと思ってます。

ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ

嘘か真実か陰謀論

ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ
六文銭
六文銭

自分が何かと恵まれていないのは、何か大きな陰謀によるものではないか?という、ネットではびこる「陰謀論」がテーマの本作。 主人公は、いわゆる社会的に弱者の部類で、それでも自分にも特別な何か(人生大逆転できるようなものが)あるんじゃないかと日夜怪しいセミナーに通いながら過ごす。 そんな中、偶然出会った大学生の女性に恋してしまう。 関係を深めていくなかで、彼女につきまとうFACTという謎の組織の存在を知り、彼女を守るために接触。 そこは、陰謀論に染まった集団で、自分の境遇の悪さも、彼女と出会ったのも全てが大きな陰謀だったと諭され、気づくと彼もまたその思想に染まりはじめてしまう・・。という展開。 社会的な問題を扱う重そうな感じもあれば、コミカルなヌケ感もある。 現実を描いた漫画だから明らかに嘘っぽくも感じつつも、これ実はファンタジー漫画なのでは?と思うと真実のように感じてしまう。 ついつい、陰謀も本当のように感じてしまう。(ちょっと調べればわかるんですけどね) そんな感じで嘘か真実かわからないながら、自分なんかは読んでいたのでめちゃくちゃ楽しめた。 特に2巻。 主人公が上述した恋心を抱いている女性に、付け焼き刃的な稚拙な持論を展開し、一瞬で論破される様は読んでいてホント痛々しく、ゾクゾクした。 共感性羞恥をこれほど感じたシーンはないと思う。 4巻で最終巻らしいけど、どうオチをつけるか気になる。

珍遊記2~夢の印税生活編~

奇跡の続編

珍遊記2~夢の印税生活編~
六文銭
六文銭

小さい頃、色んな意味でトラウマを植え付けられた珍遊記。 当時、絵を見るのも怖くて、だけどドラゴンボールは読みたいから、珍遊記のページにはいかないよう恐る恐るめくっていたのも、今となっては良い思い出です。 本作というか、著者を語る上でもはや絵柄に触れないのは無理なのですが、とにかく子供がみたら泣き出すような絵の濃さ。 特に婆さんキャラのシワがえぐい。 下品な下ネタも満載で絵柄と相まって、初見の方は気分悪くなると思うんですが、、、 著者が、現在、子供向けの絵本作家としても活躍しているというから驚きしかない。 謎に時代を感じる。 さて、本作の内容だか、前作珍遊記の続編という立ち位置だが、前作をなぞりながら、その裏で起きていたことを描きながら始まる。 もう一つの怪作、漫遊記とも繋がっているので両方知っているとより面白いのだが、正直、何も知らなくても大丈夫だと思う。 著者の作品を知ってる人ならわかると思うが、ストーリーはあってないようなもので、とにかく勢いが魅力。 そこは本作も健在で十二分にある。 映画化もした作品だが、玄人受けとか言うつもりもないが、毒にも薬にもならない作品と異なり、モノづくりに携わる人間に、何らかのインパクトを残す作品なんだろうってことは理解できる一作です。

あそこではたらくむすぶさん
あそこではたらくムスブさん 1巻
あそこではたらくムスブさん 2巻
あそこではたらくムスブさん(3)
あそこではたらくムスブさん 4巻
あそこではたらくムスブさん 5巻
あそこではたらくムスブさん 6巻
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今日のあすかショー

今日のあすかショー

京野あすか・中学3年生。「かわいい」じゃ足りない。「天然」ともちょっと違う。小悪魔かと思えば、天使だったり。受け身なようで「攻め系」だったり。――とにかく!彼女の半径5メートルに入ったら、誰もが“キュン”とせずにはいられない。そんな唯一無二の、超ど級な女のコ・あすかちゃん。本人はいたって無自覚だけど、どーしたって周囲はドキドキしてしまう――えろ申し訳ない、美少女観察記。

くちびるに歌を

くちびるに歌を

広い海に囲まれた離島の中学校。三年生になった少年少女たちが集うのは――合唱部。それぞれに、それぞれの事情を抱えた彼らは今、一つの「目的」に向け――――歩き出す。全国書店員絶賛!2012年小学館児童出版文化賞を受賞した話題の感動小説を、青く、切なく、鮮やかにコミカライズ!!

いでじゅう!

いでじゅう!

県立伊手高柔道部。かつては県大会優勝など輝かしい実績を誇っていたが、今はすっかり衰退している。6月に3年生が引退し、2年生部員は0。残ったのは全員初心者の1年生数人だけだ。この厳しい状況の中、部長に任命された林田は部の再建を目指し燃えるが、残りの部員はロクでもないメンバーばかりで…!?伊手高柔道部の面々が繰り広げる、学園コメディー!

まねこい

まねこい

ごく普通の高校生・薗田波留が初めて恋をしたのは、同じクラスで全男子憧れの完璧な女の子・本田知華子!一度は諦めかけた波留の前に現れたのは、願いを叶えてくれるという招き猫・招木猫太郎!不思議なアイテムで波留の恋をサポートしてくれる猫太郎の出現で、波留の恋の行方は…!?初恋を終わらせない「恋招き」学園ラブコメ!!

RANGEMAN

RANGEMAN

▼第1話/あなたが好きだから! ▼第2話/まさに恋の事故現場! ▼第3話/祝 ●初デート! ▼第4話/トキメキッシュ! ▼第5話/捜し出さねば! ▼第6話/君のことが欲しい! ▼第7話/いつだって真剣だったんだ! ▼第8話/ようこそレンジマンへ! ●主な登場人物/大塚錬児(恋愛衝動過剰な高校生。異常なまでのときめきパワーの強さを買われ、レンジマンに入隊する。レンジレッド)、Dr.荻窪博士(レンジマンの生みの親で司令官。表の顔は喫茶店のマスター) ●あらすじ/大塚錬児は、彼女いない歴16年と5か月のモテない高校2年生。この日も告白に失敗し、連続失恋記録99恋敗を達成したばかりの錬児だが、持ち前の立ち直りの早さで、偶然ケータイを拾ってくれた美人に新たな恋をする。その彼女が近所のコンビニ店員だったと分かると、錬児は気を引きたいがために、毎日コンビニ通いを始めるが…?(第1話) ●本巻の特徴/地球を襲う巨大モンスター、そしてそれに立ち向かう戦隊を率いるナゾの博士…。ひょんなことから「レンジマン」の一員となった錬児の運命は? 『いでじゅう!』作者が放つ待望の新作が、ついに登場!! ●その他の登場人物/奥田拓郎(恋愛に興味がないので変身ができないレンジマン。借金を返し、妹弟を養うため入隊。レンジブルー)、風香(国民的アイドル)

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